「行列に並ぶのは嫌だ」と言う人がいます。
おいしいラーメン店やカレー屋さんなど、人気の有名店では長い行列ができるものです。
開店前から長い行列ができていることも少なくありません。
たしかに待ち時間はもどかしいです。
長い行列ができていると、食べるまでに時間がかかりそうなので「並ぶのをやめようかな」と思うこともあるでしょう。
時間を大切にする人なら「行列に並ぶなんて言語道断」と思うはずです。
「食べたいけど、行列に並ぶのは嫌だな」と思うのが本音ではないでしょうか。
行列に並ぶのには抵抗を感じますが、完全に時間の無駄というわけでもありません。
行列に並ぶことには、いいことが3つあるからです。
1つ目は「期待感が高まる」という効果です。
待ち時間があると「早く食べたい」「もう少しで食べられる」という期待感が高まります。
待ち時間が長いほど、どんどん期待感が高まります。
いざ食べるとき、待ち時間が長かった分だけおいしくいただけるのです。
「待つ」という行為があることで、心理的な作用が働きます。
相対的に価値が高く感じられるようになり、高い満足につながりやすくなるのです。
2つ目は「軽い運動になること」です。
行列に並んで待つときは、立った姿勢でいることが多いでしょう。
立っているだけでも、下半身の筋肉を使っています。
体の筋肉の7割は、下半身に集中しています。
立っている時間が長い分だけ、足腰の筋肉も鍛えられるのです。
体重50キロの人が30分立つと、およそ60~80キロカロリー消費するとされています。
立つことでカロリーを消費すると、ますますおなかがすくので、なおのこと食べたときの満足にもつながります。
3つ目は「読書やニュースチェックの機会になること」です。
待ち時間が長くても有効活用すればいいだけのことです。
本を読んだりニュースをチェックしたりすればいいのです。
30分や1時間も、あっという間に感じられるでしょう。
上手に暇をつぶす方法さえあれば、長い待ち時間も苦になりません。
実は私も、ときどき行列に並ぶことはあります。
本音としては、やはり行列なしでスムーズに入店できれば一番ですが、人気店だと仕方ないときもあります。
並ばないと行けないときは「読書のチャンス」と思って、本を読むようにしています。
夢中になって読みふけっていれば、30分程度の待ち時間は本当に一瞬なのです。