自分の話に夢中になっていると、長話になりがちです。
自分だけ一方的にしゃべっていて、マシンガントークのようになっているのです。
相手が喜んで聞いているならいいのですが、そうでないこともあります。
相手は楽しく聞いているかと思いきや、内心では「興味なし」ということがあります。
自分は話ができて気持ちいいかもしれませんが、相手はストレスです。
興味のない話を延々と聞かされるのはなかなかつらいものがあります。
「自分は楽しい。まだまだ話したい」と思っていても、相手の立場で考えることが大切です。
こういうとき、相手は「やめてくれ」とはっきり言ってくれません。
「あなたの話はつまらない、面白くない、まったく興味がない」と言ってくれることは、まずありません。
いい人や優しい人の場合、相手を傷つけたくない気持ちが強いので、とりあえずうなずきながら聞いてくれます。
だからこそこちらで気づく必要があります。
相手の「興味なし」のサインに気づきましょう。
はっきり口で言ってくれないぶん、相手の態度や表情から読み取ることが必要です。
うつろな表情を浮かべていたり、手遊びが目立っていたりしているなら、要チェックです。
興味がない可能性が高いと判断できます。
相槌を打っているから興味を持っているとは限りません。
相槌を打っていても、うつろな表情や素っ気ない態度が目立つなら、話に飽きている可能性があると考えられます。
常にセンサーを働かせておくことが大切です。
相手が話に飽きていることに気づいたら、早めに話を切り上げましょう。
会話はキャッチボールが大切です。
自分の話はいったん切り上げ、相手に話を振ってみたり、話のテーマを変えてみたりします。
早く相手に話のバトンを渡すのが良い。
会話のボールがお互いを行き来しているのが理想です。
くれぐれも一方的なマシンガントークだけは注意しましょう。