「会話が苦手」「人と話をするのが苦手」と言う人がいます。
そういう人は「会話を盛り上げなくてはいけない」と思っているのです。
テレビのバラエティー番組では、出演者たちがいつも面白いことを言って笑わせています。
面白いネタを言ったり、会話にオチがあったりして、いつも大爆笑です。
1分に1回くらいは、笑いが起こっています。
絶妙なタイミングで絶妙なセリフを言い、場を盛り上げるのです。
「笑いのネタが豊富だな」「よくそんな面白いセリフが思いつくな」と感心させられます。
そういう様子を見ているので「自分も会話のときは盛り上げないといけない」と思い込んでいるのです。
これは誤解です。
バラエティー番組の影響から「会話は盛り上げるものだ」という刷り込みが発生しています。
会話を盛り上げる必要はありません。
「盛り上げなければいけない」と思うと、会話のハードルが一気に上がります。
「盛り上げる自信がないから話しかけるのはやめておこう」となります。
誤った思い込みで、会話の機会を逃すことほど、惜しいことはありません。
会話を盛り上げなくてもいいのです。
面白いことを言わなくてもいい。
オチがなくても、笑いがなくてもいい。
静かな会話もいいし、淡々とした会話もいい。
普通に話ができればOKです。
もちろん会話が盛り上がればそれでいいのですが、盛り上がらなかったからといって悪いことではありません。
相手に不快な思いをさせることはありません。
ここをきちんと理解しておく必要があります。
普通に会話ができれば十分です。
どんどん人に話しかけ、普通の会話を楽しみましょう。
オチのない会話も、楽しいものです。
「会話を盛り上げなくてもいい」と思えば、肩の荷が下り、話しかけるのも会話するのも楽になります。
気の合う人なら、静かな会話でも違和感はありません。
静かな会話も素晴らしいのです。