職場環境の良しあしはどこに表れるのでしょうか。
社員の様子に表れます。
社員がいつも元気のない表情をしている職場は、総じて居心地が悪い証拠です。
嫌な空気が漂っていたり、情報の透明性が悪かったり、人間関係がぎすぎすしていたりです。
職場は、お通夜のようなしんと静まりかえった雰囲気が漂っています。
職場環境が陰湿だと、自然と社員の様子も元気がなくなります。
エネルギーを奪われる要素が多いので、おのずと社員から覇気が失われるのです。
またタイトな仕事や、残業・休日出勤が多いケースも少なくありません。
そうした職場はおのずと社員の定着率も悪く、会社の業績も振るわないものとなります。
自社でも他社でも社員の様子に元気がないなら、注意フラグを立てておくのがいいでしょう。
一方、職場環境の良いところは、社員がいきいきしています。
社員同士のやりとりがスムーズで、コミュニケーションも活発です。
明るい挨拶が交わされていて笑顔も多い。
動きがきびきびしていたり、みんな明るい表情をしていたりしています。
花が置いていて、空気もきれいです。
そういう職場は、情報の透明性が高く、人間関係も良好です。
社員は、職場環境を表す鏡です。
社員が死んだ魚の目をしていたら、その会社はまもなく危ないと考えていいでしょう。
元気のない社員から、高い生産性は生まれないからです。
この法則は、インターン・会社訪問・転職活動のときに役立ちます。
自分の職場に当てはまるなら、転職を検討したほうがいいかもしれません。
仕事で訪問する職場で当てはまるなら、イエローカードと考えていいでしょう。