常に成長している人はどんな人でしょうか。
「常にチャレンジしている人」です。
チャレンジには成長につながる要素にあふれています。
体の成長には限界があります。
身長を伸ばしたくても、限界があります。
身長は遺伝や成長ホルモンが関係しているため、いったん成長期を過ぎると、伸ばすのが難しくなります。
成長したいなら「驚きの目」を持つことです。
驚くことを見つける力であり、素直に驚きを表現することをいいます。
私たちは驚いた瞬間、脳の働きが活性化されます。
読書中に知らない言葉と出会うことがあるでしょう。
よくあることですが、ここがあなたの成長の分かれ道です。
知らない言葉と出会ったら「成長のチャンス」と考えてください。
「しなければならない」は、ストレスの元です。
しなければならないことには、義務感・強制感があります。
「仕事をしなければならない」
コンプレックスを憎む人は多い。
コンプレックスがあると、劣等感につながったり自分に自信が持てなかったりして、悩みのタネになっているでしょう。
コンプレックスが自己嫌悪の原因の1つになっている人もいるはずです。
頑固な人は、人の言うことを聞かず、自分の考えに固執しています。
「意見を変えたら負け」「何が何でも考えを曲げてはいけない」とかたくなになっています。
「自分の主張は貫き通すもの」「信念は貫かなければならない」という思考にとらわれていて、考えを変えようとはしません。
愚痴を言い始めると、伸びていた成長が止まります。
愚痴を言った瞬間、誰かに責任をなすりつけることになります。
「自分は悪くない」と思うようになり、現実から逃げ、反省しなくなる。
「なるほど」という言葉があります。
ご存じのとおり、納得・同意を表すときに使うフレーズです。
相手の話を聞いて、納得・同意ができれば「なるほど」という一言を口にするでしょう。
専門スキルの「限定性」に嘆く人がいます。
「専門スキルが身につくのはいいが、ほかの職場では生かせない」
「専門スキルを生かせるのはいいが、限られた分野でしか通用しない」
耳が不自由な人の気持ちは、どうすれば理解できるのでしょうか。
耳を手でふさいでみればみるのです。
私たちの耳の穴は、目や口とは違い「閉じる」という機能がありません。
成長のタネはどこにあるのでしょうか。
「嫌いな人」にあります。
「嫌いな人のどこに成長のタネがあるの?」と不思議に思うかもしれませんが、あるのです。
スポーツ観戦を楽しむ際、多くの人が注目するのは、試合中の選手のプレイでしょう。
魅せるプレイや気迫のある動きなど、試合中の勇姿に心を打たれます。
ときどきスーパープレイが飛び出すことがあって、目を見張ることがあるものですね。
「人と会話することが少ないです」
「声を発することがほとんどありません」
会話量が少ないことに悩んでいる人がいます。
「悪口を言われました」
「人からよく悪口を言われます」
「なぜこんなに悪口を言われるのかわかりません」
友人や恋人の理解を深めるにはどうすればいいのでしょうか。
友人宅・恋人宅に遊びに行ったとき、本棚に目を向けてください。
どんな本が置いてあるか、チェックしてみましょう。
本を読んでいると「刺さる言葉」と出会う言葉があるでしょう。
短いフレーズでも、大きなインパクトがあると、心をぐっと動かされます。
あるときは励まされ、あるときは勇気づけられ、あるときは元気をもたらしてくれるでしょう。
ときどき友人の数を自慢している人がいます。
「私には○○人も友人がいます」
「多くの友人に囲まれています」
「環境が悪かった」
ミスや失敗する人によく聞かれる言い訳です。
責任をほかになすりつけると、自分の責任が半減して楽になります。
心の成長のためには、自分と同じ意見ばかりではいけません。
自分とは違った意見に触れることが大切です。
SNS・ブログ・動画サイトを楽しむ際、私たちは自分と同じ意見を求める傾向があります。
人生における憧れの1つ。
それは「大きな心」です。
「いらいらしない人になりたい」
「私には根性がありません」と悩んでいる人がいます。
根性がないと、自分を追い込めません。
勝負所で踏ん張れません。
「伝える」と「伝わる」は似て非なるものです。
響きは似ていますが、意味がまったく違います。
天と地ほどの差があって、ここを混同すると、不要なトラブルを招くことがあります。
中国のことわざに「一笑一若、一怒一老」という言葉があります。
「一笑一若」とは「1回笑えば、1つ若返る」という意味です。
笑いは心身に好影響を及ぼす感情です。
頑張り屋のあなたは、毎日、一生懸命生きていることでしょう。
真面目にやるべきことをやっているでしょう。
朝から晩まで何かしら取り組んでいるはずです。
社会に出て働くと、ストレスを感じる場面の連続です。
難しい仕事を依頼されたり、緊張するプレゼンがあったり、ぎすぎすした人間関係に悩んだりです。
特に上司から厳しい叱責を受けたときは、強いストレスを感じるに違いありません。
アイデアを考えるときは、2つの考え方を取り入れましょう。
それは「分解」と「結合」です。
分解と結合は、アイデアを考えるときの基本発想です。
嫌なことがあったとき、いちばん楽な方法は時間で解決することです。
しかし、それでも「時間がたつのを待っていられない。今すぐ忘れたい」というなら、良い方法があります。
何かに「夢中」になることです。
「できない」
「難しそう」
そう思うことはありませんか。
自分より不幸な人を見て、安心感を覚えることはありませんか。
「人の不幸は蜜の味」という言葉があります。
「あの人に比べれば、まだ私は大丈夫」と、ほっとするところがあるでしょう。
常に成長している人はどんな人でしょうか。
「常にチャレンジしている人」です。
チャレンジには成長につながる要素にあふれています。
決断すること、勇気を出すこと、行動を起こすこと、ストレスに耐えること、臨機応変に対応すること。
チャレンジをすると、新鮮な刺激や変化が得られ、経験値も増えます。
新しい経験を通して視野や世界観が広がります。
新しいご縁に恵まれることも少なくなりません。
チャレンジには勇気や決断が必要になるため、チャレンジを通して心や精神も鍛えられます。
たとえ失敗で終わったとしても、経験が得られるので、成長面ではプラスです。
チャレンジをすればするほど成長につながっていくのです。
成長したいなら、とにかく何かにチャレンジしてください。
人の成長にはチャレンジが欠かせません。
初めてのことや困難なことに立ち向かっていきましょう。
週に1回でいいのです。
週に1回のペースで取り組めば、1年で52回のチャレンジを達成できることになります。
これだけチャレンジをして成長しないはずがありません。
もちろん余裕があれば、もっとチャレンジしてみるといいでしょう。
チャレンジの数には上限がありません。
運や奇跡は自分でコントロールするのは難しいですが、チャレンジは自分で自由にコントロールできる要素です。
ビジネスであれば、初めての仕事に取り組んでみます。
読書であれば、普段読まない本を読んでみます。
料理であれば、新しいレシピを試してみます。
旅行好きであれば、初めての土地に足を運んでみます。
趣味であれば、新しいパターンに取りかかってみます。
人間関係であれば、セミナーやパーティーなど、出会いの場に足を運んでみます。
あなたにとってチャレンジに感じることなら何でもいいのです。
大切なのは「やってみよう!」の精神です。
勇気を出して一歩前に踏み出すだけでいい。
小さなチャレンジでかまいません。
大きなチャレンジは難しくても、小さなチャレンジであれば、ちょっと背伸びをするだけで無理なく達成できるでしょう。
失敗したら笑い飛ばせばよし。
結果はともあれ、少なくともチャレンジをしたことにはなるので胸を張れます。
失敗から得られた教訓を生かし、再チャレンジするのも良し。
たくさんチャレンジをする人には、大きな成長が待っているのです。
体の成長には限界があります。
身長を伸ばしたくても、限界があります。
身長は遺伝や成長ホルモンが関係しているため、いったん成長期を過ぎると、伸ばすのが難しくなります。
筋力にも限界があります。
筋力は、鍛えるにつれて重いものを持てるようになりますが、努力に比例するわけではありません。
さすがに1トンの重りを持ち上げることはできません。
1トンは、肉体の限界を超えています。
持久力や心肺能力にも限界があります。
トレーニングを繰り返すことで強化していけますが、車より速く走るのは不可能です。
