公共交通機関では、遅延が発生することがあります。
すぐ解消されればいいのですが、思いのほか長引いて、大きな遅延になることもあります。
そんなとき、職員に詰め寄る人がいます。
怒りをぶつけるかのように、大声で怒鳴り散らしている人を見かけることもあります。
これはよくありません。
大事な予定に間に合わなくて、いらいらするのでしょう。
「よりによってこんなときに!」と思う気持ちも理解できます。
しかし、職員に文句を言ったところで仕方ありません。
遅延が発生したのは、その職員のせいではないのです。
公共交通機関では、天候事情、機器の不具合、車両点検、乗客の救護など、やむを得ない事情で遅延が起こることもあります。
職員をはじめとするスタッフ一同は、遅延の解消に向けて懸命に対応しています。
悪くない職員に詰め寄ったところで、解決するわけでも、早くなるわけではありません。
むしろ職員の仕事を妨げ、余計な対応を増やすことになります。
業務が滞れば、ますます遅延が大きくなることもあるのです。
こういうときこそ、余裕を持っていきましょう。
想像力を働かし「職員の人たちも大変」と気持ちを理解します。
そのうえで「遅れた分だけゆっくりできるね」と前向きに考えましょう。
たっぷり時間があるなら、近くのカフェでゆっくりするのも良し。
会議や打ち合わせなどの予定があるのなら「遅延が発生しているので到着が遅れます」と一言連絡を入れるだけです。
思い切ってその日の仕事はキャンセルするのもいいでしょう。
先方も「それは仕方ないですね」と受け入れてくれ、今日の予定に余裕が生まれます。
前向きに捉えたりうまく生かしたりすれば、いらいらした気持ちも収まるのです。
それだけのことなのです。
遅延があっても、どっしり構えましょう。