歩いていると、さまざまなファッションの人に出会います。
時には、個性的なファッションの人に出会うことがあるでしょう。
派手だったり、奇抜だったり、露出が激しかったり。
自分は一度も着たことがない服装です。
ユニークなファッションの人がいるものですね。
そういう人を見たとき「ありえない」と思うのではありません。
ありえないは排除の考え方です。
排除の考え方で世の中を見ていると、心は大きくなりません。
視野も世界も広がらないのです。
「世の中にはこういう人もいるんだな」と思うことです。
否定しません。
1つの個性、1つのスタイルとして受け止めます。
ユニークなファッションは、見方を変えれば「個性的」といえます。
それを着ているということは、その人の好みということです。
心が大きくして「自分にはないファッションセンスだなあ。そういうファッションもありだね」と思うだけのこと。
難しいことではありません。
相手のファッションを受け入れれば、視野と世界が広がります。
「多様性」が叫ばれて久しい昨今です。
多様性とは、さまざまな違いを認めていくことです。
「これもありだね。それもありだね。人それぞれだね」です。
自分の好みだけが正解ではありません。
世の中にはいろいろな好みがあることを理解し、受け入れることが大切です。
視野を広げるには海外旅行が良いとされていますが、国内でも視野を広げることは可能です。
個性的なファッションの人を見て「ありえない」と排除するのではなく「そういうファッションもありだね」と思えばいいのです。
これが人間観察の上手な楽しみ方です。
個性的なファッションの人は、多様性を教えてくれる先生なのです。