あるところまで鍛えると、伸びが緩やかになり、壁にぶち当たります。
体の成長は、促すことはできても、限界があるのです。
心の成長は違います。
心の成長には限界がありません。
心というのは「愛」「思いやり」「優しさ」だけではありません。
「自信」「勇気」「感受性」「包容力」「自己肯定感」も心の一つです。
しっかり心を磨いて、どんどん心の成長を促すことです。
私たちは、無限に伸ばせるものを持っています。
いわば磨けば磨くほど輝きが増す原石です。
今はまだ原石かもしれませんが、これからの磨き方しだいです。
無限に伸ばせるものを持っているのですから、伸ばせるだけ伸ばすことが大切です。
心の成長に必要なポイントは、3つあります。
多くの本を読み、さまざまな人と接して、いろいろな経験を積んでいきます。
本・人・経験を通して物事の理解が深まるにつれて、どんどん心が成長していきます。
心の成長は「視野の広さ」「視点の高さ」と関係します。
心が成長するにつれて、視野が広くなり、視点が高くなります。
結果として遠くまで見渡せるようになります。
心が成長すると、今まで見えなかったものが見えるようになり、感じられなかったことが感じられるようになります。
他人の心の痛みが理解できるようになります。
より深くまで感情移入ができるようになります。
楽しさがわからなくても、本や経験を積むことで分かるようになることがあります。
分かるようになったのは、心が成長したからです。
心が成長すると、いらいらすることが減って、心が安定します。
人とぶつからなくなり、けんかが少なくなるのです。
心の成長は、人生における最大のテーマです。
私たちが人生をかけて取り組む課題です。
心の成長は無限大です。
一生涯をかけて取り組むミッションです。
大変ですが、だからこそ素晴らしいのです。
成長したいなら「驚きの目」を持つことです。
驚くことを見つける力であり、素直に驚きを表現することをいいます。
私たちは驚いた瞬間、脳の働きが活性化されます。
きちんと驚くと、衝撃によって脳にしっかり刻まれるので、印象に残ったり覚えやすくなったりします。
素直に驚くことで、普通の出来事が感動の出来事に変わります。
私たちは大人になるにつれて、驚かないように心がける傾向があります。
「驚いたら負け」と思うようになります。
「私はこれくらいのことでは驚かない」「驚かないことが大人の証し」と言わんばかりに、驚くことを抑えるようになります。
これは良くありません。
「驚いたら負け」と思っていることほどかっこ悪いことはありません。
驚かないようにするのは、成長を抑制する悪い習慣です。
子どもは、ちょっとしたことですぐ驚きます。
日頃からアンテナを張っていて、積極的に驚くことを見つけようとします。
少しでも心を動かされるものがあれば、口を開け「おお!」と声を出します。
眉を上げ、目をきらきら輝かせます。
興味を持って、その場から離れようとしないことも少なくありません。
成長するから驚けるようになるのではありません。
驚くから成長するのです。
子どもは、素直に驚きを表現する達人です。
あなたも昔は驚きの目を持っていましたが、いつの間にか封印しているのではないでしょうか。
子どものようにきちんと驚けばいいのです。
童心を思い出して、封印を解いて、驚きの目を取り戻してください。
感受性を高め、積極的に驚くことを見つけていきましょう。
日頃からアンテナを張っていると、感受性が高まり、驚くことを見つけやすくなります。
少しでも心を動かされるものが見つかれば、恥ずかしがらず、素直に感情を表に出しましょう。
驚きの声を出し、驚きの表情して、驚きの目を輝かせましょう。
少しでも驚かないようにするのではなく、少しでも驚くようにすることです。
驚きの目を持つ人は表情が良くなって、人間味が増していきます。
日常も輝いて見えるようになります。
きちんと驚くと、きちんと脳が働きます。
物事をすいすい吸収していき、結果として成長も早くなるのです。
読書中に知らない言葉と出会うことがあるでしょう。
よくあることですが、ここがあなたの成長の分かれ道です。
知らない言葉と出会ったら「成長のチャンス」と考えてください。
辞書で意味を調べましょう。
そのままスルーするのもいいですが、できればきちんと調べたほうが有益です。
紙の辞書でも電子辞書でもかまいません。
自分にとって使いやすいタイプの辞書を使いましょう。
もちろん手持ちのスマホで調べるのも良し。
目的は意味を調べることですから、それが達成できるなら何でもいいのです。
知らない言葉との出会いは、新しい知識が得られるチャンスです。
せっかく知らない言葉と出会ったのですから、このチャンスを逃してはいけません。
前後の文脈からおおよその意味がわかるときもありますが、油断は禁物です。
やはりきちんと確認するのがベストです。
本を読み終わってから調べるのもいいですが、できればその場ですぐ調べるほうがいい。
気になる気持ちが強いうちに調べたほうが、吸収力・記憶力が高いためよく頭に入ります。
調べるといっても大したことではないはずです。
ほんの一瞬でチェックできるでしょう。
ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、この地道な努力があなたの知識力と語彙力を鍛えます。
あとから復習できるよう、メモやノートに書き留めておくといいでしょう。
読書を楽しみつつ知識力・語彙力もアップするのですから一石二鳥です。
小まめな習慣が、大きな成長をもたらすのです。
「しなければならない」は、ストレスの元です。
しなければならないことには、義務感・強制感があります。
「仕事をしなければならない」
「勉強をしなければならない」
「早起きをしなければならない」
「しなければならない」と考えた瞬間ストレスが生じて、心がきゅっと締め付けられます。
体が倦怠感に包まれ、取り組む前から疲れを感じ、ため息も漏れるでしょう。
しなければならないことが多くなればなるほど、ストレスを感じる機会も増えます。
日常からストレスを減らすためには「しなければならない」を減らしていくことが大切です。
しかし、私たちの人生には「しなければならない」が数多く存在します。
社会人になれば、仕事をしなければなりません。
子どもを産んで親になれば、子育てをしなければなりません。
入学試験や資格試験にパスするためには、勉強をしなければなりません。
なかなかゼロにするのは難しいのが現実です。
ストレスの原因がしなければならないことだとわかっていても、立場や状況があって避けられないときがあります。
「しなければならない」をゼロにできなくても、減らすことならできるはずです。
完璧主義者はゼロを目指したくなりますが、それはあくまで理想です。
ゼロにできなくても、1つでもいいので減らす努力をしてください。
「しなければならない」を減らすにはコツがあり、次の2つのキーワードが重要です。
「積極性」と「好奇心」です。
たとえば、上司から仕事を依頼されて取り組む状況があるでしょう。
上司から指示されてから動き始めるのではなく、自分から率先して取り組みます。
普段の上司の様子を見ていれば「次はこんな仕事の依頼が来るだろう」と予想ができるようになるはずです。
積極性を発揮すれば「仕事をしなければならない」から「進んで仕事をする」に変わります。
自分の意思で取り組むことになるため、義務感・強制感が消え、ストレスが大幅に軽減されるのです。
入学試験や資格試験にパスするためには勉強が必要であり「しなければしけない」に直面します。
このとき、まず勉強科目に興味を持ち、自ら進んで学ぶ姿勢になります。
「なぜだろう?」「もっと知りたい!」という好奇心を大切にすれば、だんだん興味関心が湧いてくるようになるでしょう。
興味関心を持って勉強を楽しむようになれば「勉強をしなければならない」から「勉強をしたい」に変わります。
記憶力も吸収力も高まって、勉強がスムーズに進みやすくなるのです。
人生では「しなければならない」がたくさんありますが、積極性と好奇心を大切にすれば、改善できます。
「しなければならない」を1つでも減らしていきましょう。
ストレスは、心の持ちようで軽減されます。
その気になれば、日常から「しなければならない」をゼロにすることも不可能ではありません。
コンプレックスを憎む人は多い。
コンプレックスがあると、劣等感につながったり自分に自信が持てなかったりして、悩みのタネになっているでしょう。
