公開日:2025年6月15日
執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30のポイント

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小さなことにこだわったほうがいい場面もある。小さなことにこだわらないほうがいい場面もある。

小さなことにこだわったほうがいい場面もある。小さなことにこだわらないほうがいい場面もある。 | 人生の落とし穴を避ける30のポイント

小さなことにこだわるべきか。

それが問題です。

「小さなことにこだわるべきだ」という人がいます。

一方「小さなことにこだわらず、大まかにやればいい」という人がいます。

それぞれ相反する意見であり、よく意見がぶつかっているところを目にし、なかなか難しい問題に思えます。

どちらが正解なのでしょうか。

これはケース・バイ・ケースです。

ポイントとなるのは「クオリティーとスピードのバランス」です。

たとえば、クオリティー重視の場面であれば、小さなことにこだわる必要があります。

「神は細部に宿る」という言葉もあります。

大きなことはもちろん小さなことも、クオリティーにつながる重要要素です。

たとえ見えないところだとしても、クオリティーの向上につながるなら、小さなことにも目を向け、徹底することが大切です。

一方で、小さなことにこだわらないほうがいい場面もあります。

一般的にはスピード重視の場面です。

クオリティーよりスピードを重視しなければいけない状況なら、小さなことにこだわってはいられません。

小さなことにこだわっていると、いちいちブレーキがかかり、スピードが落ちてしまいます。

たとえば、第1案の提出という場面なら、スピードが重視されます。

ここでもたもたしてはいけないのです。

取引先としては、早く第1案をチェックしたいと考えています。

最初から完璧を求めているわけではなく、まず大まかな形を知りたいのです。

第1案のコメントを第2案に反映させ、第2案のコメントを第3案に反映させます。

そうして案を重ねながら完成に近づけていくのが理想です。

小さなことにこだわるべきか迷ったときは、クオリティーとスピードのどちらを重視しているのか考えてみるといいでしょう。

スピードよりクオリティーを重視する場面なら、小さなことにもこだわります。

クオリティーよりスピードを重視する場面なら、小さなことにはこだわらず、大まかにいきます。

「小さなことにこだわるべきか」という問題は、クオリティーとスピードのバランスに目を向けると、おのずと答えが見えてきます。

人生の落とし穴を避けるポイント(28)
  • スピードよりクオリティーを重視する場面なら、小さなことにもこだわる。
  • クオリティーよりスピードを重視する場面なら、小さなことにはこだわらず、大まかにいく。
表向きのきらきらしたイメージだけで仕事を決めてはいけない。

人生の落とし穴を避ける30のポイント

  1. 忙しいと、チャンスをなくす。
  2. 最後の手段を最初に使っているから、うまくいかない。
  3. マナーは、時代によって変化する。
  4. キャンセルの電話連絡を、事情もなく他人に代行させない。
  5. 夢を語るだけでは、夢は叶わない。
  6. 最初から飛ばすと、ろくなことにならない。
    マラソンをしたことがないのか。
  7. 今の時代、相手の体にタッチして呼ぶのはリスクがある。
  8. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  9. 話がこじれたときは、原点に返るのが一番。
  10. 仏の顔も三度。
    優しい人だからといって、心が無限に大きいわけではない。
  11. まだ家にいるのに「今向かっています」を嘘をつくのはNG。
  12. 今日誰からも挨拶されなかったのは、あなたが挨拶しなかったからだ。
  13. 空気を読むことを、周りに同調することだと勘違いしていないか。
  14. トイレの個室に入ったとき、まずするべきこと。
  15. お金目的で働いているなら、偉業を達成するのは難しい。
  16. 足りない栄養素があるなら、素直に健康食品を頼ればいいこと。
  17. クレームを言うのはいい。
    乱暴な言い方がいけない。
  18. 話にならないからといって「責任者を出せ」と言うのはNG。
  19. 貧困が極まると、節約をしたくても、できない。
  20. タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。
  21. 振り向くことは、車でいうウインカーだ。
  22. ダウンしたとき、回復を焦ってはいけない。
    急がず焦らず、しっかり休むこと。
  23. ストイックな人が、ついやりがちなこと。
  24. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  25. 親に会いに行けるときには、会いに行ったほうがいい。
  26. スマホを週に2回以上落とす人は、扱い方を見直そう。
  27. 同窓会に来られない人にも、事情がある。
  28. 小さなことにこだわったほうがいい場面もある。
    小さなことにこだわらないほうがいい場面もある。
  29. 表向きのきらきらしたイメージだけで仕事を決めてはいけない。
  30. 「感じの良さ」は、リレーする。
    「感じの悪さ」は、自分のところで止める。

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