公開日:2024年11月28日
執筆者:水口貴博

人生の解像度を上げる30の習慣

21

失敗を乗り越えるコツは「忘れること」にある。

失敗を乗り越えるコツは「忘れること」にある。 | 人生の解像度を上げる30の習慣

失敗を乗り越えるコツは何でしょうか。

それは「失敗を忘れてしまうこと」です。

失敗はショッキングな出来事で悔しい気持ちもあるので、つい何度も思い出すことが多い。

「あんなことをしなければ良かった」「どうしてあのときこうしなかったのだろう」と思います。

これが良くないのです。

思い出すたびに、ため息が出て落ち込んだり、自己嫌悪になって苦しくなったりします。

復習するかのようにわざわざ何度も思い出すから、なかなか失敗を乗り越えられないのです。

もう失敗を思い出すのはやめましょう。

むしろ潔く忘れるのです。

もちろん無条件に忘れるわけではありません。

同じ過ちを繰り返さないよう「反省点」だけチェックして覚えておきましょう。

反省点以外は、きれいさっぱり忘れればOK。

嫌なことはどんどん忘れていいし、むしろ忘れたほうがいいのです。

「そんなことあったっけ?」と思うくらいでちょうどいい。

そうすれば、失敗は簡単に乗り越えられます。

人間には「忘れる」という素晴らしい能力があります。

忘れるのは良くないことと思われがちですが、むしろ逆です。

忘れることは必要な能力です。

人間に必要な能力だから備わっています。

人間の得意技である「忘れる」という能力を、こういうときこそ最大限に活用しなくてはなりません。

忘れさえすれば、再び元気で明るい自分を取り戻せます。

嫌なことはどんどん忘れるのが一番。

楽しいことや嬉しいことだけ、しっかり覚えておけばいいのです。

人生の解像度を上げる習慣(21)
  • 失敗したら、大切な反省点を除いて、さっさと忘れてしまう。
自慢する人は、認める言葉をかけよう。
我慢する人には、優しい言葉をかけよう。

人生の解像度を上げる30の習慣

  1. 「いいこと」は、毎日たくさん起こっている。
  2. 魚の骨の取り方を親から学んでいない人は、どうすればいいのか。
  3. 本の折り目は、読むという覚悟。
  4. マナーや言葉遣いが悪い人は、必ずどこかでつまずく。
  5. 「周りにどう思われているか」と考えるから、ストレスを感じる。
  6. 「今さら遅い」と言われることは、遅くない。
  7. 今日の予定は、消化しきれなくてもいい。
  8. 励ますのがうまくいかないときは、聞くことに専念するのが一番。
  9. ぎりぎりでダメになることもある。
    ぎりぎりでうまくいくこともある。
    トータルで見ると、ちょうど半々。
  10. 不器用な人を見て「下手だなあ」と思うのではない。
    「頑張ってるなあ」と思うのだ。
  11. 楽しいことがないのも、楽しいこと。
  12. 行きは疲れを感じにくい。
    帰りは疲れを感じやすい。
  13. 行き詰まっていることも「ものは言いよう」でうまくいく。
  14. 鳥の巣は、親鳥による血と汗の結晶。
  15. 臆病者でもいい。
    恥ずかしがり屋でもいい。
    行動さえできれば。
  16. 股のぞきで自分の部屋を見てみよう。
    新鮮な世界が広がっていて面白い。
  17. 恐怖の正体は、単なるススキの穂。
    原因と解決策がわかれば、不安はあっさり解消される。
  18. 妄想するのではない。
    計画を立てるのだ。
  19. 有名人の苦労を想像してみると、楽ではないことに気づかされる。
  20. 個性的なファッションの人は、多様性を教えてくれる先生。
  21. 失敗を乗り越えるコツは「忘れること」にある。
  22. 自慢する人は、認める言葉をかけよう。
    我慢する人には、優しい言葉をかけよう。
  23. 仕事で同じ趣味の人と出会ったら、声をかけてみる。
  24. 部下へのお説教は「短く叱る」が基本。
    3分以内に終わらせるのがベスト。
  25. お説教の3分ルールは、部下に対してだけでなく、自分に対しても適用させる。
  26. 無理な節約は、遅かれ早かれ、失敗する。
  27. 「デメリットゼロ。
    メリット100パーセント」を求めない。
  28. 「やる気がないなあ。
    さあ、やるか」
  29. 調子が良いときもある。
    調子が悪いときもある。
  30. 「命があるから大丈夫」

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