コンプレックスが自己嫌悪の原因の1つになっている人もいるはずです。
少しでも自分に自信が持てるよう、コンプレックスの解消に向けて励んでいる人は少なくありません。
肥満体型にコンプレックスがあるなら、スリムな体型を手に入れるため、ダイエットに励んでいるでしょう。
貧弱な体にコンプレックスがあるなら、強健な肉体を手に入れるため、筋トレや有酸素運動を頑張っているに違いありません。
学歴にコンプレックスがあるなら、少しでも自信を取り戻そうと、自分で本を買って独学を頑張っているでしょう。
コンプレックスの解消に向けた努力は大いに評価されることであり、未来の自分のためになるのは間違いありません。
では、コンプレックスはゼロにすればいいかというと、そうではないのです。
人には、1つくらいコンプレックスがあったほうがいいのです。
コンプレックスには、3つの大切な価値があるからです。
「魅力」「アイデンティティー」「共感のタネ」です。
コンプレックスは魅力です。
人を引きつける力があります。
コンプレックスほど人間味にあふれていることはありません。
自分の個性として生かせば、輝く魅力へと変わります。
自分ではコンプレックスに見えても、他人からはチャームポイントに見えているでしょう。
悪いと思っているのは自分だけです。
周りから見ると、輝いて見えるでしょう。
コンプレックスは「アイデンティティー」です。
コンプレックスは、名刺代わりになります。
コンプレックスがあるからこそ、独自性が生まれます。
自分らしさの1つであり、他者と区別する大事なポイントです。
コンプレックスは自分の独自性の1つですから、その価値を認めて、アイデンティティーとして受け入れることが大切です。
コンプレックスは「共感のタネ」です。
コンプレックスを持っていることで、同じ悩み・似た悩みの人に寄り添えたり理解が深まったりします。
「大変だよね」「苦労があるよね」「悩ましいときもあるよね」と共感できるようになります。
コンプレックスを減らす努力は大切ですが、だからといってゼロにする必要はありません。
むしろゼロにしてはいけません。
コンプレックスには「魅力」「アイデンティティー」「共感のタネ」という、人にとって大事な価値があります。
人には、1つくらいコンプレックスがあったほうがいいのです。
頑固な人は、人の言うことを聞かず、自分の考えに固執しています。
「意見を変えたら負け」「何が何でも考えを曲げてはいけない」とかたくなになっています。
「自分の主張は貫き通すもの」「信念は貫かなければならない」という思考にとらわれていて、考えを変えようとはしません。
頑固な人はいたるところに存在していて、ちょっと悩まされる存在です。
頑固な人を説得しようとしても、なかなか素直に首を縦に振ってもらえず、苦労させられることがあるものですね。
頑固な人は人間関係から孤立する傾向があります。
エスカレートすると寿命にも影響してきます。
固い頭を柔らかくするには、どうすればいいのしょうか。
ここでおすすめしたいのは「アップデート」という考え方です。
説得に負けたり人の言葉に屈したりするわけではありません。
あくまで「最新にする」「より良いものに変えていく」というだけのこと。
考えの中身をすべて変えるわけではなく、あくまで上書きしていくイメージです。
アップデートという考え方になれば「上書きによって思考を発展させる」というイメージとなり、変化を受け入れやすくなります。
「意見をアップデートする」
「価値観をアップデートする」
「考え方をアップデートする」
パソコンのOSでもアップデートが大切であるように、人間の思考もアップデートが大切です。
アップデートという考え方になれば、変化に対する抵抗や罪悪感が小さくなり、だんだん頭が柔らかくなります。
頑固な人は、アップデートという考え方を身につけてください。
あれほど固かった頭が、みるみるうちに柔らかくなっていくでしょう。
アップデートという考え方を身につければ、自然と頭が柔らかくなっていくのです。
愚痴を言い始めると、伸びていた成長が止まります。
愚痴を言った瞬間、誰かに責任をなすりつけることになります。
「自分は悪くない」と思うようになり、現実から逃げ、反省しなくなる。
だから、成長も止まります。
成長が止まるから、ますます愚痴を言う悪循環。
嫌な雰囲気が漂うため、人も寄りつきにくくなるのです。
成長したければ、愚痴をやめることです。
愚痴を言いたくなっても、弱音は吐かず、ぐいっと飲み込みます。
少しつらいかもしれませんが、少々の辛抱です。
いきなり愚痴をやめるのが難しければ、少しずつ減らしていってもいいでしょう。
「仕方ないね」「そういうこともあるね」という言葉を使えば、つらい出来事もうまくかわせます。
沈黙を押し通すのも悪くありません。
愚痴を言いたい衝動は、仕事や勉強にぶつけましょう。
すると、止まっていた成長が、再び伸び始めます。
誰かが行動するのを待つより、自分から動いたほうが、早く実現します。
うまくいかないことは「自分の責任」と考えましょう。
自分に注意を向けることで、反省も促されます。
ますますあなたは改善され、成長のスピードが加速するのです。
「なるほど」という言葉があります。
ご存じのとおり、納得・同意を表すときに使うフレーズです。
相手の話を聞いて、納得・同意ができれば「なるほど」という一言を口にするでしょう。
「あなたの話に納得・同意しました」という意味を伝えることができ、会話の活性化につながります。
言えば言うほど、どんどん会話の調子が盛り上がり、話が進んでいきます。
日常の定番フレーズの1つであり、コミュニケーションに欠かせないフレーズですね。
そんな「なるほど」というフレーズですが、面白い工夫があるのでご紹介します。
ゆっくり落ち着いた口調で「なるほど」と言ってみてください。
さらっと言うのではなく、丁寧に感情を込めて言うのがポイントです。
普通に言うときと比べて、心の奥までじんと響くはずです。
納得感が心に深くまで染み入ります。
しみじみした感覚を覚え、心の中で鐘が響くような余韻を楽しめます。
また、ゆっくり落ち着いた口調で口にすると、納得・同意の意味も強くなります。
「あなたの話に納得・同意しました」という意味が強調してしっかり伝わって、ますます会話が活性化されるでしょう。
うなずきながら「なるほど」と言えばパーフェクトです。
相手は「しっかり話を聞いてくれる人」という印象となり、あなたに必ず好感を持ちます。
どんどん会話の調子が上がって、貴重な話を聞かせてもらえるチャンスに恵まれるかもしれません。
言い方を工夫するだけで、より心の奥まで響いて、納得感も高まります。
シンプルな一言ですが、だからこそ奥が深い
ゆっくり落ち着いた口調で「なるほど」と言えば、自分のためにも相手のためにもなります。
お互いの心に響く一言となるのです。
専門スキルの「限定性」に嘆く人がいます。
「専門スキルが身につくのはいいが、ほかの職場では生かせない」
「専門スキルを生かせるのはいいが、限られた分野でしか通用しない」
専門スキルを身につけている人は、やはり専門職への就職が有力となるでしょう。
また専門職に就いている人の場合、身につくスキルも専門性の高いものが中心となるでしょう。
専門スキルは「希少価値が高くて高収入が得やすい」というメリットがあります。
一方で「限られた分野でしか通用しない」というデメリットがあります。
今の職場では通用しても、ほかの職場で通用しない可能性があります。
スキルの内容が専門的であればあるほど、限られた分野でしか通用しなくなります。
転職すると、新しい職場ではほとんど役立たなることは珍しくありません。
せっかく身につけた専門スキルも、職場が変わるとなかなか生かす場面がなく、役立たないように思われます。
まったく畑違いの仕事に転職すれば、ゼロからのスタートになってしまうでしょう。
専門スキルにこだわると、転職の足かせになることも少なくありません。
しかし、ここで専門スキルとは別に注目したいスキルがあります。
それが「汎用スキル」です。
汎用スキルとは、いろいろな方面に生かせるスキルのことをいいます。
たとえば「ビジネスマナー」「コミュニケーション能力」「問題解決力」「論理的思考力」「情報リテラシー」などが挙げられます。
「すべての仕事に必要な共通スキル」と言って差し支えありません。
たしかに専門スキルはほかの職場で通用しないかもしれませんが、汎用スキルは生かせます。
