公開日:2024年11月28日
執筆者:水口貴博

人生の解像度を上げる30の習慣

  • 「いいこと」は、
    毎日たくさん起こっている。
人生の解像度を上げる30の習慣

「いいこと」は、毎日たくさん起こっている。

「いいことがない」と言う人がいます。
これは誤解です。
いいことは起こっています。

魚の骨の取り方を親から学んでいない人は、どうすればいいのか。

「魚の骨の取り方がわからない。親から教わってない」という人がいます。
魚料理が苦手という人は「骨を取るのが面倒だから」という理由だけではありません。
「そもそも骨の取り方がわからないから」という理由もあります。

本の折り目は、読むという覚悟。

折り目をつけないで本を読もうとする人がいます。
本を大事に扱おうと思っているのでしょう。
売ることを前提に考えているのかもしれません。

マナーや言葉遣いが悪い人は、必ずどこかでつまずく。

マナーや言葉遣いが悪い人は、必ずどこかでつまずきます。
芸能界で長く活躍している人たちは、必ずマナーと言葉遣いを身につけています。
マナーや言葉遣いが悪い人がいれば、遅かれ早かれ消えるのが運命です。

「周りにどう思われているか」と考えるから、ストレスを感じる。

「周りにどう思われているか」と考えると、急につらくなります。
「嫌な人と思われていないか」
「変な人と思われていないか」

「今さら遅い」と言われることは、遅くない。

社会人になってから大学に入ろうとする人。
50代になってから投資を始めようとする人。
定年退職をしてから英語の勉強を始める人。

今日の予定は、消化しきれなくてもいい。

「今日の予定を消化しきれなかった。明日に持ち越しとなった」
そんな日もあります。
そんな日もあっていいのです。

励ますのがうまくいかないときは、聞くことに専念するのが一番。

落ち込んでいる人を励まそうとしても、うまくいかないときがあります。
明るい言葉をかけても、相手に響きません。
相手はほとんど変わらず、落ち込んだまま。

ぎりぎりでダメになることもある。
ぎりぎりでうまくいくこともある。
トータルで見ると、ちょうど半々。

「ぎりぎりでダメになる」という場面に遭うことがあります。
電車に乗れそうかと思いきや、ぎりぎりで乗れませんでした。
仕事がうまくいきそうかと思いきや、ぎりぎりでうまくいきませんでした。

不器用な人を見て「下手だなあ」と思うのではない。
「頑張ってるなあ」と思うのだ。

不器用な人を見たとき、どう思うかです。
一生懸命取り組んでいるものの、なかなかうまくできず、四苦八苦している人がいます。
明らかに初心者であることがわかります。

楽しいことがないのも、楽しいこと。

「楽しいことがないなあ」と言う人がいます。
代わり映えのない日々で、これといった刺激も変化がなく、退屈だと言います。
たしかに平凡な毎日ばかりだと、嫌になってしまいますね。

行きは疲れを感じにくい。
帰りは疲れを感じやすい。

旅行では「行き」と「帰り」の2つがあります。
自宅に帰るまでが旅行です。
国内旅行でも海外旅行でも、最終的にはUターンすることになります。

行き詰まっていることも「ものは言いよう」でうまくいく。

ある不動産会社が、北向きの部屋の借り手がなかなか見つからず困っていました。
不動産業界では、一般的に南向きの部屋が人気です。
南向きの部屋は日当たりが良いので人気がある一方、北向きの部屋は日当たりが悪く、避けられる傾向にあります。

鳥の巣は、親鳥による血と汗の結晶。

外を歩いていると、鳥の巣を見つけることがあります。
街路樹の上、電柱のパイプ穴、民家の軒先。
巣では、鳥の赤ちゃんのぴいぴい鳴きながら餌を待っていることが多いですね。

