体調が悪くて、早退することがあります。
みるみるうちに体調が悪化していき、定時までいるのが難しいことがわかります。
そこで先生や上司に事情を話して、許可をもらい、早退します。
このとき、なんとも言えない後ろめたさがあるものです。
入社して間もない時期のときはなおさらです。
早退に抵抗があって、申し訳なく思うところではないでしょうか。
しかし、こういうときの気持ちは大事です。
罪悪感を引きずりながら早退するのはよくありません。
「病は気から」という言葉があるように、病気は気の持ちようで、回復のスピードが変わります。
「申し訳ない、申し訳ない」と深刻に考え、罪悪感を引きずりながら早退すると、精神的なダメージを受けます。
ますます気分が落ち込んでしまうばかり。
ただでさえ体調が悪いのに、罪悪感まで抱えていると、体に毒です。
回復の妨げになっては、早退の意味がなくなるのです。
体調不良で早退するときは、周りに迷惑をかけて申し訳ないと思うところですが、考えないようにするのが一番です。
体調不良は仕方ありません。
誰でも急に体調が悪くなることはあります。
自分が早退することで、誰かに仕事をお願いすることがあるかもしれません。
いつかその人が体調不良で早退することがあれば、お互いさまということで、今度は自分が仕事を引き受ければいいのです。
申し訳ないという考えは捨て、気兼ねなく、さっさと帰りましょう。
それだけ回復も早くなるのです。