汎用スキルは、あらゆる職種に存在するスキルです。
裏を返せば「専門スキルを扱う仕事でも存在する」ということです。
どんな専門職でも、汎用スキルに関わる場面があります。
どんな職場でも「ビジネスマナー」が必要とされます。
人と接するときには「コミュニケーション能力」が要求されるでしょう。
スムーズに仕事を進めるうえでは「論理的思考力」が要求され、トラブル解決には「問題解決力」が必要とされます。
使用するツールやサービスは会社特有のものでも、そこで鍛えられる問題解決力や情報リテラシーは他の職場でも通用します。
専門スキルを生かしつつ、汎用スキルを身につけていけばいいのです。
高められるだけ高めておきたい。
汎用スキルは、すべての仕事に必要な共通スキルゆえに、異なる業界でも力を発揮できます。
汎用スキルを身につければ強力な武器となり、どの業界や職場でも通用します。
もちろん転職でも有利な武器となるのは間違いありません。
専門スキルを高めつつ、同時に汎用スキルも高めていってください。
専門スキルと汎用スキルの両方が身についていれば、鬼に金棒です。
耳が不自由な人の気持ちは、どうすれば理解できるのでしょうか。
耳を手でふさいでみればみるのです。
私たちの耳の穴は、目や口とは違い「閉じる」という機能がありません。
目や口は閉じることができますが、耳の穴はずっと空いたままのため、普段ふさがることはありません。
だから、意図的に耳をふさいでみるのです。
急に音が聞き取りにくくなるでしょう。
実際は完全に音が聞こえなくなるわけではありませんが、音が大幅に聞き取りにくくなるはずです。
とても生活がしにくくなり、大きな不便を感じるはずです。
耳が不自由な人は音が聞き取りにくい状態で日々を過ごしていて、そうした人の気持ちを理解する一助になります。
耳が不自由な人と出会うことがあれば、相手の気持ちに寄り添った、思いやりのある接し方ができるようになるでしょう。
さて、もうひとつ大切なことがあります。
そのまま数分ほど耳が不自由な状態を維持したら、次は穴をふさいでいた手を離してみてください。
ふさぐのやめた瞬間、音が耳に飛び込んできます。
しかもクリアに音が聞こえて、ちょっとした感動を覚えるはずです。
耳が聞こえることの素晴らしさを再認識できるのです。
そして「音の世界」に生きていることにも気づかされるでしょう。
私たちは常に音が聞こえている状態のため「聞こえることの素晴らしさ」をなかなか実感できないでいます。
音が聞こえることは、それだけで幸せでありがたいことです。
たまには耳でふさいでみると、大切なことを発見・再認識する機会になるのです。
成長のタネはどこにあるのでしょうか。
「嫌いな人」にあります。
「嫌いな人のどこに成長のタネがあるの?」と不思議に思うかもしれませんが、あるのです。
嫌いな人は、私たちによくある盲点の1つです。
嫌いな人には、嫌いになるだけの理由があるでしょう。
話し方が苦手だったり、性格が悪かったり、ルックスが受け付けなかったりなど、それなりの理由があるはずです。
嫌いな人は、嫌いであるゆえに無視をしがちです。
顔を背けて視界から遮断したり、関わらないように距離を置いたりしているのではないでしょうか。
考えることすらないように心がけていることもあるはずです。
しかし、どんな人にも必ず1つは学ぶべきところがあります。
もちろん嫌いな人に対しても、学ぶところが必ずあり、ゼロということはありません。
ここで大切なことは「良いところに目を向け、学ばせていただく姿勢」です。
「苦手なタイプだけど、どこかに良いところがあるはずだ。学べるところがあるはずだ」
心を大きくしてじっくり観察してください。
嫌悪感や抵抗感はあってもいいので、謙虚な気持ちだけは持つことです。
すると、必ず学べるところが見つかります。
ルックスが苦手で受け付けなくても、話し方が上手であれば、参考になるでしょう。
性格が悪くて嫌いだとしても、ファッションセンスは輝いていれば、参考になるでしょう。
生理的に受け付けなくても、熱心な仕事姿勢があれば、参考になるはずです。
学べるところが見つかればリスペクトの念が生まれ、嫌いな人を受け入れられます。
嫌いだからといって無視したり否定したりするのではありません。
1つでいいので学べるところを見つけ、謙虚に吸収することです。
「嫌いなタイプだけど学べるところがある」と謙虚な姿勢があれば、人間関係は安泰です。
お手本となる存在が1つ増えることになり、あなたの成長に役立ちます。
優れた価値観は意外なところにあります。
嫌いな人が「人生の師」となる可能性もゼロではありません。
スポーツ観戦を楽しむ際、多くの人が注目するのは、試合中の選手のプレイでしょう。
魅せるプレイや気迫のある動きなど、試合中の勇姿に心を打たれます。
ときどきスーパープレイが飛び出すことがあって、目を見張ることがあるものですね。
ところが、試合中のプレイに注目する一方、私たちが見過ごしがちなことがあります。
「負けた選手が受けるインタビュー」です。
負けた選手を見てください。
プロスポーツ選手は試合の後、インタビューを受けることになっています。
マイクとテレビカメラを向けられ、多くの報道陣に囲まれます。
極限の注目が集まる中で、敗因や今の気持ちなどをずばずば聞かれます。
完敗のときであろうと、惨めで情けない負け方のときであろうと、きちんとインタビューを受けます。
試合に負けた直後は、いちばん落ち込んでいる最悪のタイミングです。
普通に考えると「そっとしてほしい」「1人にさせてほしい」「何も話したくない」と思うところでしょう。
しかし、そんな最悪のタイミングでも、プロは逃げません。
試合に負けた直後という最悪のタイミングにもかかわらず、堂々とインタビューを受けるのです。
これは大変なストレスです。
試合に勝った後のインタビューは歓迎ですが、負けた後のインタビューは大きな抵抗があるはずです。
涙を流したり声を震わせたりしながらインタビューを受ける選手も少なくありません。
これがプロスポーツ選手のすごいところです。
インタビューを受けることがスポンサー契約になっているのですが、それを加味しても、感服の至りです。
負けた直後にもかかわらず、堂々とインタビューを受ける選手を見ていると、拍手を送りたくなります。
私たちは、こうした勇姿からも学ぶ必要があります。
これまで普通にインタビューを見ていたなら、これからはしっかり注目してみてください。
負けた後のインタビューの様子から、選手の強いメンタルとスポーツ精神を学ぶことです。
試合中のプレイだけが勇姿ではありません。
負けた後に受けるインタビューも勇姿の1つです。
「人と会話することが少ないです」
「声を発することがほとんどありません」
会話量が少ないことに悩んでいる人がいます。
人と接する機会が少ないと、コミュニケーション不足になります。
孤独や寂しい印象が伴い、ネガティブな印象があったりするものです。
人と会わない一人暮らしのため、会話量が少なくなっていることもあるでしょう。
テレワークや在宅勤務など、仕事の都合で人と会わない生活が続くこともあるはずです。
人と会話することが少ないと、脳機能の衰えを懸念する人も多いのではないでしょうか。
もちろん話したいのに話せない状況があるなら要改善です。
おしゃべりを楽しみたいなら、どんどん積極的に人と会う機会をつくっていくのがいちばんです。
しかし、会話量が少ないことは、一概に悪いこととは言えません。
会話を求めていないなら、無理に会話をする必要はありません。
行きたくもない飲み会やパーティーに出席にしたり、無理やり人と会う約束を作ったりするのは本末転倒です。
会話が少ないことに罪悪感を持たないことです。
大切なのは「会話量」より「思考量」です。
「いかに頭を使っているか」「いかに脳を働かせているか」です。
たとえば、本を読んだり将棋を指したりするとき、脳はしっかり活動しています。
黙読でも、頭の中ではいろいろな言葉が飛び交っています。
プロ棋士は、黙々と将棋を指していますが、頭はフル活用されています。
映画や芸術を鑑賞して感じたり考えたりすることも、頭を使うことの1つです。
言葉を発していなくても、しっかり脳を働かせることになります。
いろいろなことを感じたり考えたり学んだりすることです。
十分な思考量があるなら脳活動は活発であり、脳機能が衰える心配はありません。
見た目は1人の状態でも、きちんと楽しんでいるなら、1人の時間が充実していることになります。
実は1人でも会話を楽しむことが可能です。
