公開日:2025年8月1日
執筆者:水口貴博

生活向上の30のヒント

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大変なときより楽なときのほうが、実はリスクが大きい。

大変なときより楽なときのほうが、実はリスクが大きい。 | 生活向上の30のヒント

階段でけがをしやすいのは、上がるときより下りるときです。

「階段の転落事故は、上がるときより下りるときのほうが4倍多い」というデータもあります。

階段を上がるときは、段差でつまずいたり足を滑らせたりしても、意外と大事には至りません。

転んだとしても、軽く膝を打つ程度で済む場合が多い。

上がるときは前のめりの姿勢です。

とっさに手をつけば、大きな事故にはつながりません。

一方、階段を下りるときは違います。

下りるときは、上がるときと違って、体が不安定です。

うっかり段差で足を滑らせると、そのまま滑り台のようにごろごろ転げ落ちやすい。

踊り場がなければ、一気に階段下まで転げ落ちます。

あなたも駅やデパートの階段で、ごろごろ転げ落ちている人を見たことがあるのではないでしょうか。

打ち所が悪いと大きなけがにもなりやすく、非常に危険なのです。

階段は、上がるときより下りるときのほうが楽です。

あまり力を入れることなく、すいすい下りられます。

しかし楽だからといって安心はできません。

階段の転倒事故は、上より下に向かっているときに起こることが多いのです。

これは仕事でも同じです。

楽なときほど注意しましょう。

気を抜いているときは「うっかり」が起こりやすいタイミングです。

山場を超えて「もう大丈夫」と油断すると、うっかりミスが起こり、思わぬ事態を招きます。

そういうときのミスにかぎって、大きなトラブルに発展しやすいもの。

山場を超えたとしても、油断せず、心を引き締めましょう。

最後まで気を抜きません。

大変なときより楽なときのほうが、リスクが大きいのです。

生活向上のヒント(24)
  • 楽なときこそ注意する。
「何もしなかった1日」という言い方はしない。
「のんびりできた1日」という言い方をするのが良い。

生活向上の30のヒント

  1. 信号待ちの上手な活用法とは。
  2. 衣類に穴が空いたら、補修して使い続ける。
    これを「サステナブルな行動」という。
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  4. 買い物をするときは、維持費・メンテナンス費にも目を向けること。
  5. 挨拶をすればするほど人間関係は良くなる。
  6. 割れた食器も、アイデア次第で、売れるようになる。
  7. 「うわ、何だかわからないけどすごい」という体験をしよう。
  8. 元気がないときこそ、勉強しよう。
  9. 字の小さな本を読むときの、シンプルな工夫。
  10. 選択肢が少ないのは、幸いなこと。
  11. 分厚い本を一瞬で薄くする方法とは。
  12. 人生で最も大切な建物の写真を撮り忘れていませんか。
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  14. 失敗を許せる自分になると、人生を明るく生きられる。
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  16. いきなり質問から始めていませんか。
    気持ちよく質問に答えてもらうための、前置き言葉とは。
  17. 口にする前に一呼吸置く習慣が、トラブルを防ぐ。
  18. 修理の可能性まで考えるなら、資本力のある有名企業の定番商品が無難。
  19. 放送禁止用語は、私たちの日常会話でも役立つ。
  20. たまには値札を見ないで買い物をしてみるのも悪くない。
  21. ファストファッションは、意外とかぶらない。
  22. 夢は、前倒しで叶えるのが正解。
  23. 代が変わったら、とにかく楽しみと考えるのが良い。
  24. 大変なときより楽なときのほうが、実はリスクが大きい。
  25. 「何もしなかった1日」という言い方はしない。
    「のんびりできた1日」という言い方をするのが良い。
  26. アイデアは一瞬の花火。
    浮かんだ瞬間に書き留める。
  27. 自宅で見る映画は「鑑賞」。
    映画館で見る映画は「体験」。
  28. 自分磨きの機会は、普段の生活にたくさんある。
  29. 上位の話を持ち出して、相手の話に水を差さない。
  30. 口が軽い人が、人の秘密を漏らさない方法。

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