あなたはいつも頑張っています。
いつも真面目に頑張っているあなたは、あいかわらず今日も頑張っています。
長時間の労働にも耐えています。
私たちは、頑張らないとうまくいかないと思っています。
学生のころからことあるごとに「頑張りなさい」というセリフを言われ続けてきました。
親からも先生からも友人からも「頑張れ! 頑張れ!」というセリフばかり。
「人に頼るな」という声が聞かれます。
世の中には「人に頼るのは恥ずかしい、申し訳ない、迷惑がかかる」という風潮があります。
「人に頼る=悪」と考える人も少なくありません。
「甘えるな」と言う人がいます。
それはいかがなものでしょうか。
たまには甘えてもいいのではないでしょうか。
「弱音を吐くな」と言う人がいます。
それはいかがなものでしょうか。
「弱音を吐くな」と言う人は、今まで一度も弱音を吐いたことがないのでしょうか。
夕食をつくりたくないときがあります。
疲れていたり、夕食をつくる気力がなかったりするときがあるでしょう。
気力も体力も使い果たしていて、夕食をつくるのがおっくうなときがあるもの。
私たちの日常では、急なアクシデントに見舞われることがあります。
アクシデントがなければベストですが、なかなかそうもいきません。
自分に過失があるとは限りません。
人から悪口や噂話を聞かされることがあります。
ふいに相手から話をされて、耳に入ることがあるでしょう。
「知りたくないのに知ってしまう」という状況があるもの。
「○○さんがあなたのことをこんなふうに悪く言ってたけど、気にしなくていいよ」
そんなセリフを口にする人がいます。
友人のことを悪く言う人がいれば、親切心から本人に伝えたくなるのでしょう。
人の悪口を言わないことです。
自分の印象が悪くなります。
人の悪口を「話のネタ」として利用する人がいますが、ここはしっかり襟を正したいところです。
私たちは落ち込んでいるとき、ネガティブな心の声が聞こえてきます。
「恥ずかしい」
「自分が情けない」
あなたのストレス解消は、いくつありますか。
日頃から取り組んでいるストレス解消法を思い出してみてください。
ストレス解消法は人によって千差万別。
あなたはストレスに悩んでいるのは「ノルマ」に原因があるのかもしれません。
ノルマはメリットもありますが、デメリットもあるため、設定には注意が必要です。
もちろんノルマにはメリットがあります。
悲しいとき、落ち込んだとき、いらいらしたとき。
心がごちゃごちゃしたとき、最もシンプルな解決策は何でしょうか。
ずばり「寝ること」です。
人間には面白い能力が備わっています。
「自分に必要な言葉には自然と反応する」という特殊能力です。
頭で深く考えなくても、その言葉を見ただけで脳が反応します。
たった一言でいいのです。
寝る前に頑張った自分をねぎらいましょう。
「今日もお疲れさま」と。
景気の悪い話をされることがあります。
会話は、流れに沿って進めることが原則です。
景気の悪い話をされると、その流れで暗い話を続けそうになります。
誘いや提案をしたとき、相手から断られるときがあります。
相手に断られても、腹を立てないことです。
憎んだり恨んだりしないことです。
頑張ったときは、ご褒美が大切です。
頑張った自分へのご褒美として、贅沢を楽しみましょう。
「贅沢を楽しんでいいの?」と思いますが、もちろんいいのです。
ストイックな人がいます。
ストイックに勉強する人、ストイックに練習する人、ストイックに仕事する人。
ストイックな人は、自分に厳しい様子が見受けられます。
武道の世界に「心技体」という言葉があります。
それぞれ「精神」「技術」「肉体」を意味し、武道で重視する3要素と言われています。
武道に携わる人であれば、誰もが知っている言葉に違いありません。
片付けや整理整頓が苦手な人がいます。
「片付けるのが苦手です」
「整理整頓が下手で、なかなかうまくいきません」
努力したにもかかわらず、残念な結果に終わることがあるでしょう。
努力が報われるとは限りません。
世間では「努力は必ず報われる」という声が聞かれますが、きれい事を抜きにすると、誤りです。
心身の切り替えをスムーズにするためには、帰宅前が大切です。
仕事の帰り際は、疲労もやストレスもピークになっているタイミング。
心身ともにへとへとで「早く家に帰りたい」「仕事が終われば、もう何もしたくない」と思う人も多いのではないでしょうか。
仕事が重なって慌てることがあります。
普段はあまり仕事がなくて暇なのに、急に仕事がたくさん舞い込んでくることがあって慌てます。
飲食店のランチタイムのようなものです。
「もうダメだ。アウトだ。何もかも終わりだ」
頑張っていたにもかかわらず、アウトになってしまいました。
アウトはアウト。
毎年経験するのが、台風です。
台風は毎年あることなので、恒例行事となっているところがあります。
温暖化や気候変動の影響で、年々大きな被害をもたらす台風が増えています。
うまくいかなかったとき、思い出してほしい言葉があります。
中国の故事「人間万事塞翁が馬」です。
昔々中国のあるところに、老人(塞翁)が住んでいました。
「皆勤賞です」
「毎日休まず頑張っています」
「休日も仕事をしています」
人生では、真っ暗な状況に陥ることがあります。
暗くて何も見えない。
まったく光がなくて、あるのは闇だけ。
あなたはいつも頑張っています。
いつも真面目に頑張っているあなたは、あいかわらず今日も頑張っています。
長時間の労働にも耐えています。
やる気がないときや元気がないときは、自分にむちを打って気合を入れています。
難しい仕事でも、そこから逃げないで、きちんと職務を全うしています。
雨の日も雪の日も台風の日も「休んではいられない、今日も頑張ろう」が繰り返されています。
そのおかげで、ひとまず大きな問題はなく、仕事がうまくいっています。
きっと今日も頑張っていることでしょう。
もちろん頑張ることは素晴らしいことですが、少し頑張りすぎです。
休む暇がありません。
遊ぶ暇もありません。
どんどん心身が消耗し続ける一方です。
「休んではいられない。今日も頑張ろう」が繰り返されていると、この先ずっと休むことも遊ぶこともできなくなります。
これほど危険なことはありません。
ダウンするまで延々と走り続けることになるからです。
何かあってからでは遅いのです。
せっかく頑張っても、健康を害しては意味がありません。
一度ダウンすると、回復に時間がかかります。
場合によっては回復できないこともあります。
休んだから周りに迷惑がかかると思いますが、その真面目な考えが、休めない原因をつくっていることに気づいてください。
たまには休みましょう。
いつも頑張っているのですから、たまには休んでも罰は当たりません。
たまにはきちんと休んで、いつも頑張っている自分にご褒美を与えてください。
贅沢な料理を食べるのも良し。
大好きな趣味に打ち込むのも良し。
健康ランドに足を運んでひたすら癒やされるのも良し。
海岸に行って、砂浜で潮風に当たりながらビールを飲むのもいいですね。
リラックスの時間をたっぷり満喫しましょう。