「脳内1人会話」です。
話し相手がいなければ、脳内1人会話によって自分との対話を楽しみましょう。
「○○だろうか」「いや、そうではない」「ではなぜそうなるのか」というように、脳の中で会話のやりとりを楽しみます。
私たちには高度な脳があります。
話し相手がいなくても、自分の中だけで会話のキャッチボールを実現させることが可能です。
もちろん高次元まで発展させていくことも可能です。
学者や研究者は、脳内1人会話によって素晴らしい仕事をしています。
ぶつぶつ独り言を言うのは要注意ですが、頭の中で1人会話を楽しむなら何も問題はありません。
脳内1人会話もコミュニケーションの1つです。
私たち人間は、思考する生き物です。
人の脳は非常に優れていて、話し相手がいなくても、1人の状態で思考をぐるぐる回していくことが可能です。
脳内でインプットとアウトプットが繰り返され、会話のキャッチボールが実現されています。
脳内1人会話を楽しめば、言葉は発していなくても、脳の中はにぎやかです。
会話量が減っても、きちんと思考量が保たれているなら問題ありません。
1人の状態でも思考量が十分あれば、しっかり脳を使っていることになります。
会話量より思考量のほうが多いなら、むしろ健全なのです。
「悪口を言われました」
「人からよく悪口を言われます」
「なぜこんなに悪口を言われるのかわかりません」
悪口を言われて悩んでいる人がいました。
親からも上司からも友人からも、いろいろな人から悪口を言われているとのこと。
きちんと頑張っているときですら、悪口を言われるとのこと。
それはおかしい。
どんな悪口を言われたのか聞いてみると、思いもよらない返事が返ってきて、拍子抜けしました。
言われた言葉は、悪口ではありませんでした。
アドバイスだったのです。
その人は、アドバイスを悪口と誤解して捉えていただけでした。
これほど惜しいことはありません。
改善できることも改善できなくなります。
たしかにアドバイスは、厳しい言葉に聞こえることがあります。
相手の言い方に問題があるときもあるでしょう。
耳の痛い言葉であることが少なくなく、聞きようによっては悪口に聞こえるもの。
相手は善意の一言のつもりでも、相手がネガティブに受け止めてしまうと、何でも悪口になってしまいます。
これは、悪いほうに考える癖がある人によくあります。
悪いほうに考える癖があると、どんなアドバイスも悪口のように聞こえてしまいます。
アドバイスを悪口と捉えてしまうと、周り人は何も言えなくなってしまいます。
成長することも成功することもできなくなるのです。
「悪口を言われた」と思うことがあれば、自問自答をしましょう。
それは本当に悪口なのか、一度冷静に考えてみてください。
悪口ではなく、実は善意のアドバイスではないかと。
実を言うと、世の中にあるほとんどの悪口は、アドバイスです。
ストレートな悪口に思えても、受け止め方を変えれば、アドバイスになるケースがほとんどです。
「頑固だなあ」と言われたら「もっと素直になりましょう」というアドバイスです。
「仕事の要領が悪い」と言われたら「段取りを改善してはいかがですか」というアドバイスです。
「言葉遣いが乱暴」と言われたら「もう少し丁寧な言葉遣いをしたほうがいい」というアドバイスです。
ストレートに受け止めるのではなく、前向きに受け止めるのがポイントです。
貴重なアドバイスをいただいていることに気づきましょう。
悪口を言う人を恨んだり憎んだりしないことです。
きちんとアドバイスとして受け止めれば、成長につながり、成功にもつながります。
願わくは、言いにくいことを言ってくれる人を大事にしたい。
わざわざ言いにくいことを指摘してくれている人は貴重な存在です。
自分が嫌われるかもしれないリスクを負いながら、わざわざ親切に伝えてくれました。
アドバイスをしてくれた人に感謝すれば、人間関係も良くなるのです。
友人や恋人の理解を深めるにはどうすればいいのでしょうか。
友人宅・恋人宅に遊びに行ったとき、本棚に目を向けてください。
どんな本が置いてあるか、チェックしてみましょう。
本棚には、相手の興味関心が反映されています。
お酒の本があればお酒好きだとわかり、料理の本が置いてあれば料理好きだとわかります。
歴史の本が置いてあれば歴史に興味関心があり、旅行の本が置いてあれば旅行に興味関心があることがわかります。
漫画がたくさん並んでいれば漫画好きだとわかり、小説がたくさん並んでいれば小説好きだとわかるでしょう。
時には意外な本が置いてあって、相手の新たな一面を発見できることもあるはずです。
本棚に大量の本が並んでいるなら、活字に親しみがあり、読書の習慣があると考えて間違いありません。
長い付き合いだからといって、相手のことを何でも知っているとは限りません。
相手のことを理解しているようでも、実はまだ知らない一面がある可能性は十分考えられます。
だからこそ、本棚です。
本棚をのぞくことは、相手の心をのぞくことと同じです。
心は目に見えませんが、本棚を見ると、間接的に見えてきます。
相手がなかなか自分の興味関心について話してくれなくても、本棚を見れば、その人の心の内が見えてきます。
その人の本当の趣味や好みが見えてきて、相手の理解を深める一助となるでしょう。
相手とコミュニケーションの際、本棚の本の話題に触れれば、熱く語ってくれるに違いありません。
あなたの自宅にある本棚も、いつの間にか自分の興味関心が反映されていることでしょう。
本棚は心の窓です。
本棚を見ると、その人がわかるのです。
本を読んでいると「刺さる言葉」と出会う言葉があるでしょう。
短いフレーズでも、大きなインパクトがあると、心をぐっと動かされます。
あるときは励まされ、あるときは勇気づけられ、あるときは元気をもたらしてくれるでしょう。
突き刺さった言葉はいつまでも忘れられないものです。
しかし、刺さる言葉は「出会うもの」とは限りません。
「つくり出すもの」でもあります。
どうすれば刺さる言葉をつくり出せるのか。
強く自分に言い聞かせればいいのです。
奮い立たせる言葉を自分に強く言い聞かせてください。
奮い立たせる言葉であれば、何でもかまいません。
シンプルで普通の一言でも、前向きな言葉ならOKです。
平凡な一言でも、あなたを動かす力はあります。
「私ならできる!」
「心も体も前を向け!」
「自分を信じろ!」
「ピンチをチャンスに変えろ!」
「今やらないでいつやるんだ!」
「自分の未来を切り開くのは自分だ!」
「ひたすらベストを尽くすだけだ!」
「ぎりぎりの崖っぷちだ。わくわくしてきた!」
力を込めて、しっかり自分に言い聞かせましょう。
自分を諭すように言い聞かせてください。
そうすれば、短い一言でもぐさりと突き刺さります。
心の奥までしっかり響き、潜在意識にも到達します。
「どんな言葉か」より「どれだけ強く自分に言い聞かせるか」です。
普通に言い聞かせるのではなく、強く言い聞かせることがポイントです。
人から説教されるのは抵抗があっても、自分で自分を説教するならすんなり受け入れられるはずです。
しっかり言い聞かせれば、潜在意識まで到達して、内面から変わっていきます。
心を打ち抜かれたような衝撃を覚え、はっとするのです。
あなたを励ますのは、あなたです。
あなたのやる気を上げるのも、運命を変えるのも、あなたです。
刺さる言葉は、出会うものではなく、つくり出すものなのです。
ときどき友人の数を自慢している人がいます。
「私には○○人も友人がいます」
「多くの友人に囲まれています」
「学生時代も合わせると、友人が○○人もいます」
「SNSのフォロワーは○○人です」
「知り合いに有名人がいます」
「友人の数=自分の人気の目安を表現するもの」と考えているのでしょう。
友人の数は、多ければ多いほどいいと思っています。
「1人でも友人の数を増やそう」「人とのつながりを1人でも増やそう」と頑張っている。
有名人の名刺をもらっただけで、仲良くなったと勘違いしている人も少なくありません。
しかし、友人の数を自慢したところで、その人たちと浅い関係であれば無意味です。
浅い関係の人とは、表面的な会話しかできません。
楽しい時間は過ごせるかもしれませんが、心のつながりはありません。
本当に困ったとき、さっといなくなります。
親しくない関係なら、友人が何人いようと関係ありません。
友人が100人いようと1000人いようと関係ありません。
人間関係に「広く深く」はありません。
人間関係を広げたら、必ず「広く浅く」となります。
