公開日:2022年6月25日
執筆者:水口貴博

いらいらしない心を作る30の言葉

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嫌なことを思い出したときの対処を決めておこう。

嫌なことを思い出したときの対処を決めておこう。 | いらいらしない心を作る30の言葉

私たちの脳には「厄介な癖」があります。

昔を振り返ったとき、ポジティブな出来事とネガティブな出来事のどちらを、よりたくさん覚えているでしょうか。

たいていの人は「ネガティブな出来事のほうをよく覚えている」と答えるでしょう。

別におかしなことではなく、普通のことです。

私たちの脳は、嬉しい出来事や楽しい出来事より、つらい出来事や悲しい出来事をよく覚える傾向があります。

これを心理学の世界では「ネガティビティ・バイアス」といいます。

ネガティブな情報は生存に関わる可能性が高いため、人類が進化する過程で、長く優先的に記憶するよう脳が発達しました。

自分の身を脅かす事柄については深く記憶に残すことで、類似の事象を回避できます。

生ものを食べておなかを壊した経験は、大人になってからも忘れないものですですね。

何十年も前のことであっても、当時の様子を鮮明に思い出せるでしょう。

頭にしっかり記憶することで「次からこれを食べるのは避けよう」と注意でき、危険回避に役立ちます。

私たちの脳は、嫌な出来事に関して驚異的な記憶力を発揮するのです。

もちろんこれはこれで生活に役立つのですが、ちょっと困った側面もあります。

しっかり記憶しているがゆえに、ちょっと油断すると、昔あった嫌なことを思い出してしまうのです。

叱られた出来事、騙された出来事、大失敗をした出来事など。

嫌な出来事は、元気やパワーを奪っていきます。

ひとたび心が沈むと、普段の自分を取り戻すのに時間がかかって大変です。

暗い気持ちを引きずってしまうと、日常生活に支障をきたすこともあります。

ネガティビティ・バイアスは進化の過程で脳に備わった仕組みなので、これを今すぐ変えることはできません。

こうしたことにならないためにも、嫌なことを思い出したときの対処を決めておきましょう。

別のことに意識を向けることなら、対処は何でもかまいません。

できれば元気が出たりテンションが上がったりすることがいいでしょう。

  • 本を読む
  • 映画を見る
  • 熱いシャワーを浴びる
  • お気に入りの音楽を聴く
  • サウナに入る
  • 大好物の焼き肉を食べに行く
  • 好きなアイドルの写真集を眺める

嫌なことを思い出したときの対処を決めていれば、いざ嫌なことを思い出しても怖くありません。

あらかじめ決めていた対処を行うことで、暗い気持ちを吹き飛ばせます。

別のことに意識を向けることで、自然と嫌なことを忘れられ、普段の自分を取り戻せます。

「嫌なことを思い出したときの対処を決めている」という安心感があるだけでも、心が楽になるはずです。

いらいらしない心を作る言葉(23)
  • 嫌なことを思い出したときの対処を決めておく。
いらいらしていることに気づくことが大切。

いらいらしない心を作る30の言葉

  1. 子どもの声がうるさく感じたときは、幼少期の自分を思い出そう。
    昔の自分を見ていると思えば、声は気にならない。
  2. 「いらいらしない、腹を立てない」という目標を立てるだけで、感情のコントロールがうまくなる。
  3. 電波がなくても、いらいらしない。
    スマホやネットから離れる時間として楽しむ。
  4. 頑張らない人にいらいらするのは、自分の価値観を押しつけているからだ。
  5. ミスがあるのを前提にしていないから、いらいらする。
    ミスがあるのを前提にすれば、いらいらしない。
  6. 余計なトラブルを増やしたくないなら、威張る人とは関わらない。
  7. 寝不足のときは、いらいらしやすくなっている。
  8. 「手間暇をかけたものが否定されることもある」と知っておけば、腹は立たない。
  9. 上司から雑用を頼まれたとき、嫌な顔を見せてはいけない。
    出来栄えではなく、反応を見ている。
  10. 挨拶を返してくれないときむっとする、本当の理由とは。
  11. 時間の節約術を、他人に押し付けない。
    時間を無駄遣いする人がいても、いらいらしない。
  12. 虚言癖の人とは、関わらない。
  13. 本当に強い人は、自分の弱さを認められる人。
  14. 甘いものは、人類を救う食べ物。
    どんないらいらも、甘いものを食べると、すぐ落ち着く。
  15. 焦っている人に「早くして」とせかすと、ますます遅くなる。
  16. 服にしみがついて汚れても、大丈夫。
  17. 寝言がうるさい人に、悪意はない。
  18. 予想外の出来事に、いらいらしない。
    「面白いハプニング」と思えば、楽しめる。
  19. わかってもらえなくていらいらするのは「わかってもらえて当然」と思っているから。
  20. 「電車は座るもの」と思うから、いらいらする。
    「電車は立つもの」と思えば、いらいらしない。
  21. 動きが遅い人にいらいらしてはいけない。
    その人にとって普通のペースなのだ。
  22. いらいらしたときは、大空に浮かぶ雲を眺めよう。
    ぼんやり眺めているだけで、心が落ち着く。
  23. 嫌なことを思い出したときの対処を決めておこう。
  24. いらいらしていることに気づくことが大切。
  25. 「だから何?」は、冷静を促す魔法の言葉。
  26. 「許せない」と憎んでいるとき、自分が一番疲れてしまう。
  27. ネガティブ思考の人と関わらなければいけないときは「ポジティブ思考の練習台」として活用すればいい。
  28. 「並んでますか」と聞かれて、むっとしてはいけない。
    自分の中途半端な並び方を見直す機会にしよう。
  29. のんびりしている高齢者を見て「早くしろ」と思ってはいけない。
    いずれ自分もそうなるのだから。
  30. 今日のあなたの目標。
    いらいらしない1日を実現すること。

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