休むことに罪悪感は必要ありません。
いつも頑張っているのですから、たまには贅沢をしてもOKです。
そういう贅沢は神様も許してくれます。
自分を優しくいたわってください。
有給休暇の申請を出して、さっそく休みましょう。
明日からと言わず、今日から休んでもOKです。
正直な心の声に従ってください。
休みたいときには休むのがいちばんです。
いつも頑張っているのですから、文句は言われません。
きちんと休んでエネルギーをチャージすれば、また仕事を頑張れるのです。
私たちは、頑張らないとうまくいかないと思っています。
学生のころからことあるごとに「頑張りなさい」というセリフを言われ続けてきました。
親からも先生からも友人からも「頑張れ! 頑張れ!」というセリフばかり。
みんな口裏を合わせているかのように「頑張れ」と声をかけてきます。
こうした環境で育ってきた影響もあり「何でも頑張るものだ」「頑張らないとうまくいかない」という思考が定着しています。
ここに誤解があります。
実は頑張らなくても、意外とうまくいくものです。
習慣にすればいいのです。
本は、頑張らないと読み切れないと思いますが、誤解です。
普通に淡々と読めばいいだけです。
たとえば、移動中の読書を習慣にすればいいだけです。
通勤通学のとき、電車で読書するのを当たり前にすれば、頑張らなくても普通に本は読めます。
勉強を頑張らないと、成績が上がらないと思いますが、誤解です。
朝起きたら、前日の復習をする癖をつけます。
登下校中に、教科書を読む癖をつけます。
寝る前に暗記科目のテキストを読む癖をつけます。
良くも悪くも、ルーティンワークのようにすればいい。
頑張らなくてもいいので、とりあえず勉強の習慣がつけば、自然と学力は上がります。
ダイエットも、頑張らなくてもうまくいきます。
普段よりほんの少し食事を減らすだけです。
少し食事を減らすだけなら、空腹で困ることはありません。
食事を減らした分だけ噛む回数を増やせば、満腹感も生まれます。
それを淡々と毎日繰り返していれば、自然とカロリーが抑えられ、自然と痩せます。
「頑張る」には重たい響きがあります。
「頑張らなければいけない」と思うだけで、肩に力が入ります。
重力が倍になったように感じられ、やる前から倦怠感を覚えます。
取りかかるのに気合も必要になるし、体力の消耗も激しくなるのです。
大切なことは「習慣にすること」です。
習慣にすれば、頑張らなくても勝手に体が動きます。
朝の洗顔や夜の歯磨きのようなものです。
最初こそ意識が必要ですが、何度も繰り返していくうちに体が行動パターンを覚えます。
いったん体に習慣が染み付いたら、意識しなくても自然とできるようになります。
当たり前の習慣にすればベストです。
自然と物事が前に進みます。
1歩の前進も、淡々と繰り返していけば、遠くまで進んでいけます。
「いつの間にかこんなにたくさんしていたんだね」となる。
頑張らなくても、いつの間にか夢や目標が達成されているのです。
夢や目標を叶えるために必要なのは、頑張ることではなく、習慣にすることです。
実は頑張らなくても、無意識に続けられる状態になれば、世の中意外とうまくいくものです。
「人に頼るな」という声が聞かれます。
世の中には「人に頼るのは恥ずかしい、申し訳ない、迷惑がかかる」という風潮があります。
「人に頼る=悪」と考える人も少なくありません。
「人に頼るな」という言葉が、家庭・学校・職場など、あちこちから聞こえてくるのです。
洗脳のように刷り込まれ、それが自身の常識となります。
正論のように聞こえますが、ここに落とし穴があります。
本当に実行したら大変です。
外食したくても、できなくなります。
けがや病気をしても、病院に行けなくなります。
わからないことがあっても、人に聞けなくなります。
悩み事があっても、人に相談できなくなります。
自分の限界に直面しても、助けを求められなくなります。
1人で抱え込むことほどつらいことはありません。
人に頼ることを禁止したら、遅かれ早かれ、行き詰まりを迎えます。
もはや生きていけなくなるのです。
人は、社会的な生き物です。
私たちは、人の力を借りながら生きていく必要があります。
いろいろな人を頼りながら生きていくことが欠かせません。
「人に頼るな」という言葉を、うのみにしてはいけません。
正しくは「まず自分でやる。厳しいときは人に頼る」です。
最初からべったり人に頼るのが悪いのであって、必要なときは、きちんと人に頼るのが正解です。
むしろ人に頼らないといけないのです。
必要なときは、どしどし人に頼りましょう。
難しい問題も、人に頼れば、すんなり解決できます。
1人ではできないことも、人に頼ることで、乗り越えていけます。
何でも1人でやろうとするのではなく、上手に人の力を借りながら進めることが大切です。
自分に対して、人に頼ることを許可してください。
「どうしてあんなことで苦しんでいたのだろう」と、きょとんとするでしょう。
人に頼ることを許可すると、トラブルの解決がシンプルになります。
余計なストレスから解放されます。
生きるのがぐんと楽になるのです。
「甘えるな」と言う人がいます。
それはいかがなものでしょうか。
たまには甘えてもいいのではないでしょうか。
いつも厳しいばかりでは疲れます。
体力がある人でも、限界があります。
走り続ければ、そのうち体力が尽きるでしょう。
心が強い人でも、休みなく頑張り続けていると、いつか車のようにエンストを起こします。
燃え尽きることもあるかもしれません。
私たちは子どものころから「甘えてはいけない」と教わって育てられてきました。
知らず知らずのうちに「甘えるのは悪いこと」という刷り込みがされています。
これは誤解です。
たまには甘えていいのです。
誰でもたまには甘えたくなるときがあります。
優しくしてもらいときがあります。
それは人として自然なことです。
だからたまには甘えましょう。
甘える時間は充電の時間です。
癒やされるし、ほっと安心できるし、心が潤うのです。
緊張から解放される時間をつくることは大切です。
「たまには甘えてもいいよね」「今日くらいは甘えてもいいよね」でいいのです。
普段一生懸命頑張っているなら、自分へのご褒美として甘える時間をつくってください。
甘えられる人や甘えられる場所をつくって、そこを心のよりどころとしましょう。
甘えるときは、人の好意や親切を遠慮なく受け入れてください。
甘えられるとわかっていれば、安心して仕事に打ち込めます。
一生懸命頑張れます。
やる気も根気も出ます。
まったく甘えない人が強いのではありません。
たまに甘える人が強いのです。
たまには甘えたほうが、人生を強くしなやかに生きられるのです。
「弱音を吐くな」と言う人がいます。
それはいかがなものでしょうか。
「弱音を吐くな」と言う人は、今まで一度も弱音を吐いたことがないのでしょうか。
いいえ、そんなことはないはずです。
「弱音を吐くな」と言う人だって、過去には弱音を吐いたことが何度もあるはずです。
弱音を吐くこともあっていいのではないでしょうか。
強がってばかりでは疲れます。
