人から「真面目すぎるよ」と言われることはありませんか。
真面目なことはいいことですが、真面目すぎるのは要注意です。
労働時間が長くなったり、ストレス過多になったりします。
真面目すぎる人には堅苦しい雰囲気が漂って、接しにくいと思われることしばしば。
冗談が通じなかったり融通が利かなかったりすることもあったりして、相手を困らせることもあるのです。
「真面目すぎるよ」と言われたとき、誤解しがちなことがあります。
「少しは手を抜いたらどう?」という意味として受け止めがちです。
全力ばかりではいけません。
なにごとも「ほどほど」が大切です。
「良い手抜き」をたくさんして、楽ができるところは楽をして、ここぞというときだけ全力になればいいのです。
「そうだね、力を入れすぎていたね。良い手抜きも必要だね」と反省し、仕事への姿勢を改めます。
「真面目すぎるよ」の一言には「少しは手を抜いたらどう?」という意味のアドバイスですが、それだけではありません。
「真面目すぎるよ」という一言には、もっと大事な意味があります。
「もっと遊んだほうがいい」という意味があるのです。
真面目すぎる人は、遊ぶことが少ないのです。
力を入れるのは得意でも、力を抜くのは苦手です。
いつも仕事ばかりで、ほとんど休もうともしません。
「休むこと・遊ぶこと=悪」という考えになっていて、仕事一辺倒になっています。
ぜんぜん遊びが足りないのです。
遊びが足りないと、ストレス解消がうまくできません。
「真面目すぎるよ」と言われたら、もっと遊ぶようにしましょう。
休暇を取って、趣味や好きなことを楽しみましょう。
遊びとは、プライベートの場の話だけではありません。
ビジネスの場でも、遊び心を取り入れたい。
普段やっている仕事でも、手を加えられることがあるでしょう。
規則やルールにとらわれるのではなく、ちょっとした遊び心でアレンジを加えてみましょう。
遊び心を意識してみると、思わぬブレイクスルーが生まれる可能性があります。
「真面目すぎるよ」という言葉の、真の意味に気づく必要があります。
「真面目すぎるよ」というアドバイスには「手を抜こう」だけでなく「もっと遊ぼう」という意味もあるのです。