「棚からぼた餅」という言葉があります。
苦労をせず、思いがけない幸運を得ることをいいます。
棚からぼた餅を実現するのは、ぼた餅が落ちやすいところにいくことが大切です。
きちんと棚の下に移動して、構えておきます。
ぼた餅が落ちてきそうなところにいけば、幸運に恵まれるの確率も上がるのです。
賢いあなたなら、すでにご存じのことでしょう。
しかし、棚からぼた餅を意識するなら、心がけたいことが2つあります。
1つ目は「きちんとつかみ取ること」です。
ぼた餅が落ちてくれば、それで達成というわけではありません。
つかみ取らないといけないのです。
せっかく棚からぼた餅が落ちてきても、喜ぶだけでは意味がありません。
「思いがけない幸運に恵まれた! ラッキー!」とわいわい喜ぶだけで、つかみ取ることを忘れる人がいます。
これはもったいない。
もたもたしてはいけません。
幸運は不安定なものであり、時間がたつと、消えてしまいます。
早い者勝ちというケースも少なくありません。
誰もが幸運を欲しがっていて「われ先に!」という状況です。
もたもたしていると、他の人が先に取ってしまいます。
つかみ取るのも実力です。
ぼた餅が落ちてきたら、喜んで終わりにするのではなく、1分1秒でも早くつかみ取ることが大切です。
2つ目に大切なことは「しっかり生かすこと」です。
無事つかみ取ることはできても、それで終わりではありません。
キープしたままではNGです。
どれだけ素晴らしい幸運も、生かさなければ、ないもの同然です。
きちんと棚からぼた餅で幸運をつかみ取れたら、今度は自分の夢や目標に向けてしっかり生かしましょう。
遠慮なく100パーセント生かすことが大切なのです。