公開日:2025年6月15日
執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30のポイント

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最後の手段を最初に使っているから、うまくいかない。

最後の手段を最初に使っているから、うまくいかない。 | 人生の落とし穴を避ける30のポイント

時間を作ろうとするとき、睡眠時間を削ることから始める人がいます。

これがいけないのです。

まさに元凶の始まりです。

睡眠時間を削るのは、最後の手段です。

他の手段をすべて試して、ほかに方法がなくなって「いよいよ」というときになって、ようやく手を付けるものです。

にもかかわらず、多くの人は、時間を作るための「最初の手段」として安易に睡眠時間を削っているのです。

睡眠時間を削ると、まもなく悪循環が始まります。

睡眠不足でまともに頭が回らなくなり、日中のパフォーマンスが著しく低下します。

思考力が落ちて良いアイデアも出ない……。

集中力できないので仕事は遅くなる……。

仕事の精度も下がってミスも増える……。

ミスが増えると、そのフォローのタスクが増え、タイムロスが生まれます。

ますます時間が足りなくなり、再び「睡眠時間を削る」という手段に走り、事態がエスカレートするという悪循環です。

常時睡眠不足となります。

表情も悪くなり、新陳代謝も低下して、美容にもよくありません。

いつも目の下のくまが取れなくなるのです。

睡眠欲は人の3大欲の1つであり、生きていくうえで欠かせません。

人は、一切眠らない状態が続くと、最終的に生命を維持できなくなることがわかっています。

だから現在、時間無制限の不眠耐久レースは行われていません。

昔行われていた時期はありましたが、健康に対する影響が大きすぎることが判明し、行われなくなりました。

あるとしたら、24時間や48時間など、制限時間付きの不眠耐久レースです。

睡眠時間を削ることは、命を削ることと等しい行為なのです。

睡眠時間を削らなくても、時間を作る手段はたくさんあります。

  • 業務効率化ツールを活用する
  • 余計な仕事をやめる
  • 無駄な会議をやめる
  • 新しい仕事の依頼を断る
  • 納期を延ばしてもらう
  • 飲み会や遊びの誘いを断る
  • 人に手伝ってもらう
  • 移動時間や隙間時間を活用する
  • 思考力や集中力が必要な仕事は、午前中に行う
  • 早めに出社して、邪魔が入らない時間帯に仕事をする

気づかないうちに余計なことをたくさんしているので、それらを削っていけば、自然と時間はできます。

「周りに迷惑がかかる」「先方に迷惑がかかる」という考えにとらわれすぎないことです。

睡眠時間を削るのは最後の手段です。

健康と生命に関わる手段ですから、安易に手を出してはいけません。

大事な睡眠時間だけは、死守することが必要なのです。

人生の落とし穴を避けるポイント(2)
  • 睡眠を削って時間を捻出ねんしゅつさせるのは、最後の手段とする。
マナーは、時代によって変化する。

人生の落とし穴を避ける30のポイント

  1. 忙しいと、チャンスをなくす。
  2. 最後の手段を最初に使っているから、うまくいかない。
  3. マナーは、時代によって変化する。
  4. キャンセルの電話連絡を、事情もなく他人に代行させない。
  5. 夢を語るだけでは、夢は叶わない。
  6. 最初から飛ばすと、ろくなことにならない。
    マラソンをしたことがないのか。
  7. 今の時代、相手の体にタッチして呼ぶのはリスクがある。
  8. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  9. 話がこじれたときは、原点に返るのが一番。
  10. 仏の顔も三度。
    優しい人だからといって、心が無限に大きいわけではない。
  11. まだ家にいるのに「今向かっています」を嘘をつくのはNG。
  12. 今日誰からも挨拶されなかったのは、あなたが挨拶しなかったからだ。
  13. 空気を読むことを、周りに同調することだと勘違いしていないか。
  14. トイレの個室に入ったとき、まずするべきこと。
  15. お金目的で働いているなら、偉業を達成するのは難しい。
  16. 足りない栄養素があるなら、素直に健康食品を頼ればいいこと。
  17. クレームを言うのはいい。
    乱暴な言い方がいけない。
  18. 話にならないからといって「責任者を出せ」と言うのはNG。
  19. 貧困が極まると、節約をしたくても、できない。
  20. タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。
  21. 振り向くことは、車でいうウインカーだ。
  22. ダウンしたとき、回復を焦ってはいけない。
    急がず焦らず、しっかり休むこと。
  23. ストイックな人が、ついやりがちなこと。
  24. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  25. 親に会いに行けるときには、会いに行ったほうがいい。
  26. スマホを週に2回以上落とす人は、扱い方を見直そう。
  27. 同窓会に来られない人にも、事情がある。
  28. 小さなことにこだわったほうがいい場面もある。
    小さなことにこだわらないほうがいい場面もある。
  29. 表向きのきらきらしたイメージだけで仕事を決めてはいけない。
  30. 「感じの良さ」は、リレーする。
    「感じの悪さ」は、自分のところで止める。

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