「今日、誰からも挨拶されなかった」と言う人がいます。
みんな、自分のことを無視しました。
こちらの存在には気づいてはいるものの、声をかけられることはありませんでした。
すれ違ったものの、挨拶の一言がありませんでした。
周りから挨拶されなかったのは、単純な理由です。
自分から挨拶しなかったからです。
「挨拶されたら挨拶する」という姿勢になっています。
それではいけないのです。
受け身の姿勢では挨拶されなくて当然です。
前々からそういう姿勢をしているので、周りの人は「声をかけられたくないのかな」と察して、挨拶してこないのです。
「まずこちらから挨拶する」という姿勢が正解です。
とにかくこちらからどんどん積極的に挨拶していくのです。
友人や先生にも、会ったら、こちらから率先して挨拶しましょう。
部下・同僚・上司にも、行きつけの店員さんにも、会ったらすぐさまこちらから挨拶しましょう。
相手が視界に入ったら、すぐ声をかけます。
こちらから挨拶すれば、向こうも挨拶を返してくれます。
それだけのことです。
挨拶は、して減るものではないのですから、どんどん声をかけるのがいいのです。
たくさん挨拶されたいなら、たくさん挨拶しましょう。
笑顔で挨拶されたいなら、笑顔で挨拶しましょう。
ときどき挨拶が返ってこないこともあるかもしれません。
気にすることなく、どしどし挨拶を続けましょう。
人間関係には鏡の法則が働いています。
挨拶は人間関係の潤滑油なので、よく挨拶する人は必ず人付き合いに恵まれるのです。