人間ですから、弱音を吐きたいときもあります。
人はもともと弱い生き物なのですから、士気が落ちたり、気力が萎えたり、心がひるんだりすることはあります。
「つらいなあ」「嫌なだなあ」「気が進まないなあ」と思うこともあって当然です。
弱音を吐かないと、気を張ったままになります。
ずっと歯を食いしばった状態でなければいけません。
これほど疲れることはありません。
緊張状態が続くと、肉体的にも精神的にも疲れやすくなります。
弱音を吐かないと、ストレスも心のごみも吐き出せません。
ずっと心の中にため込むのは、健康に良くありません。
眉間にしわが寄って、口角が下がって、老けやすくなります。
弱音を吐かないでいると、あるとき限界に達し、心がぽきっと折れてしまうのです。
だから弱音を吐くのです。
弱音を吐きたいときは、吐きましょう。
弱音を吐けない場所があるなら、しばらくしてから弱音を吐ける人のところに行って、たくさん話を聞いてもらうのです。
弱音を吐くと、ほっとできるし、少し元気も出ます。
本音だからです。
ありのままの自分を見せると楽になります。
弱音には、心のバランスを調整する役割があります。
気持ちを吐き出すことは大切です。
リラックスできて、心が弛緩します。
人の悪口を言うのはNGですが、弱音を言うのは悪いことではありません。
一言も弱音を吐かない人より、ときどき弱音を吐く人のほうがよほど人間らしいのです。
ときどき弱音を吐いて、やるときはやるのです。
取り組まなければいけない仕事があるなら、弱音を吐いてから、取り組みましょう。
「やりたくないなあ」「うまくいくかなあ」「ダメかもしれないなあ」と言いつつ、全力で取り組みます。
勝負所では、しっかりフルパワー全開です。
弱音を吐いても、きちんとやるべきことができていれば、文句はありません。
弱音を吐く自分を認めましょう。
人は、弱音を吐くことがあるから、頑張れます。
弱音を吐く人は、心がぽきっと折れることはありません。
夕食をつくりたくないときがあります。
疲れていたり、夕食をつくる気力がなかったりするときがあるでしょう。
気力も体力も使い果たしていて、夕食をつくるのがおっくうなときがあるもの。
料理が好きな人でも、時には気が進まないときがあるでしょう。
無理は禁物です。
そんなときは、外食やコンビニ弁当で済ませましょう。
もちろんファストフードでもOKです。
夕食をつくりたくないときは、つくらなくていいのです。
外食やコンビニ弁当に抵抗を感じる必要はありません。
罪悪感に悩む必要もなし。
「外食は出費が大きい」「コンビニ弁当は体に悪い」「ファストフードなんて言語道断」と思う必要もありません。
自分を責めないでください。
疲れているということは、それだけ仕事を頑張った証拠です。
頑張った自分のご褒美として、外食やコンビニ弁当で楽をしましょう。
悪いことでも何でもありません。
夕食をサボった自分を責める必要もなし。
遠慮をする必要はまったくなし。
「夕食をつくりたくない」という気持ちは、正直な心の叫びです。
「夕食をつくらなければいけない」という考えにとらわれないことです。
真面目な姿勢は素晴らしいのですが、価値観に縛られるのも考えものです。
無理して夕食をつくると、余計に疲れて、睡眠不足にもなって、翌日に響きます。
ときには柔軟な考え方や生活スタイルも大切です。
外食産業にとっても、あなたに利用してもらえると、売上アップにつながるので大歓迎です。
自分も楽できるうえ、外食産業にとってもプラスになるのですから、お互いにとってウィンウィンです。
経済的な負担はかかりますが、頑張った自分へのご褒美ですから、気にすることはありません。
栄養が偏るイメージがあるかもしれませんが、選び方しだいです。
外食やコンビニ弁当でも、栄養バランスの整ったものをチョイスすればいいのです。
サイドメニューでサラダやおかずを注文する方法もあります。
コンビニなら栄養ドリンクや野菜ジュースを買うのもありです。
選び方によっては、自分でつくる料理よりしっかり栄養が取れることもあります。
現代社会は、数多くの選択肢があるのですから、大いに利用させていただきましょう。
疲れているときは、外食やコンビニ弁当で済ませて、堂々と楽をしましょう。
私たちの日常では、急なアクシデントに見舞われることがあります。
アクシデントがなければベストですが、なかなかそうもいきません。
自分に過失があるとは限りません。
相手による過失ということもあれば、自然災害といった不可抗力もあり、自分の力だけでは及ばないところがあります。
アクシデントをゼロにしたいところですが、残念ながら、完全になくすのは不可能です。
アクシデントが起こったときの大切なルールがあります。
「大きなアクシデントが起こったら、次の予定はキャンセルする」
このルールをしっかり頭にたたき込んでおきましょう。
大きなアクシデントが起こると、対処に時間をとられ、次の予定に影響します。
大きなアクシデントであればあるほど、対処にも長時間が必要となるため、次の予定は諦めるしかありません。
なんとか間に合わせたいところですが、無理は禁物です。
時間を気にしていると、焦りやプレッシャーが募るばかりで強いストレスが生じます。
注意が散漫になって、アクシデントの対処も中途半端になりかねません。
「次の予定に間に合うだろうか」と迷っていると、どんどん時間が過ぎるばかり。
大きなアクシデントが起こったら、次の予定は潔く諦めるのが得策です。
すぐ先方にキャンセルの連絡を入れましょう。
電話越しでも、平身低頭して謝ります。
キャンセルの連絡を入れれば、アクシデントの対処にも集中できます。
対処が早く終わって、ぎりぎり次の予定に間に合うとしても、油断はできません。
大きなアクシデントが起こると、ショックで精神的に動揺します。
再び途中で事故を起こすかもしれません。
普段なら絶対ないようなミスや失敗をするかもしれません。
平常心を失ったまま次の予定に向かうと、2次アクシデントを引き起こす可能性があるのです。
「臨機応変な対応をする」という考え方もありますが、難しいこともあります。
大きなアクシデントで平常心を失っているなか、スムーズに臨機応変な対応をするのは、やや困難といえるでしょう。
したがって「大きなアクシデントが起こったら、次の予定はキャンセルする」がベストです。
マイルールにしておけば、いざというときの対処が早くなります。
人から悪口や噂話を聞かされることがあります。
ふいに相手から話をされて、耳に入ることがあるでしょう。
「知りたくないのに知ってしまう」という状況があるもの。
相手がぺらぺら話してくることがあり、ちょっと困ってしまうことがあるのではないでしょうか。
悪口や噂話が耳に入ったとき、注意したいことがあります。
リレーしないようにしてください。
自分のところで遮断しましょう。
悪口や噂話を聞いてしまうと「こんな話を聞きましたよ」と、誰かに話したい衝動に駆られるかもしれません。
誰かに話したくてうずうずしても、ぐっと抑えることが大切です。
