公開日:2024年11月28日
執筆者:水口貴博

人生の解像度を上げる30の習慣

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ぎりぎりでダメになることもある。ぎりぎりでうまくいくこともある。トータルで見ると、ちょうど半々。

ぎりぎりでダメになることもある。ぎりぎりでうまくいくこともある。トータルで見ると、ちょうど半々。 | 人生の解像度を上げる30の習慣

「ぎりぎりでダメになる」という場面に遭うことがあります。

電車に乗れそうかと思いきや、ぎりぎりで乗れませんでした。

仕事がうまくいきそうかと思いきや、ぎりぎりでうまくいきませんでした。

勝負に勝てそうかと思いきや、ぎりぎりで負けてしまいました。

こんなときは肩を落としてがっかりするものですね。

「ついてないなあ」「あともう少しだったのに」と思ってしまいます。

期待していた分だけ落胆も大きいもの。

こんなときは自分が特別運が悪いかのような気になります。

しかし、ちょっと待ってください。

特別運が悪いというわけではありません。

よくよく考えてみれば、逆のパターンもあるはずです。

「ぎりぎりでうまくいく」という場面に巡り会うこともあるでしょう。

ぎりぎりで電車に乗れることがあります。

ぎりぎりで仕事がうまくいくことがあります。

ぎりぎりで勝負に勝てることがあります。

こんなときは、とても嬉しくなりますね。

ダメかもしれないと半分諦めていたところ、ちょっとした奇跡に恵まれ、うまくいきました。

「ついてる」「素晴らしい日だ」「神様ありがとう」と心の中で快哉かいさいを叫び、にこにこしてしまうでしょう。

自分が特別運が良いかのような気になるのです。

自分は特別運が悪いと思っているなら誤解です。

「ぎりぎりでダメになったこと」と「ぎりぎりでうまくいったこと」の両方を足し合わせると、実はそれほど偏っていません。

どちらも同じくらいです。

ここで気づいてほしいのです。

「ぎりぎりダメになったときのほうが多い」と感じるかもしれませんが、気のせいです。

ぎりぎりダメになったときはショックが大きいので、より印象的に覚えているだけです。

トータルで見れば、ちょうど半々です。

ぎりぎりでダメになることもあれば、ぎりぎりでうまくいくこともあります。

偏ることもありますが、あくまで一時的です。

長いスパンになればなるほど、うまく半々で落ち着きます。

だから、ぎりぎりうまくいかなくても腹を立てないでください。

「今回はぎりぎりうまくいかなかったパターンなんだね」と考え、さらっと流せばいいことです。

そういうこともあります。

「まあいいか」で気楽にいきましょう。

順番なので、次は「ぎりぎりでうまくいく」という場面に巡り会えるでしょう。

そのことに期待しながら、前向きに歩んでいきましょう。

人生は実にうまくできているのです。

人生の解像度を上げる習慣(9)
  • ぎりぎりうまくいかなくても、腹を立てない。
不器用な人を見て「下手だなあ」と思うのではない。
「頑張ってるなあ」と思うのだ。

人生の解像度を上げる30の習慣

  1. 「いいこと」は、毎日たくさん起こっている。
  2. 魚の骨の取り方を親から学んでいない人は、どうすればいいのか。
  3. 本の折り目は、読むという覚悟。
  4. マナーや言葉遣いが悪い人は、必ずどこかでつまずく。
  5. 「周りにどう思われているか」と考えるから、ストレスを感じる。
  6. 「今さら遅い」と言われることは、遅くない。
  7. 今日の予定は、消化しきれなくてもいい。
  8. 励ますのがうまくいかないときは、聞くことに専念するのが一番。
  9. ぎりぎりでダメになることもある。
    ぎりぎりでうまくいくこともある。
    トータルで見ると、ちょうど半々。
  10. 不器用な人を見て「下手だなあ」と思うのではない。
    「頑張ってるなあ」と思うのだ。
  11. 楽しいことがないのも、楽しいこと。
  12. 行きは疲れを感じにくい。
    帰りは疲れを感じやすい。
  13. 行き詰まっていることも「ものは言いよう」でうまくいく。
  14. 鳥の巣は、親鳥による血と汗の結晶。
  15. 臆病者でもいい。
    恥ずかしがり屋でもいい。
    行動さえできれば。
  16. 股のぞきで自分の部屋を見てみよう。
    新鮮な世界が広がっていて面白い。
  17. 恐怖の正体は、単なるススキの穂。
    原因と解決策がわかれば、不安はあっさり解消される。
  18. 妄想するのではない。
    計画を立てるのだ。
  19. 有名人の苦労を想像してみると、楽ではないことに気づかされる。
  20. 個性的なファッションの人は、多様性を教えてくれる先生。
  21. 失敗を乗り越えるコツは「忘れること」にある。
  22. 自慢する人は、認める言葉をかけよう。
    我慢する人には、優しい言葉をかけよう。
  23. 仕事で同じ趣味の人と出会ったら、声をかけてみる。
  24. 部下へのお説教は「短く叱る」が基本。
    3分以内に終わらせるのがベスト。
  25. お説教の3分ルールは、部下に対してだけでなく、自分に対しても適用させる。
  26. 無理な節約は、遅かれ早かれ、失敗する。
  27. 「デメリットゼロ。
    メリット100パーセント」を求めない。
  28. 「やる気がないなあ。
    さあ、やるか」
  29. 調子が良いときもある。
    調子が悪いときもある。
  30. 「命があるから大丈夫」

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