「列に割り込む」
「電車内で通話する」
「映画の上映中にスマホをいじる」
「店内が混んでいるのに長居する」
「高齢者や妊婦がいるにもかかわらず、電車の優先席に座り続ける」
そんなとき「法に触れていないから大丈夫」と主張する人がいます。
こういう人は「法律に違反していない限り、何をやってもかまわない」と考えています。
一見すると正論のように聞こえますが、ここに落とし穴があります。
たしかにそれを規制する法律がなければ、罪に問われることはないでしょう。
注意を受けることはあっても、逮捕されることはありません。
しかし、法に触れていないからといって、何をしてもいいわけではありません。
法的に問題はなくても、やはり人を不快にさせたり迷惑になったりする行為には注意が必要です。
これはマナーやモラルの問題です。
世の中には、法律はなくても、最低限守らなければいけないマナーや、社会人として守るべきモラルがあります。
マナーやモラルに問題があることは、やはり避けておくべきです。
法に触れていないからといって、そのまま続けていると、周囲から「困った人」として見られ、大きな反感を買うことになります。
結果として、トラブルに発展する可能性もあるのです。
私たちの社会は、多くの人で成り立っています。
自分は良くても、人の迷惑になることは、遅かれ早かれトラブルになります。
「自分のしていることは、人の迷惑になっていないか」と、客観的に考える目を持ちましょう。
「自分がそれをされたとき、どう思うか、どう感じるか」と考えると、良しあしの判断がしやすくなります。
マナーやモラルに反することは、たとえ法に触れていなくても、控えておくのが賢明です。