うっかり別の人に話してしまうと、今度はあなたが「悪口や噂話をした人」となり、共犯者になってしまいます。
変に誤解されてはたまったものではありません。
変な争い事に巻き込まれる可能性もゼロではありません。
たとえ誤解されなかったとしても、悪口や噂話をしたことで、あなた自身のイメージも悪くなってしまいます。
褒め言葉の場合、どんどん人に話して広めてOKですが、悪口や噂話の場合、告げ口はNGです。
悪い話を広める役にならないことです。
当事者から「○○さんは私の悪口を言っていましたか、何か聞きましたか」と質問されても「知りません」と答えましょう。
相手から「何か聞いているはずです」と詰め寄られても「何も聞いていません」と突き通すのが賢明です。
知らぬ存ぜぬを貫くことで、変な争い事に巻き込まれないで済みます。
耳にした悪口や噂話は、さっさと忘れてしまいましょう。
覚えていても仕方ありません。
記憶から削除です。
聞いた瞬間に忘れるくらいでちょうどいいのです。
「○○さんがあなたのことをこんなふうに悪く言ってたけど、気にしなくていいよ」
そんなセリフを口にする人がいます。
友人のことを悪く言う人がいれば、親切心から本人に伝えたくなるのでしょう。
「悪いことは伝えておくほうがいい」「本人に知らせることが友人としての役目」と考えているのかもしれません。
しかし、それは余計です。
良かれと思って本人に伝えたくなりますが、良いことではありません。
悪口の伝達になっています。
悪口の拡散に加担することになります。
自分では励ましているつもりかもしれませんが、実際にやっていることは、悪口のリレーです。
伝えなくていいことをわざわざ伝えている状態です。
「気にしなくていいよ」と励ましで締めくくっていますが、励ましになっていません。
「気にしなくていい」というセリフが、かえって悪口らしさを強調させています。
下手な励ましが逆効果となり、友人はますます傷ついてしまうのです。
人間関係で大切なことは「人の悪口は、自分のところで遮断する」です。
悪口のリレーには参加しません。
人の悪口が自分の耳に入っても、わざわざ別の人に伝えず、自分のところで遮断するのが賢明です。
下手に悪口をリレーすると、自分まで悪者扱いや共犯者扱いをされかねません。
友人本人に伝えるのはもちろん、他の人にも伝えないこと。
誰かが自分の友人を悪く言っていても、わざわざそれを本人に伝える必要はありません。
人の悪口は、自分のところで遮断しましょう。
「悪口の絶縁体」になるのがいちばんです。
人の悪口を言わないことです。
自分の印象が悪くなります。
人の悪口を「話のネタ」として利用する人がいますが、ここはしっかり襟を正したいところです。
たしかに悪口には盛り上がりやすい傾向があり、相手に楽しんでもらえることがあります。
だからといって、軽い気持ちで口にするのは良くありません。
悪口を人間関係の潤滑油として利用するのは、悪趣味です。
悪口を言えば、相手と仲良くなれると思っているなら、誤解です。
悪口を言う人は警戒されます。
そのときは盛り上がっても「いつか私の悪口も言われるかもしれない」と思われ、人から距離を置かれることになるのです。
悪口ばかり言う人は、誰からも信頼されなくなり、いずれ孤立無援に陥ります。
相手のいないところで、陰でこそこそ悪口を言っていると、痛い目に遭います。
面白いことに、人を通して話が伝わり、相手の耳に届くのです。
悪口であればあるほど伝わるのが早い。
相手の耳に届くわけがないと思っても、意外なルートで相手の耳に入るものです。
人の悪口は、言わないように心がけてください。
では、自分の悪口なら口にして良いかというと、そうではありません。
「人の悪口はダメなら、自分の悪口ならいいだろう」と考える人がいます。
それは違うのです。
悪口を言う相手は関係ありません。
自分の悪口も言わないことです。
「自分が我慢すればいいだけ」と思うかもしれませんが、我慢で済む問題ではありません。
セルフイメージや自己肯定感に影響します。
安易に自分の悪口を言う人がいます。
「私はダメ人間だな」
「私は人間失格だね」
「私はバカだなあ」
こうしたセリフに心当たりがあるなら、今すぐ改めましょう。
自分の悪口を言っていると、ろくなことになりません。
自分が口にした言葉は、自分の耳で聞くことになります。
つまり、跳ね返ってくるのです。
セルフイメージが悪くなり、自己肯定感が下がります。
どんどん自信を失い、自己嫌悪に陥ります。
自分の悪口を言えば言うほど、悪い自己暗示がかかります。
だんだん自分の価値が感じられなくなり、危ない考えが脳裏をよぎり始めるのです。
自分の悪口を言うことは、自分を生んだ親の悪口を言うことにもなるため、親に対しても失礼です。
謙遜のつもりだとしても、負の影響が計り知れないため、口にしないのが賢明です。
自分の悪口が口癖になっているなら、今日から禁句にしておきましょう。
言って良い悪口は、1つもありません。
自分の褒め言葉はどしどし口にしていいですが、自分の悪口は良くありません。
人の悪口も自分の悪口も、NGなのです。
私たちは落ち込んでいるとき、ネガティブな心の声が聞こえてきます。
「恥ずかしい」
「自分が情けない」
「私ってダメだなあ」
「自信がなくなった」
「自分が嫌になる」
心の中でどこからともなく聞こえてきます。
自己批判の声、自己嫌悪の声、自己否定の声。
落ち込んでいるときであればあるほど、ネガティブな心の声がよく聞こえてきて悩まされます。
心の中でぶつぶつ声が聞こえてきて、うるさく感じてしまうことも少なくありません。
落ち込んでいるときは、ネガティブモードのスイッチが入っているため、自然とネガティブな声が出て、止まらないのです。
こんな状況に心当たりがあれば要注意です。
ただでさえ落ち込んでいるのに、ますます落ち込みがエスカレートします。
いわば、心の自傷行為。
自分で自分を落ち込ませたところで仕方ありません。
落ち込みから回復するのに長い時間がかかってしまうのです。
ネガティブな心の声が聞こえてきたら、上手にシャットアウトしましょう。
これは意識的に行うことが必要です。
ネガティブな心の声が聞こえそうになったら、口をふさぐかのように、心の声にふたをします。
ネガティブな心の声をシャットアウトすれば、精神が安定して、スムーズに落ち込みから立ち直っていけます。
ただし、心の声を止めるにはコツが必要です。
外から聞こえてくる声なら耳をふさげばいいですが、心の声の場合は内側から聞こえてくるので、耳をふさいでも無意味です。
シンプルに耳を防ぐだけではうまく対処できないのです。
ネガティブな心の声を止めるためにはどうすればいいのでしょうか。
まずおすすめするのは「夢中になることをして、上手に気を紛らわせる」という方法です。
好きなこと・楽しいことをやりましょう。
本を読んだり、映画を見たり、ゲームに熱中したり、友人と電話でおしゃべりをしたり。
趣味でも遊びでもいいので、何かに没頭して夢中になれば、ネガティブな心の声は聞こえなくなります。
代わりに「楽しい」「嬉しい」「面白い」など、ポジティブな心の声が聞こえてくるようになります。
