大きな口を開けてあくびをしている人を見かけます。
あくびが出るのはいいのです。
人間の自然な生理現象の1つです。
睡眠不足のときや退屈を感じているときは、ついあくびが出てしまうものですね。
誰でもあくびは出るし、あくびをしたことがない人はいません。
あくびをしている人がいれば「寝不足なのかな」「退屈なのかな」と思うものです。
注目なのは「あくびのとき、どんなしぐさを見せているか」です。
のどちんこが見えてしまうほど大きく口を開けているなら、要注意です。
笑うとき白い歯を見せるのと、あくびでのどちんこを見せるのとでは、同じ「口の中」でも、意味も印象もまったく異なります。
「会議中や上司の前であくびを見せるのは良くない」というのは言うまでもありませんが、それだけではありません。
相手から見ると、どんな印象を受けるでしょうか。
やや品位を欠いた印象を与えることもあるでしょう。
表情や口の開け方によっては、ユーモラスに見えることもあります。
友人の前で大きなあくびを見せると「あなたといるのは退屈」「つまらない」「早く帰りたい」という印象を与えるかもしれません。
人によっては、不快な印象を受けることもあるでしょう。
口の中には、食べかすが残っていたり、歯石や歯垢が見えたりすることもあります。
あくびのとき、それらが相手の視界に入ってしまうと、印象をさらに悪くする原因になります。
こうしたことから、あくびをするときは、手で口を覆うのがマナーです。
自然な生理現象とはいえ、せめて隠すしぐさくらいは心がけておくのがいいでしょう。
人を不快にさせないための、小さな気遣いです。
あくびが出るのは仕方ありませんが、少しでも品のあるしぐさを心がけるのが望ましい。
少しでも注意するだけで、余計なイメージダウンを避けられます。
きちんと手で覆うしぐさを見せることで、かえって好印象につながることもあるのです。