私たちは本来、同時に多くの友人を持つのは難しいのです。
時間やお金といったリソースは限られているため、友人の数が増えるにつれて、1人に割くリソースも小さくなります。
友人が増えれば増えるほど、必ず広く浅い関係になります。
やみくもに友人を増やすと、人間関係に関する悩みも増えることになり、ストレスも増大します。
そのため、友人の数を自慢する人は、必ず薄い人間関係で構成されています。
広く浅い関係は、もはやいないも同然です。
友人の数を自慢している人に限って、親友はゼロです。
友人の数と人生の幸せは無関係です。
友人の数を自慢するのは悪趣味なのでやめておくことです。
人間関係で大切なのは、数より質です。
すなわち「どれだけ親しいか」です。
お互いを理解し合っていて、深い信頼関係が結ばれていて、何でも打ち明けて話せる人がどれだけいるかです。
本当に親しい人がいるなら、友人の数は1人で十分です。
たった1人でも、心のつながりが深くて何でも話せる親しい関係なら素晴らしい。
その人は、親友です。
あなたにとって本当に大切な人です。
「環境が悪かった」
ミスや失敗する人によく聞かれる言い訳です。
責任をほかになすりつけると、自分の責任が半減して楽になります。
たしかに事実として環境が悪く、ミスや失敗が誘発した状況もあるでしょう。
自然災害や交通事故など、予測が難しい上、防ぎようのない状況もあります。
しかしその一方で、対策を立てていなかった自分にも非があるとも言えます。
環境が悪くなるのは、どこでも起こりえます。
それを言い始めると、責任転嫁のオンパレードです。
プロゴルファーは「スコアが悪かったのは、雨が降っていたせい。風が強かったせい」という言い訳はしません。
プロ野球選手も「調子が出なかったのは、気温が低かったせい。観客の応援が足りなかったせい」という言い訳はしません。
環境のせいにすると、自分が成長できなくなります。
環境のせいにするのはかっこ悪い。
もし自分にミスや失敗を環境のせいにする癖があるなら、今すぐやめることです。
「あの人のせい」
「国の政策が悪いせい」
「設備が足りないせい」
責任をほかになすりつけたくなっても、ぐっとこらえる。
その代わり、ミスや失敗をした原因追及と再発防止に、徹底集中するのです。
ミスや失敗を環境のせいにする人は、成長できません。
ミスや失敗を自分のせいにする人が、成長できるのです。
心の成長のためには、自分と同じ意見ばかりではいけません。
自分とは違った意見に触れることが大切です。
SNS・ブログ・動画サイトを楽しむ際、私たちは自分と同じ意見を求める傾向があります。
自分と同じ意見は快感です。
「わかる、わかる!」と共感できて気持ちいい。
「そうだ! そのとおりだ!」と納得ができて嬉しい。
「自分の意見は間違っていない」と再確認できるため、自信にもつながります。
自分と同じ意見に触れると、安心感や肯定感が得られて、元気も出てきます。
特別意識していないかぎり、私たちは自分と同じ意見ばかり求める傾向があるのです。
しかし、自分と同じ意見ばかり触れているのは良くありません。
同質の価値観でいいではないかと思うかもしれませんが、ここに落とし穴があります。
自分が間違っていても気づけません。
自分の殻を破るきっかけも得られません。
知らず知らずのうちに成長のチャンスを失うことになります。
なにより自分の中に入ってくる情報が限定され、視野や価値観を広げることができなくなります。
結果として、心の成長を止めてしまうのです。
そこで大切なのは「自分とは違った意見」です。
自分とは違った意見には、新しいエッセンスが含まれています。
違和感や不快感はあるかもしれませんが、まず耳を傾けることです。
気づきが得られ、新しい価値観や考え方を学べます。
自分とは違った意見に触れることで、自分の間違いや思い込みに気づかされることも少なくありません。
反対意見のほうが、より強い根拠や説得力があり、自分の意見が変わるきっかけになることもあります。
時には自分と真逆の意見に触れることも大切です。
「世の中にはこういう考え方の人もいるのか!」と実感できます。
受け入れられなくてもいいのです。
同意や共感ができなくても「そういう考え方の人もいる」ということを痛感することで「自分の世界」が広がります。
「世の中にはいろいろな人がいる」という理解がいっそう深まります。
コップの水の色を、同じコップの水で変えることはできません。
コップの水の色を変えるには、外から別の色の水を取り入れることが必要です。
自分とは違った意見に触れることで、視野や価値観が広がっていき、心の成長につながっていくのです。
本でもSNSでもブログでも動画サイトでもかまいません。
無理に受け入れるわけではなく、触れてみるだけでいいのです。
ずっと触れ続ける必要はありませんが、たまには触れていきましょう。
自然の成り行きに任せるのではなく、自分から触れにいく姿勢が大切です。
自分にとっては「異物」に感じるかもしれませんが、それこそが心の成長につながる「栄養」です。
苦い薬ほどよく効くのです。
抵抗感が強いなら、チャレンジのつもりで触れてみればいい。
立ち向かう姿勢になれば、腹立たしさも半減します。
少々ストレスがあっても受け入れられるでしょう。
自分の行動を振り返ってみて「同じ意見ばかり求めている」と思ったら、たまには自分とは違った意見にも触れてみてください。
いらいらしたり腹が立ったりするかもしれませんが、耳を傾けるだけの価値はあります。
世の中のいろいろな意見に触れていくことで、自分の世界が広がっていくのです。
人生における憧れの1つ。
それは「大きな心」です。
「いらいらしない人になりたい」
「怒らない人になりたい」
「何でも許せる人になりたい」
大きな心の持ち主には、包容力と理解力があります。
心が大きくなるにつれて、感情が安定するようになり、落ち着いた性格になります。
嫌な言葉もスルーできるようになるので、ストレス耐性も強くなります。
大きな心は、精神年齢が高い証拠です。
人間関係がスムーズになることはもちろん、穏やかな人生を送れるようになります。
大きな心を持つことは私たちの憧れであり、人生最大の目標の1つです。
大きな心を意識して、日々努めている人も多いのではないでしょうか。
しかし、心を大きくしたいと思っても、実際はなかなか難しいものです。
思いどおりにいかなくて、ふとした瞬間、怒りを覚えることもあるでしょう。
常に余裕のある行動を心がけているつもりでも、現実ではいらいらすることもあるでしょう。
腹立たしいことがあって、どうしても許せないことがあるでしょう。
気づけば「ああ、またいらいらしてしまった」と悔やむ自分がいる。
思うのは簡単でも、現実は難しい。
心がけてはいるものの、怒りやいらだちを覚えることがあるものです。
いきなり大きな心を求めないことです。
今すぐ大きな心を手に入れるのは現実的に困難です。
心の成長は、少しずつでいいのです。
「前よりいらいらしにくくなった」
「前より許せる範囲が広がった」
「前より落ち着いた性格になった」
小さな成長実感を大切にしてください。
本当に小さな成長実感でいいのです。
体の成長は少しずつであるように、心の成長も少しずつです。
もっと具体的に言うと「心が1ミリ大きくなった」でいいのです。
たかが1ミリと思うかもしれませんが、大きくなったことに変わりありません。
もちろん心は物理的なものではありませんが、大きくなった実感がわずかでもあればよしとしましょう。
「心が1ミリくらい大きくなったかな」と思えば、両手を上げて喜びましょう。
小さな変化なのでわかりにくいかもしれませんが、1ミリであれ、素晴らしい成長です。
心の修行は、長期トレーニングです。
一生をかけて行う課題と思ってください。
「そんなに時間がかかるの?」と思いますが、時間がかかるからいいのです。
幸い、心の成長には限界がありません。
体の成長には限界がありますが、心の成長は際限がありません。
どこまで心を大きくできるかは、あなたしだいです。
大きな心を人生最大の目標として、日々こつこつ取り組んでいきましょう。
1ミリの成長実感を大切にしてください。
10年後のあなたは、見違えるほど素晴らしくなっているはずです。
「私には根性がありません」と悩んでいる人がいます。
根性がないと、自分を追い込めません。
勝負所で踏ん張れません。
人生に支障を来し、大きなことを成し遂げられないと思っている人がいます。
しかし、ちょっと待ってください。
