公開日:2023年6月21日
執筆者:水口貴博

人生の落とし穴を避ける30の方法

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手を使うべきところで、足を使っていませんか。

手を使うべきところで、足を使っていませんか。 | 人生の落とし穴を避ける30の方法

行儀の悪い癖は、無意識に出ることがあります。

注意したい1つが「足を使ってしまう癖」です。

手を使うべきところで、足を使ってしまうことはありませんか。

  • 床にあるものを拾うとき、つい足を使ってしまう
  • 半開きのドアを閉めるとき、つい足を使ってしまう
  • 扇風機のスイッチを押すとき、つい足を使ってしまう

こうした癖に心当たりがあれば要注意です。

かがんだり手を使ったりするのがおっくうなときがあるもの。

そんなとき、つい足を使いがちです。

足を使えば、わざわざ腰を曲げてかがむ必要がないので楽です。

手より足を使ったほうが、手間がかからず、スピーディーにできることが多いもの。

周りに見ている人がいないと、なおさら気持ちも緩みがちです。

そのため日頃からつい足を使うことが増え、いつの間にか癖になっていることがあります。

しかし、いくら楽とはいえ、違和感を覚えるところです。

手を使うべきところで足を使うのは、行儀が良いと言いがたいことです。

自分にとって楽であっても、人が見たとき、品のない印象を受けるでしょう。

知らず知らずのうちに自分の品格を下げてしまうのです。

手を使うべきところは、きちんと手を使いましょう。

床にあるものを拾うときは、きちんとかがんで手を使います。

半開きのドアを閉めるときは、きちんと手を使います。

扇風機のスイッチを押すときも、きちんとかがんで手で操作します。

かがむ必要があって少しおっくうかもしれませんが、ここはきちんとしたい瞬間です。

足を使いたい衝動に駆られても、ぐっと抑え、手を使うべきところは、きちんと手を使いたい。

難しいことではありません。

当たり前のことを当たり前にするだけです。

癖になっているなら、今すぐ直しましょう。

癖を直すためには、意識的な行動で上書きすることが必要です。

意識する必要はありますが、大変なのは最初だけです。

何度も繰り返しているうちに、だんだん体になじんで新しい癖が身につきます。

人前だけ心がけるのではありません。

誰も見ていなくても心がけるようにしたい。

手を使うべきところは、きちんと手を使うのが正しいのです。

人生の落とし穴を避ける方法(18)
  • 手を使うところは、きちんと手を使う。
朝起きて疲れが取れていないのは、何かがおかしい。

人生の落とし穴を避ける30の方法

  1. 重い荷物でチャンスを失う。
  2. やたら「正義」を口にする人には注意する。
  3. 余裕を持って家を出たとしても、安心とは限らない。
  4. 首を縦に振る「うん」と、ため息交じりの「う~ん」は、意味が異なる。
  5. 理解できないからといって、人の趣味を否定しないこと。
  6. ファスナーの寿命は、持つ人によって差が出る。
  7. 診察のとき、患者の顔を見ないお医者さんとは、信頼関係を結べない。
  8. 助けを求めることも勇気だ。
  9. 成功の保証を求める人は、チャレンジができない。
  10. あらゆるトラブルは「これも人生の醍醐味」の一言で乗り越えられる。
  11. お酒の場で交渉を持ちかける人とは関わらない。
    お酒の場で交渉を持ちかける人にもならない。
  12. 軽率な振る舞いは、命に関わる。
  13. 初心者が上級者コースに挑むことほど、危険なことはない。
  14. 未開封の封筒が放置されたままになっていませんか。
  15. 完璧な人間であろうとすると、最終的にどうなるのか。
  16. 料理に文句ばかり言っていると、もっと大変なことになる。
  17. 男性でもレディースを選んでいい。
    女性でもメンズを選んでいい。
  18. 手を使うべきところで、足を使っていませんか。
  19. 朝起きて疲れが取れていないのは、何かがおかしい。
  20. 「至急」「緊急」は、使っても、使いすぎるな。
  21. 敗因を分析することはあっても、勝因を分析する人は少ない。
  22. 騙すことでうまくいっても、一時的。
  23. 「ぎりぎりにならないとできない」という人は、悪い自己暗示にかかっているだけ。
  24. 誰かを批判することもあっていい。
    ただし、自分も批判される覚悟を持つこと。
  25. アドバイスは、度が過ぎると、余計なお節介になる。
  26. 「水でいいです」という言い方は、水に対して失礼だ。
  27. お店からの特別扱いを当たり前に感じ始めたときが危ない。
  28. 太っていると思い込んでいると、どこまで痩せても終わりがない。
  29. 「仕事を断らない主義」は、立派であっても非常にリスキー。
  30. 過去の成功例にとらわれてはいけない。

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