執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30のポイント

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病気に優劣をつけない。

病気に優劣をつけない。 | 人生の落とし穴を避ける30のポイント

コミュニケーションにおいて、ついやりがちなNG行為があります。

それは「病気に優劣をつけること」です。

たとえば、Aさんが病気で苦しんでいるとします。

そんなとき、別の病気を患っているBさんが「Aさんの病気なんてまだましだよ。私なんて○○でもっと大変」と言ったとします。

たしかに痛みや不自由さの程度は異なるのかもしれません。

治療の大変さや費用に差があるのも事実です。

しかしそれを理由に病気に優劣をつけるのは不適切です。

「あなたの病気はまだ軽い」「私のほうがつらい」などと言われたら、相手はどう感じるでしょうか。

自分の病気が軽んじられたような気がして、もやもやした気持ちになるはずです。

大げさに騒いでいるかのように受け取られたようで、居心地の悪さすら感じるでしょう。

病気に「良しあし」はありません。

どんな病気であっても、本人にとってはつらく、悩みのタネであるのは同じです。

病気に優劣をつけたところで、誰も救われず、誰の心も癒されません。

たとえ悪気がなかったとしても、相手がどう受け取るか想像し、言葉を選ぶ配慮が必要なのです。

明るく前向きな言葉をかけるだけで十分

こんなとき、どんな言葉をかけるのがいいのでしょうか。

「お互い頑張りましょう」の一言でいいのです。

明るく前向きな言葉があれば、それで心が通じます。

病気の種類は違っていても、克服を目指して頑張っていることに変わりありません。

明るく前向きな言葉をかけることで、コミュニケーションがスムーズに進みます。

励まし合える関係になれば「病気と闘う仲間」として支え合え、心の支えにもなるでしょう。

勇気や希望も湧いてくるはずです。

お互い前向きな言葉を掛け合うことで、病気の回復を早めることもあります。

奇跡的な回復を起こす可能性もゼロではないのです。

人生の落とし穴を避けるポイント(26)
  • 病気に優劣をつけない。
  • 「お互い頑張りましょう」でいい。
同窓会に来られない人にも、事情がある。

人生の落とし穴を避ける30のポイント

  1. 忙しいと、チャンスをなくす。
  2. 最後の手段を最初に使っているから、うまくいかない。
  3. マナーは、時代によって変化する。
  4. キャンセルの電話連絡を、事情もなく他人に代行させない。
  5. 夢を語るだけでは、夢は叶わない。
  6. 最初から飛ばすと、ろくなことにならない。
    マラソンをしたことがないのか。
  7. 今の時代、相手の体にタッチして呼ぶのはリスクがある。
  8. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  9. 話がこじれたときは、原点に返るのが一番。
  10. 仏の顔も三度。
    優しい人だからといって、心が無限に大きいわけではない。
  11. まだ家にいるのに「今向かっています」を嘘をつくのはNG。
  12. 今日誰からも挨拶されなかったのは、あなたが挨拶しなかったからだ。
  13. 空気を読むことを、周りに同調することだと勘違いしていないか。
  14. トイレの個室に入ったとき、まずするべきこと。
  15. お金目的で働いているなら、偉業を達成するのは難しい。
  16. 足りない栄養素があるなら、素直に健康食品を頼ればいいこと。
  17. クレームを言うのはいい。
    乱暴な言い方がいけない。
  18. 話にならないからといって「責任者を出せ」と言うのはNG。
  19. 小さな文字にも目を向ける人が、トラブルを防ぐ。
  20. ビジネスの場で使えない言葉は、プライベートの場でも使わないほうがいい。
  21. 振り向くことは、車でいうウインカーだ。
  22. ダウンしたとき、回復を焦ってはいけない。
    急がず焦らず、しっかり休むこと。
  23. ストイックな人が、ついやりがちなこと。
  24. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  25. 親に会いに行けるときには、会いに行ったほうがいい。
  26. 病気に優劣をつけない。
  27. 同窓会に来られない人にも、事情がある。
  28. 小さなことにこだわったほうがいい場面もある。
    小さなことにこだわらないほうがいい場面もある。
  29. 表向きのきらきらしたイメージだけで仕事を決めてはいけない。
  30. 「感じの良さ」は、リレーする。
    「感じの悪さ」は、自分のところで止める。

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