もう一つおすすめするのは「わざと多忙になる」という方法です。
家事や仕事など、やるべきことに集中して忙しくなれば、ネガティブな心の声が浮かぶ暇がなくなります。
やるべきことがたくさんあるならToDoリストをつくって、一つひとつ片付けていきましょう。
多忙になることは悪いことと思われがちですが、プラスに働くこともあります。
落ち込みの回復がスムーズになるだけでなく、仕事もはかどるので一石二鳥です。
あなたのストレス解消は、いくつありますか。
日頃から取り組んでいるストレス解消法を思い出してみてください。
ストレス解消法は人によって千差万別。
定番のストレス解消法からユニークなストレス解消法まで、人によってさまざまな手段があるでしょう。
どんなストレス解消法も素晴らしいですが、ここで注目してほしいのは、ストレス解消法の「数」です。
1つしかないなら要注意です。
もちろん1つもないよりは良いのですが、1つだけも好ましくありません。
ストレス解消法が1つしかないと「過度」になりやすいからです。
ストレス解消法がカラオケだけになると、歌いすぎて、喉を痛めてしまいます。
ストレス解消法が食事だけになると、食べすぎてしまい、肥満につながってしまいます。
ストレス解消法がランニングだけになると、走りすぎてしまい、足や膝を痛めてしまいます。
何事もやりすぎは良くありません。
ストレス解消法が1つしかないと、その方法だけを頼ることになり、いつの間にか過度になってしまいます。
その行為がエスカレートして、自分を痛めてしまいかねません。
せっかくストレスを解消できても、健康被害につながっては逆効果です。
ストレス解消法は、いくつあるのがいいのでしょうか。
「3つ」つくっておきましょう。
たとえば「読書+ランニング+カラオケ」の3つはいかがでしょうか。
読書で活字を楽しみ、ランニングで気持ちの良い汗を流し、カラオケでたっぷり歌います。
それぞれ順番に取り組めば、バランスが良くなって、ストレス解消効果がアップします。
ほかにもいろいろな組み合わせが考えられます。
ぜひあなたも、自分に合ったストレス解消法を、3つつくっておきましょう。
ストレス解消法が1つしかないなら、2つ追加してください。
ストレス解消法が2つだけなら、1つ追加してください。
もちろん3つに限らず、4つや5つつくるのもOKです。
ストレス解消法は、たくさんあればあるほどいい。
さまざまなストレス解消法を楽しむことは、人生を有意義にすることにもつながります。
いろいろな方法を通して、自分を癒やし、いたわってください。
あなたはストレスに悩んでいるのは「ノルマ」に原因があるのかもしれません。
ノルマはメリットもありますが、デメリットもあるため、設定には注意が必要です。
もちろんノルマにはメリットがあります。
目指すべき1日の目標となり、段取りや計画を考えやすくなります。
やる気が湧いたり、びしっと気合が入ったり、集中力を発揮できたりなど、カンフル剤のような役目も果たします。
クリアできれば、達成感が味わえて気持ちがいい。
ノルマが多くの利益をもたらすのは事実です。
しかし「ストレス対策」という観点で考えるなら、ノルマには要注意です。
ノルマがあると「やらなければいけない」という感覚になります。
ノルマを達成するために、自分にむちを打って無理をしなければいけない場面も出てきます。
夜寝るときも「明日もノルマが大変だ」と思って、寝付きに影響することもあるでしょう。
ノルマが大変であればあるほど、ストレスで胃がきりきりしてきます。
ノルマを達成できないと、自分を責めたり罪悪感に苦しめられたりして悩まされる。
あまりにノルマが厳しいと、過大なストレスがかかり、心身の不調を招くことも少なくありません。
ノルマは、純粋な気持ちに影響することもあります。
ノルマを作った瞬間「義務」になってしまい「強制感」が生まれます。
興味が薄れたり面白さが半減したりして、楽しいことも楽しめなくなってしまうことが少なくありません。
あなたが今している仕事は、ノルマが必要な仕事でしょうか。
ノルマが必要な仕事もありますが、そうでない仕事もあります。
一度立ち止まり「今やっている仕事は本当にノルマが必要なのだろうか」と考えてみてください。
「何事もノルマが必要」という思い込みにとらわれていないか、一度振り返ってみることが大切です。
自営業や自由業など、融通が利く仕事であれば、あえてノルマをつくらないことも選択肢です。
もともとノルマが好きな人もいるかもしれませんが、ストレスを減らしたいなら、できるだけノルマはなくしておくのが正解です。
ノルマをなくす代わりに大切にしたいのは「最善主義」です。
「ベストを尽くす」
「やれるだけやる」
「行けるところまで行く」
マイペースで取り組んでいきましょう。
最善を尽くす方針にすれば、ノルマを達成できなくて悩むことはありません。
一気にストレスが減って、精神衛生上も良くなります。
日によって仕事結果に変動はありますが、少しペースが落ちたとしても、健康を優先させたほうが、長い目で見て得策です。
仕事の都合で、ノルマから逃げられない状況もあるかもしれません。
ノルマがあったとしても、量を減らす努力ならできるのではないでしょうか。
上司や取引先に相談すれば、理解が得られるかもしれないので、一度検討してみてください。
ゼロにできなくても、量が減るだけでも、心身の負担がずいぶん楽になります。
悲しいとき、落ち込んだとき、いらいらしたとき。
心がごちゃごちゃしたとき、最もシンプルな解決策は何でしょうか。
ずばり「寝ること」です。
余計なことをする必要はありません。
心がごちゃごちゃしたときは、とにかく横になって寝ましょう。
まぶたを閉じれば、視覚情報が遮断され、気持ちの良い黒一色の世界が広がります。
脳を休めることになるので、リフレッシュにつながります。
睡眠は「回復の力」「リセット効果」が絶大です。
いらいらしても落ち込んでいても、寝たら、普段の自分に戻っています。
つらいことも嫌なことも、寝てしまえば、記憶のかなたに去っています。
疲れもストレスも回復します。
激しい怒りを感じているときでさえ、一晩ぐっすり寝たら、簡単に落ち着きを取り戻せます。
睡眠ほど、気持ちの切り替えに効果的な方法はありません。
悩み事があるときも、まず寝ましょう。
考えるのは、たっぷり睡眠を取ってからです。
解決策が浮かばなくても、睡眠をたっぷり取った後なら、頭が回って良い解決策が浮かびます。
寝ることは、すべての人に備わった能力です。
私たちは毎日必ず寝ます。
薬にはお金がかかりますが、寝ることにはお金はかかりません。
なんて素晴らしいのでしょう。
嫌なことがあっても「寝たら回復する」と楽観的に考えればいいのです。
まとまった睡眠が難しいなら、仮眠でもかまいません。
短時間の浅い眠りでも十分な効果が得られます。
眠気がなくて寝られないなら、目をつぶるだけでもかまいません。
仕事中なら、ランチタイムや休憩時間が狙い目です。
デスクに突っ伏して寝るだけでもかまいません。
視覚情報が遮断されることは脳を休めることになるので、一定の効果が得られます。