臆病者でもいい。
恥ずかしがり屋でもいい。
行動さえできれば。

世間では「臆病=短所」と見られがちです。
臆病者は気が小さくて、ささいなことでもすぐびくびく怖がります。
ささいなことまで気にかけて心配します。

股のぞきで自分の部屋を見てみよう。
新鮮な世界が広がっていて面白い。

たまには自分の部屋を逆さまで見てみてください。
方法は簡単です。
シンプルに股からのぞきをするだけです。

恐怖の正体は、単なるススキの穂。
原因と解決策がわかれば、不安はあっさり解消される。

「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ということわざがあります。
幽霊だと思って怖がっていたところ、あらためてよく見ると、実はススキの穂であったという意味です。
「怖がるばかりでは現実がゆがんで見えますよ。実態を確かめてみると、案外平凡なものですよ」ということを諭したことわざです。

妄想するのではない。
計画を立てるのだ。

禅の教えに「莫妄想まくもうぞう」という言葉があります。
「莫」は「○○してはいけない」という否定を表す言葉です。
つまり「無用な妄想をしてはいけない」という意味です。

有名人の苦労を想像してみると、楽ではないことに気づかされる。

「有名人は楽に大金稼げていいよな」と言う人がいます。
「トーク番組で楽しくしゃべって何百万も稼げるんだからうらやましい。楽な商売だなあ」と。
それは誤解です。

個性的なファッションの人は、多様性を教えてくれる先生。

歩いていると、さまざまなファッションの人に出会います。
時には、個性的なファッションの人に出会うことがあるでしょう。
派手だったり、奇抜だったり、露出が激しかったり。

失敗を乗り越えるコツは「忘れること」にある。

失敗を乗り越えるコツは何でしょうか。
それは「失敗を忘れてしまうこと」です。
失敗はショッキングな出来事で悔しい気持ちもあるので、つい何度も思い出すことが多い。

自慢する人は、認める言葉をかけよう。
我慢する人には、優しい言葉をかけよう。

自慢する人がいれば、話を聞いてあげましょう。
あまり聞きたくない話かもしれませんが、大きな心を持つことです。
少し疲れるかもしれませんが、聞くトレーニングと思えばいいのです。

仕事で同じ趣味の人と出会ったら、声をかけてみる。

仕事をしていると、さまざまな人と出会います。
職場の人だけでなく、取引先や協業先の人など、外部の人とやりとりすることも少なくありません。
あるときふと、自分と同じ趣味の人と出会うことがあるものです。

部下へのお説教は「短く叱る」が基本。
3分以内に終わらせるのがベスト。

好かれる上司と嫌われる上司の違いはどこにあるのか。
「お説教の3分ルール」があるかどうかです。
部下を叱るときは「短く叱る」が鉄則です。

お説教の3分ルールは、部下に対してだけでなく、自分に対しても適用させる。

部下教育では「お説教の3分ルール」というのがあります。
部下にとってお説教は、強い緊張とストレスがあります。
短い時間であっても、体力の消耗が大きく、体感としては長く感じられます。

無理な節約は、遅かれ早かれ、失敗する。

節約は、無理のない範囲で行うことが大切です。
大きな我慢が必要だったり強いストレスが伴ったりするものは、なかなかうまくいきません。
最初はうまくいっても、長くは続かず一時的です。

「デメリットゼロ。メリット100パーセント」を求めない。

「デメリットがあるのでやりません」という人がいます。
もちろんそれが本人にとって重大なデメリットであれば、やめるのもわかります。
しかし、ささいなデメリットにもかかわらず、それをいちいち気にして、決断・行動を先送りする人がいるのです。

「やる気がないなあ。さあ、やるか」

行動力をつけるにはどうすればいいのでしょうか。
やる気がなくても行動する習慣をつけることです。
行動力がない人は、やる気を出す方法やモチベーションを上げる方法を求めがちです。

調子が良いときもある。
調子が悪いときもある。

日常では、調子が悪くて苦しめられるときがあります。
なぜか元気が出ません。
思うように仕事が進みません。

「命があるから大丈夫」

仕事で大きなミスをしてしまいました。
命があるから大丈夫です。
失敗をしたからといって、命まで取られるわけではありません。

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