公開日:2025年4月20日
執筆者:水口貴博

自分を優しくいたわる30の言葉

19

ギブアップは、限界になってからするより、限界の手前でするのが正しい。

ギブアップは、限界になってからするより、限界の手前でするのが正しい。 | 自分を優しくいたわる30の言葉

「限界になったらギブアップしろ」と言う人がいます。

たしかに限界を超えることはできません。

無理なものは無理。

気力にも体力にも限界があって、気合でどうにかなるものでもありません。

限界になったら、もうそれ以上どうしようもないので、ギブアップするのが正しいように思えます。

しかし、ここに落とし穴があります。

本当に限界になったら、ギブアップしようにも、できないことが多いのです。

限界は「気力・体力がほとんどない」という状態です。

ガソリンが切れかけた車のようなものです。

動こうにも、ほとんど動けません。

限界のときは、ろくに頭が回らず、正常な思考ができません。

意識がもうろうとしていることも多い。

いっぱいいっぱいのときは、限界になっていることにすら気づけないこともあります。

本当に限界になったら疲労困憊ひろうこんぱいで動けず、そもそも逃げようにもできません。

白旗を上げる力すら残っていないこともある。

限界になってから対処するのは、手遅れになりがちなのです。

ギブアップは、限界になってからするのではありません。

限界の手前でするのが正しいのです。

まだ少し余裕が残っているうちのほうがいい。

つまり「ギブアップするにも一定の余裕がいる」ということです。

少なくとも逃げるだけの体力、白旗を上げるだけ力は必要です。

ギブアップするのは悪いことではありません。

諦めることで、また次のチャンスが得られます。

逃げることで解決できることもあります。

この世に自分は1人しかいません。

代えがないのですから、大切にしてしすぎることはありません。

いったんダウンすると、長い療養が必要になります。

もっと自分に優しくなりましょう。

「そろそろ危ない」と思ったら、限界になる前が大切です。

限界のラインを見極めたうえでギブアップしましょう。

自分を優しくいたわる言葉(19)
  • ギブアップは、限界になってからではなく、限界の手前でする。
「急ぎでお願いします」という一言だけでは、不十分。

自分を優しくいたわる30の言葉

  1. 無理をしなかったら、自分を褒める。
  2. 結果が出なかったからといって、落ち込むことはない。
  3. 人生の試験は満点がない。
    100点で満足するのは早い。
  4. 幸せになるコツは「少しずらすこと」にある。
  5. 逃げることで、才能が開花することもある。
  6. みんなを好きになる必要はないが、自分だけは好きになる必要がある。
  7. 昼寝も仕事の1つ。
  8. 中途半端でもいい。
  9. 嘘は、ついてもいい。
  10. 疲れがたまってパフォーマンスが落ちてきたら、早めに休憩を入れるのが得策。
  11. 嫌なことを忘れるにはどうすればいいか。
  12. 気分が落ち込んだときは、掃除をする。
  13. 誘惑に勝つより避けるほうが簡単。
  14. 遠回しに注意されたことを、褒められたと勘違いしないこと。
  15. だらだらすることもあっていい。
  16. 体調が悪くて早退するとき、罪悪感は必要ない。
  17. 「何かあったな」と気づいたら、場の雰囲気に合わせるのが無難。
  18. 部下の帰り際に残業を命じる上司は嫌われる。
  19. ギブアップは、限界になってからするより、限界の手前でするのが正しい。
  20. 「急ぎでお願いします」という一言だけでは、不十分。
  21. サボることは、本来の姿に戻ること。
    自然体を回復させる行為。
  22. 名前を間違えられたら、その場ですぐ訂正しておくほうがいい。
  23. 「真面目すぎるよ」と言われたとき、誤解しがちなこと。
  24. 「もうこの辺でいいんじゃない」と自分に声をかける。
  25. 手抜きしたと思われたくないから、疲れる。
  26. あなたには、落ち込んだときに読む本がありますか。
  27. 「柔軟心」を意識することで、生き方がうまくなる。
  28. 家族との電話は、電話代をけちらなくていい。
  29. 不安を抱えているのは自分だけではないと思えば、少しは不安も軽くなる。
  30. 話が長い人は、相手の「興味なし」のサインに気づいていない。

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