昼寝の時間を無駄と思ってはいけません。
たしかに昼寝の時間をすると、その間は何もできません。
生産的な活動ができず、静かな時間を過ごすことになります。
だからといって、昼寝に「だらしない」「時間がもったいない」というイメージを持つのは大きな誤解です。
それはもはや古い常識です。
根性論はよくありません。
昼寝は大事な役割を果たすからです。
昼寝をすると頭がすっきりして、午後の仕事がはかどります。
昼食後は、胃や腸などの消化器系の臓器に血液が集中するため、大なり小なり眠くなります。
気合や根性で乗り越えようとするのは要注意。
昼食後に眠くなるのは人の自然な生理現象です。
カフェイン入りのドリンクで眠気を吹き飛ばすのもいいですが、無理は禁物です。
素直に昼寝をしたほうが手っ取り早いし、お金もかかりません。
なにより頭がすっきりして疲れも取れるのです。
仕事のミスを減らすことにもつながるのですから、昼寝の効果は侮れません。
スペインでは「シエスタ」という伝統的な昼寝習慣があることで有名です。
昼食を取ったら、みんな一斉に昼寝をするのです。
人間はロボットではないのですから、適度な休憩が必要です。
夜の睡眠に影響するのが心配であれば「30分未満」を心がければいいのです。
研究によると、30分未満の昼寝であれば、夜の睡眠に影響しないことがわかっています。
目をつぶるだけでも休息の効果があることもわかっています。
短い時間なので、なおさら昼休憩には好都合といえるでしょう。
仮眠室があるなら、ぜひ利用しましょう。
仮眠室がないなら、机に突っ伏して寝ればOK。
マナーや周りの目を気にする人もいるかもしれませんが、考えすぎです。
突っ伏して寝るだけなら、周りに不快な思いをさせることもありません。
そもそも昼休憩は過ごし方は自由です。
堂々と机に突っ伏して休んでください。
忙しくて時間がないときもあるかもしれませんが、諦めてはいけません。
短くてもいいので、何とか昼寝の時間を捻出したい。
昼寝ができるなら、それに越したことはありません。
短い時間でもいいので、素直に取っておくのが得策です。
昼食後に眠くなるのは当たり前の生理現象です。
周りの目を気にせず、どしどし昼寝をしましょう。
午後の仕事にもプラスに働くのですから、なおさら昼寝をするのが得策です。
仕事ができる人ほど、きちんと昼寝を取っています。
昼寝も仕事の1つです。