どれだけ心がごちゃごちゃしても、寝たら回復するのですから、あまり深く悩まないでください。
心がごちゃごちゃになったときは、余計なことはしないで、まず寝ましょう。
寝たらすべてがうまくいくのです。
人間には面白い能力が備わっています。
「自分に必要な言葉には自然と反応する」という特殊能力です。
頭で深く考えなくても、その言葉を見ただけで脳が反応します。
悩んでいるときは、意識的・無意識的に、脳が必要な情報を求めています。
脳が検索モードになっていて「問題解決のヒントはないだろうか」と探しています。
これを心理学で「カラーバス効果」と呼びます。
ある特定のことを意識すると、それに関する情報が自然と目に留まりやすくなる現象のことです。
カラーバス効果のおかげで、今の自分に必要な言葉が目に映ると、自然と脳が反応します。
それが「ぴんときた!」という感覚です。
いちいち頭で考えなくても、見た瞬間、はっとした感覚を覚えるのです。
この面白くて便利で素晴らしい能力を生かさない手はありません。
たとえば、悩みがあるときは、名言集を手に取り、ぱらぱらめくってみてください。
軽い気持ちで一つひとつの言葉を読んでいきましょう。
「読む」というより「眺める」という感覚でOK。
悩みを意識しながら、肩の力を抜いて目を通してみてください。
ぴんとくる言葉が見つかるはずです。
それが今の自分に必要な言葉です。
ぴんときた言葉が見つかれば「今の自分に必要な言葉なのだな」と思い、その言葉をじっくり味わってください。
紙に書いたり、声に出して読んだりしてみます。
ぴんときた言葉をヒントにすれば、問題解決の糸口が見つかり、将来の希望を見いだせます。
いざというときのために、手元に名言集を1冊用意しておくといいでしょう。
私たちの素晴らしい特殊能力を、悩みの解決に生かしましょう。
たった一言でいいのです。
寝る前に頑張った自分をねぎらいましょう。
「今日もお疲れさま」と。
今日もあなたは頑張ったでしょう。
心も体もへとへとに疲れているでしょう。
至らぬところもあったかもしれません。
叱られたり落ち込んだりしたこともあったかもしれません。
努力が足りないところもあったかもしれませんが、自分なりにベストを尽くした1日だったはずです。
仕事がスムーズに進んだ日も、そうでない日も、頑張ったことに変わりありません。
だから自分をねぎらうのです。
声に出してもいい。
心の中で唱えるだけでもいい。
つらいことや嫌なことがあったかもしれませんが、それはそれでよしとしましょう。
自分で自分をねぎらうのは不自然なことではありません。
あなたの一部始終を知っているのはあなたですから、自分で自分をねぎらうのは自然なことです。
毎晩寝る前は、頑張った自分をねぎらいましょう。
気持ちよく1日を締めくくれます。
全身の細胞が喜びます。
明日への活力もみなぎってきます。
1日を気持ちよく締めくくる、大事な儀式です。
自分に優しい言葉をかけてください。
自己肯定感が高まり、もっと自分のことを好きになれるのです。
景気の悪い話をされることがあります。
会話は、流れに沿って進めることが原則です。
景気の悪い話をされると、その流れで暗い話を続けそうになります。
「給料が上がりませんねえ」
「夏のボーナスも減らされて大変です」
「うちの会社もどうなることやら」
「このままでは老後の年金が心配ですね」
景気の悪い話の流れで話を続けると、暗い雰囲気が広がってしまいます。
どんどん暗い雰囲気になって、お通夜のような雰囲気が広がってしまうのです。
会話は流れに沿って進めることが大切ですが、だからといって暗い流れまで続ける必要はありません。
ますます暗い雰囲気になるだけでなく、元気まで奪われてしまいます。
盛り上がる会話も盛り上がらなくなり、未来に希望が持てなくなります。
暗い会話の流れに飲み込まれてはいけません。
景気が悪いのは事実かもしれませんが、明るいことがゼロということはありません。
どれだけ景気の悪い世の中でも、必ず光があります。
一筋の光でいいのです。
景気の悪い話をされても、明るいタネを見つけ、前向きな流れに変えてください。
「給料が上がらなくても、もらえるだけで十分ありがたいですよ」
「収入が減っても、幸せに生きることはできますよ」
「貧しくても、心を豊かに生きることはできますよ」
「会社を首になったら、もっと良い会社に就職しましょう」
「年金が少なくても、アイデアしだいでは豊かに暮らせますよ」
「地球がなくなるわけではないし、なんとかなります!」
少々強引でもいいのです。
暗い話をされたら、あなたが明るい話に変える番です。
景気の悪い話をされても、明るい話に変えていくことです。
小さなことを1つでもいいので、ポジティブを見つけてください。
暗い雰囲気から明るい雰囲気に変えていくことが大切なのです。
誘いや提案をしたとき、相手から断られるときがあります。
相手に断られても、腹を立てないことです。
憎んだり恨んだりしないことです。
断られることは、まったく珍しいことではありません。
ビジネスでもプライベートでもよくあることです。
断られたことにはさまざまな理由が考えられますが、とにかく断られたら都合が悪いということです。
その意思を尊重することが大切です。
「こんなに一生懸命なのに断るなんてひどい」と思わないことです。
断られて腹が立つのは、期待が大きすぎるせいです。
「OKしてもらえるに違いない」という思い込みが強ければ強いほど、断られたときのショックが大きくなります。
勝手に期待されて、勝手に腹を立てられても、相手は迷惑です。
あなたにも断ることがあるはずです。
都合が悪くて断った結果、相手から勝手に腹を立てられても迷惑でしょう。
あなたがそうであるように、相手もそうです。
相手から断れたときは、素直に受け入れることです。
「そうですか、残念です」の一言で十分。
シンプルな返事がベストです。
理由が気になるかもしれませんが、聞く必要はありません。
「都合が悪いから断った」
それだけのことです。
断られた時点で、不都合が十分理解できます。
がつがつ理由を聞いてしまうと、相手から嫌われてしまうのがオチです。
どうしても理由が気になって仕方ないなら、許容範囲は「1回まで」です。
2回以上はしつこくなるのでマナー違反です。
相手が言葉を濁したら「言いたくない」という意思表示ですから察してください。
理由がはっきりしないともやもやするかもしれませんが、そういうときもあります。
ビジネスで「一身上の都合により」というフレーズが登場したら「理由は聞かないでください」という意味です。
断る立場もなかなか大変です。
断るとはいえ、勇気のいることです。
相手は心苦しく思いながら、勇気を振り絞って「ノー」を提示したのですから、その意思を受け入れることです。
断られても、憎まない、恨まない、腹を立てない。
人間関係の大切なマナーです。
頑張ったときは、ご褒美が大切です。
頑張った自分へのご褒美として、贅沢を楽しみましょう。
「贅沢を楽しんでいいの?」と思いますが、もちろんいいのです。