そもそも根性は必要なのでしょうか。
いいえ、必要ありません。
根性は、人生に必要なものではありません。
「根性がない」と聞くと、問題があるように思えますが、そう感じるだけです。
命がなければ生きていけませんが、根性は、なくても生きていけます。
「根性が必要」という思考にとらわれているなら誤解です。
人生に根性は必要ありません。
あったらあったで武器になりますが、なくても問題ありません。
根性がないことは、健康問題でもありません。
食事をするときも着替えるときも歯を磨くときも、根性は必要ないはずです。
トイレに行くときも入浴することも寝ることも、根性は必要ないはずです。
大切な友人や恋人と接するときも、根性を出していないはずです。
根性があるのは大いに結構ですが、なければないで、普通に生活を送れます。
仕事や勉強では根性が必要になりそうですが、これも誤解です。
仕事でも勉強でも、根性がなくてもできる環境やスタイルを構築すればいいのです。
部屋を静かな状態にして、集中しやすい環境を整えることです。
トイレや歯磨きのように、いつでも簡単に取り組めるようにすることです。
そうすれば、根性がなくても、物事がスムーズに進みます。
下手に根性が身につくと「根性論で生きる人」になってしまいます。
何でも根性で取り組むことになり、歯を食いしばることが増えてしまいます。
我慢やストレスにさらされることが多くなり、いばらの道を進むことになりかねません。
「根性が必要」という考え方が、すでに根性論です。
あまり根性論を主張していると、近寄りがたい雰囲気が出てしまい、孤立を招く恐れがあります。
根性がないとできないような仕事は、残念ですが長続きしません。
遅かれ早かれ、挫折するのは時間の問題です。
若さや体力があるうちは可能でも、年齢を重ねるにつれて厳しくなります。
根性がなくてもできるスタイルに変えてください。
それが無理なら、あなたに合っていない職場もしくは仕事なので、転職をおすすめします。
根性論を押し付ける人がいるなら、逃げてください。
理想的なのは、根性が必要ない生き方です。
仕事でも遊びでも人間関係でも、根性が必要ないほうが楽しくて面白くて長続きします。
根性がなくても、人生は生きていけます。
もちろん幸せに生きることもできるのです。
「伝える」と「伝わる」は似て非なるものです。
響きは似ていますが、意味がまったく違います。
天と地ほどの差があって、ここを混同すると、不要なトラブルを招くことがあります。
どれだけ伝えていても、伝わっていなければゼロです。
どれだけ力説しようと、どれだけ長々話そうと、相手に伝わっていなければ意味がありません。
1人で頑張って話しているだけであり、独り言で終わっています。
「こんなに頑張って伝えているのに、どうして理解しくれないの?」と悩むことになるのです。
大切なのは「どれだけ伝えたか」ではなく「どれだけ伝わったか」です。
力説すればいいわけではありません。
声が大きかったり乱暴な言い方だったりすると、相手は恐怖や威圧を感じて、話の中身に集中できなくなります。
乱暴な言葉遣いはどれだけ言っても伝わりませんが、丁寧な言葉遣いは短い一言でもしっかり伝わります。
丁寧な言葉で優しく説明するほうが、きちんと相手に伝わるので、納得してもらえるのです。
長々話せばいいわけでもありません。
話が長くなればなるほど焦点がぼやけ、何が言いたいのかわからなくなり、かえって相手に伝わりにくくなります。
伝えることが目的であれば、簡潔でわかりやすい話にしたほうが相手に理解してもらえます。
言葉だけに限らず、時にはわかりやすい図表を使うのも効果的です。
「伝える」と「伝わる」と混同せず、きちんと区別することです。
コミュニケーションが下手な人は「伝えること」に力を入れます。
コミュニケーションが上手な人は「伝わること」に力を入れます。
コミュニケーションに限らず、文章でもプレゼンでも同じです。
今まで伝えることだけしか考えていなかったなら、今後はどれだけ伝わっているかに着目してみてください。
伝わることを意識すれば、話し方が変わり、言葉遣いに磨きがかかります。
あなたのコミュニケーションが、ワンランクアップするのです。
中国のことわざに「一笑一若、一怒一老」という言葉があります。
「一笑一若」とは「1回笑えば、1つ若返る」という意味です。
笑いは心身に好影響を及ぼす感情です。
笑うことは、若返りの薬を口にするのと同じこと。
笑いは身も心にも良い影響があり、若返りの効果があり、寿命を延ばす力があります。
長生きしている年配者は日頃からにこにこしていてよく笑っています。
笑えば笑うほど寿命が延びて、健康で長生きできます。
「一怒一老」とは「1回怒れば、1つ年を取る」という意味です。
怒りは心身に悪影響を及ぼす感情です。
怒ることは、猛毒を口にするのと同じこと。
身も心にも悪い影響があり、老いを促します。
日頃から怒りやすい人は老いやすくなって、どんどん寿命が縮んでしまいます。
怒りっぽい人であればあるほど短命で終わってしまうので注意が必要です。
「1回怒って1つ年を取ったら、1回笑って取り返せばいい」と思うかもしれません。
たしかにそのとおりです。
日常ではうっかり怒ってしまうことがあるでしょう。
注意していても、つい感情のコントロールが緩くなることがあるもの。
1回怒ることがあれば、1回笑う機会をつくってください。
1回怒って1つ年を取っても、1回笑う機会をつくることで1つ若返ることになり、ゼロにできます。
悪影響を帳消しにできるのは幸いなことです。
一件落着といきたいところですが、満足するのはまだ早い。
1回怒って1つ年を取っても、1回笑って取り返すのではありません。
ついでにもう1回笑う機会をつくりましょう。
2回笑えば、ゼロからプラスになって若返ることになります。
調子がよければ、3回笑うのも良し。
老いを取り返すどころか、笑えば笑うほどどんどん若返っていきます。
うっかり怒ることがあっても、それ以上に笑うことができれば、結果として若返ることになります。
年齢を重ねることはあっても、心だけは若々しくありたい。
一生青春を実現するのも夢ではありません。
頑張り屋のあなたは、毎日、一生懸命生きていることでしょう。
真面目にやるべきことをやっているでしょう。
朝から晩まで何かしら取り組んでいるはずです。
ビジネスでもプライベートでもいつも目の前のことに集中しているでしょう。
毎日やることがたくさんあると、生活も人生もごちゃごちゃしているように見えます。
やらなければいけないことが膨大にあると、ため息が出てきますね。
やるべきことがたくさんあると、目まぐるしい日々を送っているように感じるものです。
しかし、ごちゃごちゃ考える必要はありません。
ややこしく考えても、ストレスが増えるだけ。
ここはシンプルに考えてほしい。
実を言うとあなたがしていることは、1つしかありません。
「毎日ベストを尽くしている」
これだけなのです。
家事も育児も、ベストを尽くしてします。
勉強もスポーツも習い事も、ベストを尽くしてします。
仕事も趣味も恋愛も、ベストを尽くしています。
あなたは毎日いろいろなことに取り組んでいますが、やっていることは「毎日ベストを尽くしている」という1つだけです。
自分の生き方を一言でまとめてください。
一言でまとめると、シンプルかつスマートになります。
「私がしていることはベストを尽くしていることだけなのか!」とわかれば、すっきり納得できるでしょう。
毎日ベストを尽くしているだけと思えば、思考がシンプルになり、気持ちも楽になります。
ぜひ自分の生き方に誇りを持ってください。
今日もベストを尽くして、素晴らしい1日にしましょう。
ベストを尽くせば、ベストの結果が得られます。
成功しても失敗しても、ベストを尽くしていればそれでよし。
結果は出ていなくても、生きる姿勢は100点満点です。
たっぷり充実を感じてください。
今日もきちんと頑張った自分を褒めてあげましょう。
ベストを尽くした1日であれば、気持ちよく床に就けるでしょう。
毎日ベストを尽くせば、ベストの人生になっていくのです。
社会に出て働くと、ストレスを感じる場面の連続です。
難しい仕事を依頼されたり、緊張するプレゼンがあったり、ぎすぎすした人間関係に悩んだりです。
特に上司から厳しい叱責を受けたときは、強いストレスを感じるに違いありません。
一気に心がブルーになって、立ち直るにも時間がかかるでしょう。
耐えなければいけないストレスは、耐えなければいけません。
