いらいらするのは、ミスがあるのを前提にしていないからです。
人間は不完全な生き物です。
どれだけ注意していても、ミスは起こるものです。
仕事でも何でも、必ずミスはあります。
ミスを前提にしていないから、いざミスがあったとき「大変だ!」「想定外だ!」と取り乱すことになるのです。
大きなミスがあれば、この世の終わりと言わんばかりに動揺して、なかなか現実を受け入れられません。
NASAは、ヒューマンエラーを防ぐために膨大なお金をかけています。
それでもなお、100パーセント防ぐことはできていないのです。
NASAでさえ完璧に防げないのですから、私たちが防げないのも当然です。
いらいらしないためには、ミスがあるのを前提にすればいいのです。
「人間だから必ずミスはある」
そう思えば、心の準備ができます。
家事も仕事も、ミスがあることを前提にしましょう。
遊びや旅行も、ミスがあることを前提にしましょう。
もちろんミスがないように注意はしつつも、心の奥では「ミスは起こるものだ」と整えておくことです。
そのうえで、あらかじめミスが起こったときの対応策も考えておくと安心です。
対応策は、綿密である必要はなく、ざっくりとしたもので十分です。
これができているかどうかで、精神衛生はずいぶん変わります。
いざミスがあっても、すんなり受け止められ、落ち着いて対処できます。
そうすれば、ミスが起こっても、慌てることなく平常心でいられるのです。