迷うことはありません。
後ろめたい気持ちも不要です。
しっかり頑張ったのですから、ぜひ自分にご褒美をプレゼントしてください。
もちろん出費はありますが、ただの損失ではありません。
未来につながる消費です。
人生の質を高めることに貢献します。
意味のあるお金の使い方ですから、堂々と使って、心の底から楽しみましょう。
贅沢を楽しむと、気力も体力も回復して、生きる力になります。
「また、頑張ろう!」という気持ちになり、モチベーションアップにつながります。
では、特別頑張ったときは、どんなご褒美をすればいいのでしょうか。
特別頑張ったときは、ワンランク上の贅沢を楽しみましょう。
もちろん出費も一回り大きくなりますが、いいのです。
そういう贅沢は神様も許してくれます。
特別頑張ったのですから、あなたにはワンランク上の贅沢を楽しむ権利があります。
リッチな買い物をするのも良し。
豪華なディナーを楽しむのも良し。
贅沢な旅行で思いきり羽を広げるのも良し。
美容サロンやマッサージサロンで、フルコースをお願いしてみるのもいいでしょう。
ぜひワンランク上の贅沢を楽しんでください。
どんな贅沢を楽しむか、今のうちから計画を立てておきましょう。
計画を立てておけば、未来の励みになります。
やる気や元気がぐっとアップして、はりきって仕事に打ち込めるのです。
ストイックな人がいます。
ストイックに勉強する人、ストイックに練習する人、ストイックに仕事する人。
ストイックな人は、自分に厳しい様子が見受けられます。
強い心を持ち合わせていて、欲や感情に惑わされず、夢や目標のために自分を厳しく律します。
努力家のイメージも強く、周りから尊敬もされやすい。
「すごいなあ! よくそこまでやるなあ!」と感心させられることがあるのではないでしょうか。
そんなストイックな人が、ついやりがちなことがあります。
自分のストイックを他人に強要してしまうことです。
「自分はこれだけ我慢してこれだけ頑張っている。あなたもこれだけ我慢してこれだけ頑張るべきだ」と。
自分のストイックをぐいぐい押し付けがちです。
自分の我慢と頑張りが当たり前であるかのように強要するのです。
周りから「すごいね」「素晴らしいね」と褒められる分「周りに勧めよう。あなたたちも同じようにすべきだ」となりがちです。
ここで人間関係に亀裂が生じます。
自分がストイックになる分にはいいのですが、それを人に強要すると悪印象に変わります。
陰で「あの人にはあまり近づかないほうがいい」とささやかれることになります。
たとえば、ストイックな上司や先輩は、部下にもストイックを強要しがちです。
「教育の一環」という意味合いだけではありません。
そうすることで「自分のすごさをわからせてやりたい」という思いも見え隠れます。
自分が欲を我慢している分、別のところで欲が吹き出しているのです。
人にはそれぞれ価値観があります。
ストイックが好きなら、いくらでもそうすればいいのですが、それを人に強要するのは良くありません。
ストイックな嫌いな人もいます。
のんびり気ままに生きたい人もいます。
ストイックな人は、良かれと思ってやりがちです。
本人に悪気がないことも多いため、なかなかたちが悪いのです。
ストイックは素晴らしいことですが、それを他人に強要するのはNGです。
ストイックな人は十分注意しておきましょう。
武道の世界に「心技体」という言葉があります。
それぞれ「精神」「技術」「肉体」を意味し、武道で重視する3要素と言われています。
武道に携わる人であれば、誰もが知っている言葉に違いありません。
武道だけでなく、スポーツ全般でも重要な要素です。
さて、心技体の3要素の重要性について、大事なポイントがあります。
3要素すべてが大切なのは言うまでもありませんが、実はそれぞれ同等というわけではありません。
最も重要かつ最初に着手すべきものは明確にあります。
「心技体」でいちばん大切なのは何か。
それは「体」です。
精神も技術も、肉体があってこそ発揮できるものです。
いくら技術が優れていようと、いくら精神が強靱であろうと、肝心の肉体が貧弱であれば、うまく発揮できません。
体は土台です。
技術も精神も、肉体という土台があってこそ発揮できます。
肉体と精神はつながっているところがあるため、肉体を鍛えることが精神を鍛えることにもつながります。
武道やスポーツでは、技術や精神に着目され重視されますが、それ以上に肉体を重視することが大切です。
まず大切なのは「食事」です。
体は、食べたものからつくられます。
食事内容には気を使い、栄養バランスの取れた食事を規則正しく心がけましょう。
強い体をつくるためには、タンパク質を始め、良質な栄養をとることが欠かせません。
体に良いものを食べることで、健康的な体もつくられています。
次に筋トレや有酸素運動を通して、しっかり体を鍛えることが大切です。
筋トレで筋力をつけ、有酸素運動で体力や持久力を高めます。
体を鍛えることで免疫力も高まります。
忘れてはならないのは「睡眠」です。
睡眠が足りなかったり質が悪かったりすると、成長ホルモンが十分分泌されず、体の調子が悪くなります。
しっかり睡眠をとることで成長ホルモンが十分に分泌され、体の調子も良くなり、高いパフォーマンスを発揮できます。
心技体は、体が土台であることを忘れないでください。
技術や精神を鍛えることも大切ですが、まず肉体を鍛えることが最重要であり最優先です。
肉体と鍛えることは、同時に精神を鍛えることにもなるので、目標達成の近道になります。
肉体という土台がしっかりしていれば、技術も精神も発揮できるのです。
片付けや整理整頓が苦手な人がいます。
「片付けるのが苦手です」
「整理整頓が下手で、なかなかうまくいきません」
「片付けや整理整頓をしても、すぐ散らかります」
片付けや整理整頓が本当にダメで「大の苦手」という人もいるのではないでしょうか。
片付けや整理整頓のスキルを身につけるのも1つの方法がですが、もっと大切なことがあります。
物を減らしてください。
普通に減らすのではありません。
これでもかと言うほど、徹底的に減らしましょう。
片付けや整理整頓が苦手な人の多くは「物の量が多い」という特徴が見受けられます。
部屋のあちこちにたくさん物があって、ごちゃごちゃしています。
物が多くなるにつれて、片付けや整理整頓の負荷も増えます。
「どこに置こうか」「どこにしまおうか」「どう並べようか」と考えることになり、脳に余計な負荷がかかります。
部屋がごちゃごちゃしているせいで、一つひとつの物に注意が向いてしまい、集中力が妨げられます。
その結果、物が放置され、ごちゃごちゃしていくのです。
片付けや整理整頓が苦手なら、まず物理的に物を減らください。
片付けや整理整頓のスキルを上げるより、まず物を減らすことから始めたほうが近道です。
できれば極限まで減らすことを目指したい。
生活に支障が出ない、ぎりぎりラインまで攻めてみましょう。
物が少なくなるにつれて、片付けや整理整頓の負荷が減ります。
物をゼロにすることはできなくても、減らすことならできるのではないでしょうか。
