遅刻癖を直すには「時間を意識する癖をつけること」が大切です。
遅刻癖のある人には、時間を意識していない人が多い。
時計がわからない状態で時間どおりに動くのは難しいでしょう。
時間に無頓着であれば、遅刻癖になるのも当然です。
時間を意識する癖をつけておくことで、時間感覚が研ぎ澄まされ、結果として遅刻癖の改善につながります。
では、時間を意識する癖をつけるにはどうすればいいか。
難しく思えますが、実は簡単です。
時計の数を増やしましょう。
「時計は1つあれば十分」という人もいますが、遅刻癖があるなら、時計の数を増やしてください。
時計の数が増えれば、時間を見る機会も増えます。
時計の種類は、アナログ・デジタルのどちらでもかまいません。
時計の数を増やせば、時間を見る回数も増えるため、時間を意識する機会も増えるようになります。
机の上に置き時計はありますか。
ないなら、机の上に置き時計を置いてみましょう。
遅刻癖を直したいなら、まず時計がないことには始まりません。
視界の範囲に時計があれば、自然と時間を意識できます。
トイレの中に時計を設置するのも悪くありません。
用を足している間、時計を見ることになるため、時間を意識しやすくなります。
部屋に壁時計はあるでしょうか。
部屋に時計がないなら、見やすいところに壁時計を設置するといいでしょう。
生活の中で自然と視界に壁時計が目に飛び込んでくるようになるため、時間の意識を高めることができます。
また「1部屋につき、壁時計は1つ」というルールはありません。
遅刻癖がひどいなら、1部屋に壁時計を2つ設置してみるのもアイデアです。
2つ目の時計を部屋の扉に設置すれば、出入りするたびに時間を確認できます。
パソコンで仕事をするなら、時刻表示をオンにしておきましょう。
時刻表示を拡大できるなら、仕事に支障が出ない範囲で大きくすると、見やすくなって便利です。
携帯電話やスマートフォンの待ち受け画面にも時間表示がされているでしょう。
なるべく大きめの時刻表示にしておくと、時間を意識しやすくなります。
自然と時計が見えるようになるため、自然と時間を意識することにつながるでしょう。
より時間意識を高めたい「秒針のある時計」がいいでしょう。
人は、動きのあるものに反応します。
1秒ごとに秒針が動くと、注意が向きやすくなって、ますます時間を意識しやすくなります。
至るところに時計があれば、時間を意識せざるを得なくなります。
自然と時間感覚が研ぎ澄まされ、時間の認識を強化できます。
時計を増やすだけですから、難しいことは何もありません。
今日からでも実行できます。
遅刻癖の改善は、時計の数を増やすことから始まるのです。