夢を語るのが大好きな人がいます。
「私にはこんな夢があります!」
「将来は○○になりたいです!」
「いつか○○を叶えたいです!」
声高に夢を熱く語る人は少なくありません。
夢を語ることには、一種の高揚感と満足感があります。
誰かにたっぷり自分の夢を聞いてもらうと、それだけ嬉しくて舞い上がり、満足してしまいます。
話しているうちに頭の中でどんどんイメージが膨らんでいき、まだ叶えていないのに、すでに叶えたかのような錯覚を覚えるのです。
ここに注意があります。
夢を語ることにも、時間とエネルギーが必要です。
たくさん語れば語るほど、高揚感や満足感が得られて気持ちいいですが、そのぶん時間とエネルギーが使われます。
夢を語りすぎると、貴重な時間とエネルギーが消費されるばかりとなる。
夢を語ることに時間とエネルギーを使い、そこで満足を得ていては、肝心の行動に回す時間とエネルギーがなくなるのです。
夢を語るのはいいのですが、語ることに満足して何もしなくなっては意味がありません。
夢を叶えるために必要なのは、一にも二にも、行動です。
行動しかありません。
実際に具体的なアクションを起こすことが必要です。
極論すると、行動さえできているなら、夢を語る必要もないのです。
夢を語る暇があれば、行動しましょう。
有限で貴重な時間とエネルギーは、夢を語るより、行動に充てるのが得策です。
1つでもいいので、今すぐ夢につながることをしましょう。
やるべきことを前倒しすれば、それだけ早く夢が叶います。
行動だけが、夢を叶える、唯一の方法なのです。