年に一度の大セールといえば、ブラックフライデーです。
割引率が大きいうえ、日用品・家電・ファッションなど、規模が大きいことも特徴です。
大幅な割引があると、財布のひもも緩くなります。
「今がチャンス!」「早い者勝ち!」と言わんばかりに、まとめ買いする人もいるでしょう。
思い切って1年分を買いだめする人もいるかもしれません。
普段より安いのですから、逃さない手はありません。
日常の消耗品や愛飲している缶コーヒーなど、必要とわかっているものなら、この機会にまとめ買いするのも悪くありません。
まとめ買いをすると出費は大きくなりますが、大幅な割引で購入できるため、トータルで見ると安くなります。
「計画的なまとめ買いは賢い買い物」といえるのです。
さて、セールで買い物をするのはいいのですが、ここでよくある落とし穴があります。
必要なものだけ買うつもりが、つい余計なものまで買ってしまうことです。
「3つ買ったら、4つや5つ買うのも同じことだ」
そう思い、一気に財布のひもが緩みます。
一度財布のひもが緩んだら、心理的にほかのものまで買いやすくなるものです。
買い物に勢いがついてしまい、次から次へと購入してしまう。
初めは買うつもりのなかったものまで買ってしまいます。
お目当ての商品はすでに購入済みなのに「せっかくだから」と、余計なものまで買ってしまうのです。
そして後で冷静になったとき「しまった、買いすぎてしまった」「この買い物は余計だったね」と気づきます。
余計な買い物で無駄遣いをしてしまったことを悔やむのです。
こうした「買い物の勢い」には気をつけてください。
仕事で調子に乗るのはいいのですが、買い物で調子に乗るのは要注意です。
いったん財布のひもが緩むと、歯止めが利かなくなります。
特に普段節約を頑張っている人は、我慢の反動も相まって、なおさら買い物欲求が爆発しやすい。
節約の原則は「欲しいものは買わない。必要なものを買う」です。
せっかくセールで安く購入できても、無駄な買い物をしてしまったら、かえって高くつきます。
節約のつもりが、すっかり無駄遣いになっているのです。
こうしたことが起こらないためには、どうすればいいのでしょうか。
おすすめの工夫の1つが「チェックリストの作成」です。
セール前にチェックリストを作成し、リストに載っているものだけを買います。
リスト以外で追加購入したいものが出てきたときは「本当に必要なのか」「勢いに流されていないか」と自問したうえで判断します。
チェックリストに「いつ使うのか」「どのくらい必要なのか」なども書き込みます。
紙に書き出すことで、買い物計画を冷静に捉えられるのです。