あなたは今日、無理をしようとした自分にブレーキをかけました。
「これ以上アクセルを踏むと危ない。無理をすることになるだろう」
不安を感じたので、ほどほどのところで切り上げました。
それは素晴らしいことです。
無理をしなかったら、自分を褒めましょう。
決して手抜きではありません。
ほどほどのところで切り上げ、上手にセーブしたのです。
無理をしようと思えば、できます。
全力を出し切るつもりで取り組めば、なんとかそのときはうまくいきます。
ただし、問題はその後です。
無理をすると、後からしわ寄せが来ます。
体調を崩して、後の仕事に支障が出ることも少なくありません。
長期的な療養が必要になることもあります。
無理をすると、そのときは良くても、全体的・長期的に見たとき悔やむことが多いのです。
これまでの経験上「無理をすると後が大変」と思ったあなたは、ブレーキをかけてセーブしました。
ほどほどのところで切り上げました。
無理をしなかったとき、誰も褒めてくれません。
仕事が丁寧というわけでも大きな成果を出したわけでもないので、見た目にはわかりません。
ブレーキをかけるので、どちらかというと手を抜いたように誤解されるほうが多いもの。
だから自分を褒めてください。
自分で自分を褒めていいのです。
何事も「ほどほど」が大切です。
調子は、一定に保つことが大切です。
勝負所では特別頑張ることも大切ですが、普段は一定の調子で淡々と行うほうがいいのです。
継続できることが大切です。
継続するためには、アクセルばかりでなくブレーキも大切になり、ときどきセーブが必要になります。
上手にセーブをするから、体調を崩すことなく、仕事を長く続けられます。
無理をしないことも、自己コントロールの1つなのです。