無駄な時間が発生しやすいのは、買い物のシーンです。
買い物の買い忘れを一度もしたことがないという人はいないでしょう。
買い物に行って自宅に戻ってから「しまった、○○を買うのを忘れた!」と慌てることがあるもの。
買い忘れたものに気づき、それが料理に必要な具材であれば、もう一度買いに行かなければいけなくなります。
日頃から気をつけていても、うっかりすることがあるもの。
自分の記憶力が悪いことに気づかされ、われながら情けないと感じてしまうこともあるかもしれません。
「うっかりしちゃった」と笑って済ませることもできますが、そこに無駄が発生しているのは事実です。
車を使うなら、ガソリン代も2倍かかります。
徒歩や自転車でも、余計な体力を消耗し、疲れをためてしまいます。
たかが買い物とはいえ、油断すると、時間の無駄を生んでしまうのです。
買い物の買い忘れを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
あなたなら、もうすでにご存じですね。
「買い物リストを作ってから買い物に行く」
これに尽きるのです。
基本中の基本であり「そんなことはわかっている」という声が聞こえてきそうですが、いま一度しっかり心がけておきたい。
頭ではわかっていても、きちんとできていないことがあります。
買い物リストの作成は少し手間かもしれませんが、それを超えるメリットは十分あります。
買い物リストさえあれば、うっかり忘れることはありません。
店内をうろちょろする余計な動きも減るので、買い物の効率が良くなり、時間短縮にもつながります。
自分の記憶力に自信があったとしても、過信は禁物です。
記憶力が良いはずの10代20代でも、買い物の買い忘れは珍しくありません。
買い物の買い忘れに記憶力は関係ないのです。
頼るべきは「記憶」より「記録」です。
自分の記憶に頼るのではなく、きちんと記録に頼りましょう。
買い物の品目が多いときはもちろんですが、品目が少なくても、きちんと買い物リストを作るのが安心です。
たとえ1品目であっても、買い物リストを作りましょう。
ど忘れに品目数は関係ありません。
スーパーまで来ておきながら「あれ、何を買いに来たんだっけ?」となることがあります。
自分の記憶力を過信せず、謙虚な姿勢でありたい。
買い物リストの作成が習慣になれば、いつも買い物を一度で済ませられます。
二度手間を減らすためにも、買い物の効率を上げるためにも、買い物リストは有効なのです。