あなたは教科書や参考書を、折り目をつけずに使うタイプですか。
友人から借りた本を使う教科書や参考書なら、折り目をつけないのはわかります。
借りた本は、きれいに使うのがマナーですね。
しかし、自分の教科書や参考書であるにもかかわらず、折り目1つつけず、きれいに使っている人を見かけます。
きれいに使って素晴らしい、と言いたいところですが逆です。
むしろよくありません。
折り目が付いていないと、わざわざ手で本を押さえる必要があります。
ささいなことですが、地味に疲れます。
ふとした拍子で手を離すと、本も閉じてしまいます。
「また開くのが面倒だな」と思い、開くのがおっくうになります。
手を離すと自動的に閉じる本の様子が、本に「勉強なんてしなくていい」と拒否されているようでなりません。
こうしたやりとりが積み重なると、勉強へのモチベーションが奪われます。
そういうところで無駄な体力を使うものではありません。
自分の教科書や参考書なら、折り目を怖がる必要はありません。
どんどん折り目をつけましょう。
シャープペンシルのかどを使って、すべてのページに折り目をつけます。
折り目をつけることで、本が開きやすくなり、勉強への抵抗が小さくなります。
本は、多少汚したほうが使いやすくなります。
手で押さえていなくてもページが開いたままになるので、勉強がしやすい。
食事をしながら勉強もできることでしょう。
折り目をつけることで、ようやく勉強がしやすくなります。
本に折り目をつけるのも、勉強の1つです。
買った本は、すぐ折り目をつけましょう。