新人で入ったとき、仕事のマニュアルがないことがあります。
マニュアルのない職場も少なくありません。
マニュアルがないと、仕事を覚えるのに苦労します。
簡単なことでも習得に時間がかかります。
マニュアルを毛嫌いする人もいますが、ルールや手順など、仕事の基本を知るうえで大変有用なものです。
いちいち人に聞かなくても、マニュアルをチェックすればいいことです。
右も左もわからない状態であっても、マニュアルさえあれば、ある程度まで習得できます。
「マニュアルがないと仕事を覚えにくい」と思うことがあるのではないでしょうか。
しかし、マニュアルがなくてもがっかりしないことです。
それはそれでチャンスだからです。
マニュアルがないなら、自分が作ればいいのです。
先輩からマニュアル作成を依頼されなくても、自分から率先して作成に取り組みます。
「その職場にまだマニュアルがない」ということは「最初にマニュアルを作成した人になるチャンス」といえます。
どの職場でもマニュアル作成は評価されます。
先輩からの指示がなくても、率先して動く人は一目置かれます。
なんでもそうですが、最初に作った人は必ず評価されるのです。
ついでにチェックシートも作成すれば、さらなる評価アップにつながるのは間違いありません。
新規で作成するとはいえ、メモの延長なのでそれほど難しくはないはずです。
自分が取ったメモを、万人向けにアレンジするだけです。
もう少し見やすい形式にして文書化します。
マニュアル作成の過程で復習することにもなるので、自分にとってもしっかり身につくメリットがあります。
マニュアル作成は、人のためだけでなく、自分のためにもなります。
楽しみながらマニュアル作成をすれば、あっという間に出来上がっているのです。