「眠くても大丈夫です。コーヒーを飲めばいいですから」という人がいます。
コーヒーには覚醒作用のある「カフェイン」が含まれています。
睡眠不足で眠くても、コーヒーをがぶがぶ飲めば、眠気が吹き飛びます。
強い眠気があるときは、1日に何杯もコーヒーを飲む人もいるかもしれません。
睡眠不足であっても、カフェインの力を頼れば、眠気が抑えられるのです。
しかし、ここで大切なことに気づいてください。
「カフェインで眠気を解消できても、睡眠不足までは解消されていない」ということです。
たしかにカフェインには覚醒作用がありますが、あくまで「ごまかし」にすぎません。
眠気が消えても、睡眠不足は改善されていないのです。
コーヒーを飲んで眠気が消えれば、睡眠不足も解消されたように感じますが、実際は「眠気を感じなくなっている」だけのこと。
睡眠不足の根本解決にはなっていないのです。
このことに気づかないまま、毎回コーヒーで眠気をごまかしていると、睡眠負債を抱えることになります。
「眠気はなくても、きちんと頭が回らない」という不調に悩まされるでしょう。
慢性的な睡眠不足は、認知症の発症リスクを高めるという研究結果もあります。
脳に悪影響が蓄積され、健康にもよくありません。
睡眠不足を解消するには、結局のところ、寝るしかないのです。
裏技のような方法はなく、十分な睡眠を取ることに尽きます。
健康維持に必要な睡眠時間は「7時間から8時間30分」と言われています。
睡眠不足を解消するのに必要なのは、カフェインではなく、睡眠なのです。