耐えなければいけないストレスがあるとき「上手に乗り越える考え方」があります。
「心の筋トレ」と思えばいいのです。
心を鍛えていると思えば、気合が入ります。
体は鍛えれば強くなるように、心も鍛えれば強くなります。
体の筋トレは苦しいから鍛えられるように、心の筋トレも苦しいからこそ鍛えられます。
「苦しくて当たり前」「大変だからこそ意味がある」という思考になるので、前向きな気持ちで立ち向かえます。
もちろん筋トレですから「休憩」も大切です。
「限界が近いかな」「いっぱいいっぱい」と思ったら、すぐ休憩を入れましょう。
心が折れることがあってはいけません。
体の筋トレでも休憩を入れながら行うように、心の筋トレでも休憩を入れながら行うことが大切です。
きちんと休憩を入れたほうが、無理のない筋トレが実現します。
大きなストレスを感じることがあれば「しっかり鍛えられるなあ!」とポジティブに考えればいい。
「この苦しさを乗り越えれば、一回り強い自分と出会える」と思うことです。
ストレスのシャワーを浴びようと、緊張の場面があろうと「心の筋トレ」と思えば納得できるはずです。
心が鍛えられるにつれて、以前は大変に感じたストレスが平気に感じるようになります。
「心の筋トレ」と考えることが、ストレスとの上手な付き合い方です。
アイデアを考えるときは、2つの考え方を取り入れましょう。
それは「分解」と「結合」です。
分解と結合は、アイデアを考えるときの基本発想です。
物事を分けたり組み合わせたりすることで、新たな発想力が膨らんで、新しい工夫が生まれます。
壁にぶつかったとき、分解や結合の考え方を思い出せば、問題解決がスムーズになるでしょう。
分厚い本があって読みにくい悩みがあるとします。
分厚い本は威圧感があります。
読む前からおっくうになり、なかなか読書に着手できません。
読み始めたとしても、途中で疲れて挫折することが多いでしょう。
こういうときこそ「分解」の考え方です。
分厚い本を2つに割ればいのです。
分厚い本も、半分にすれば薄くなります。
同じ内容でも、受ける印象が変わり、読みやすくなるでしょう。
分量が半分になることで、抵抗感が小さくなり、読みやすくなるでしょう。
2つに割ってもまだ量が多く感じるなら、さらに分ければいいだけです。
「運動不足を解消したい」「映画を楽しみたい」という欲求があるとします。
毎日忙しいと、なかなかまとまった時間を取れません。
普通に考えれば、それぞれの時間を捻出しなければいけないと思いますが、ここで「結合」の考え方です。
運動と映画鑑賞の要素を組み合わせてみましょう。
「ウォーキングマシンを使えば、運動しながら映画を見ることができる」
2つの行為をまとめて行うことで、新しいアイデアが生まれます。
何かに行き詰まったときは「分けることはできないか」「組み合わせることはできないか」と考えてみましょう。
分解と結合の考え方を持つと、どんどん頭が柔らかくなります。
嫌なことがあったとき、いちばん楽な方法は時間で解決することです。
しかし、それでも「時間がたつのを待っていられない。今すぐ忘れたい」というなら、良い方法があります。
何かに「夢中」になることです。
部活でも、仕事でも、遊びでも、勉強でも、映画でも、漫画でも、何でもいいのです。
まず夢中になれることに取り組みましょう。
できるだけ時間を忘れるくらい夢中になれることのほうがいいです。
「夢中」という字は「夢」の「中」と書きます。
人間、寝ている間に見る夢では、時間があっという間に過ぎていきます。
だから現実でも、夢の中にいるくらい時間を忘れる何かに没頭すればいいのです。
現実の世界でも、夢中になれば、時間があっという間に過ぎてしまいます。
しかし、それでも夢中になることが何もないというなら、寝てしまえばいいのです。
寝てしまえば、すぐ夢の中に入れます。
夢の中に入って、夢中(夢の中)になれます。
夢中になると時間があっという間に経ってしまうように、夢の中でも時間があっという間に過ぎてしまいます。
寝ている間の夢中(夢の中)と、現実の世界での夢中とは、基本的に同じです。
夢中になれば、それだけで時間を忘れることができるのです。
夢中になれば、それだけでいつの間にか時間がたち、嫌なことも忘れているのです。
「できない」
「難しそう」
そう思うことはありませんか。
難しそうなことがあれば、とっさに「無理」と判断し、尻込みするかもしれません。
「できるわけがない」「チャレンジするだけ無駄」と決めつけ、早々に諦めることがあるものです。
しかし、それは本当にできないことなのでしょうか。
いいえ、きっと誤解です。
一度も経験したことがないのに「できない」と決めつけるのは良くありません。
実を言うと、難しそうに見えることの大半は、ただの思い込みです。
心の錯覚に騙されてはいけません。
難しく見えているだけであり、実際は違います。
私たちにはリスクを回避する本能があり、物事の捉え方が偏っています。
未経験のことは何でも難しそうに見えるものであり、今回もそのパターンです。
試しにトライしてみましょう。
思ったより普通にできるかもしれません。
難しいどころか、簡単にできてしまうかもしれません。
つまらないどころか、楽しく感じてしまう可能性もゼロではありません。
壁があるように思えても、ぶつかると思った瞬間、霧のようにすり抜ける。
「難しそうに見えたけど、やってみると、思っていたより簡単だね」ということはよくあることです。
キツネにつままれたような感覚を覚えるに違いありません。
あなたが見えている壁は、ただの思い込みです。
心の錯覚に騙されてはいけません。
「難しそう」と思っていることほど、試してみる価値があります。
この事実に気づけば、今まで見えなかった選択肢が見えてきます。
最初から無理と諦めていた選択肢があれば、もう一度目を向けてみてください。
「もしかするといけるんじゃないか」という考えに変わるでしょう。
新しい選択肢が見えてきて、可能性の幅がぐっと広がるのです。
自分より不幸な人を見て、安心感を覚えることはありませんか。
「人の不幸は蜜の味」という言葉があります。
「あの人に比べれば、まだ私は大丈夫」と、ほっとするところがあるでしょう。
時には癒やしの感覚すら覚えることもあるはずです。
たしかに人の不幸には、癒やしや安心の効果があるのも事実です。
こうした喜びのことを心理学では「シャーデンフロイデ」と言い、多くの人が持ち合わせている心理的習性の1つです。
しかし、お世辞にも良い趣味とは言えません。
自分より不幸な人を見て安心したところで、有益なことや建設的なことがあるわけではありません。
一時的な安心感が得られる程度であり、人生が好転するわけでもありません。
なにより注意したいのは、癖になりやすいことです。
自分より不幸な人を見て安心することには、強い中毒性があります。
何度も繰り返していると「自分より不幸な人はいないだろうか」といつもきょろきょろ探すことが癖になります。
エスカレートすると「不幸な人探し」という悪趣味ができてしまいます。
たしかに安心感は得られるでしょうが、だからといって素晴らしいとは言いがたい習慣です。
ここで大切なことがあります。
自分より不幸な人を見て安心する暇があれば、その時間や労力を別のことに向けましょう。
すなわち、自分より努力している人を見るのです。
世の中には自分よりもはるかに努力している人がいます。
しかも大勢いるものです。
自分より努力している人を見ていると、やる気・元気・勇気といったパワーをもらえるでしょう。
「地道な努力ですごい!」と尊敬の念が湧きます。
「こうしてはいられない! 見習わなければいけない! 自分も頑張ろう!」という気持ちになります。
体がむずむずしてきて、自分もチャレンジしたくなります。
人の不幸を見て安心するくらいな、自分より努力している人を見てパワーをもらうほうがはるかに健全です。
劣等感を覚えることもあるかもしれませんが、そうした感情には流されず、素直に相手の努力を認めることが大切です。
あなたの周囲に努力家はいませんか。
もしいるなら、その人からパワーをもらいましょう。
身近にいなくても心配は不要です。
知り合いである必要はなく、面識の人でもかまいません。
棋士、作家、芸術家、ミュージシャン、俳優、アイドル、芸能タレント、スポーツ選手、上場企業の社長。
メディアを通して活躍する人を知ることがあるでしょう。
自分より努力している人を見てパワーをもらったら、その勢いで行動です。