いらないものは、どんどん処分していきましょう。
どこかでもらった役立たない景品グッズは真っ先に処分対象です。
書籍・衣類・雑貨類・家具家電類にも目を向けてください。
「いつか必要になるかもしれない」と思うものでも、実際はほとんど出番がありません。
使わなければ、ただのごみです。
金額が大きいものは、処分の抵抗感も大きくなりますが、持っていても仕方ありません。
1年以上使っていないものは「処分候補」として検討してください。
3年以上使用していないものは「完全に不必要」と判断して、潔く処分してしまいましょう。
家族や知り合いにほしい人がいれば、譲渡です。
他の人に使ってもらえるなら、処分の抵抗は小さくなるでしょう。
古本・古着屋・リサイクルショップ・フリマアプリで売るのもアイデアです。
上手に処分できるうえ、お金の足しにもなります。
見違えるほど部屋がきれいになるうえ、物が少ないおかげで散らかりにくくなります。
掃除の負荷も減って、片付けや整理整頓が楽になるのです。
努力したにもかかわらず、残念な結果に終わることがあるでしょう。
努力が報われるとは限りません。
世間では「努力は必ず報われる」という声が聞かれますが、きれい事を抜きにすると、誤りです。
努力が必ず報われるなら、どれだけ良いでしょう。
それができれば悩むことはありません。
みんなハッピーになっています。
すべての人が夢や目標を叶えていて、みんなが思い通りの人生を歩んでいます。
残念ながら、努力が報われないことは普通にあることです。
しかも日常茶飯事です。
そうした努力が報われない場面で、よく聞かれる声があります。
「努力したけど、ダメだった」です。
何気ないつぶやきに思えますが、ここに注意があります。
最後の一言が余計です。
「ダメだった」は必要ありません。
「ダメだった」はカットしてください。
わざわざネガティブのセリフで締めくくる必要はありません。
ネガティブのセリフで締めくくると、嫌な余韻を引きずってしまい、くよくよさせる原因になります。
「努力した」でいいのです。
「今日も努力したけどダメだった」は「今日も努力した」と言い換えてください。
「今日も頑張ったけどうまくいかなかった」は「今日も頑張った」と言い換えてください。
これで十分です。
結果が出ても出なくても「努力したこと」「頑張ったこと」にフォーカスを当てるのです。
そうすれば、結果にかかわらず、達成感が得られます。
明るい気持ちでいられ、元気も出る。
きちんと努力ができた自分を認めることで、自己肯定感も高まります。
「これからも努力を続けよう」「まだまだ頑張っていこう!」となります。
自分にかける言葉は、常にポジティブであることが大切なのです。
心身の切り替えをスムーズにするためには、帰宅前が大切です。
仕事の帰り際は、疲労もやストレスもピークになっているタイミング。
心身ともにへとへとで「早く家に帰りたい」「仕事が終われば、もう何もしたくない」と思う人も多いのではないでしょうか。
さっさと帰宅の途に就きたいかもしれませんが、その前にやりたいことがあります。
帰宅前に掃除と片付けをしましょう。
帰宅前にもう一踏ん張りが必要ですが、ぜひ取り組みたい。
掃除と片付けをして、机周りがきれいになることで、すっきりした気持ちになれます。
仕事の最後をきれいに美しく締めくくることで、安心感と開放感を覚える。
心の区切りがつくことで、気持ちよく帰宅の途に就けるのです。
帰宅前の掃除と片付けは「疲労の回復スピード」にも影響します。
掃除と片付けで余計に疲れそうですが、心配はご無用です。
仕事モードが「オン」から「オフ」に切り替わります。
そして、リラックスモードのスイッチが入るため、結果として心身の疲労回復が早くなるのです。
まさしく「終わり良ければすべて良し」です。
帰宅前の掃除と片付けは、デメリットよりメリットのほうがはるかに上回ります。
良いことはそればかりではありません。
翌朝出社したとき、机がきれいになっていると「今日もやるぞ!」となります。
気持ちよく仕事に取りかかれ、朝から好調なスタートダッシュができるのです。
もちろん周りからの評判もプラスです。
「○○さんはいつも机がきれい」「帰るときはきちんと掃除と片付けができていて良い」と認められます。
上司からの評価が高くなるのは間違いありません。
掃除・片付けといっても、それほど時間はかからないはずです。
本格的に行う必要はなく、軽く済ませるだけでいいのです。
余計なものを片付け、デスクの上をきれいにしましょう。
書類は、机の上に出したままにするのではなく、きちんと引き出しにしまいます。
機密書類は、鍵付きの引き出しにしまい、きちんと施錠しておくことが大切です。
片付ける流れで、デスク周りの掃除も済ませたい。
汚れがあればティッシュで拭き取り、ごみが落ちていればごみ箱に入れます。
帰宅前の掃除と片付けを習慣にすれば、すぐ慣れてしまい、当たり前のことになります。
いったん習慣になれば、意識しなくても、自動的に体が動き始めるでしょう。
なかなか習慣にならない人は「帰宅前の儀式」と考えてみるのも悪くありません。
帰宅前の掃除と片付けを習慣にすると、すべてがうまくいくのです。
仕事が重なって慌てることがあります。
普段はあまり仕事がなくて暇なのに、急に仕事がたくさん舞い込んでくることがあって慌てます。
飲食店のランチタイムのようなものです。
暇なときは暇なのですが、忙しいときは忙しい。
仕事がいくつも同時に入ると、すぐスケジュールがぎゅうぎゅうになります。
自分のキャパシティーをオーバーしてしまい、どれか依頼を断らなければならなくなります。
これほど心苦しいことはありません。
依頼されるのは期待されている証拠です。
せっかくのチャンスをみすみす逃すことになり、これは大きな損失です。
仕事は立て続けに入ってきたとき、不満を漏らすことがあります。
「もっと満遍に仕事が入ってくればいいのにな。どうして仕事が重なるのだろう」
仕事が満遍に入ってくれば、一つひとつうまく処理できるのですが、仕事が重ねって入ってくるとスムーズに対応できません。
よりによって良い仕事ほど立て続けに入り、嫌がらせをされているような感覚すら覚えるのです。
そうした不満を漏らす人は、仕事が重なることを「特別なこと」と考えています。
これがいけないのです。
そもそも仕事は重なるものです。
仕事が重なるのは、特別なことでも何でもありません。
よくあることであり、日常茶飯事です。
しかもマーフィーの法則のようなもので、良い仕事であればあるほど重なります。
仕事が重なるのは「特殊なこと」ではなく「よくあること」という前提で準備しておきましょう。
いざ仕事が重なることがあっても、慌てる必要はありません。
「いつものことですね」とどっしり構えられ、冷静に対処できます。
大切なことは、仕事が重なる前提で準備しておくことです。
仕事は重なるものですから、いざ仕事が重なってもスムーズに対処できるよう、余裕がある今のうちに準備しておきましょう。
仕事が重なったら仕方ないと思われがちですが、できることがあります。
たとえば、体を鍛えて体力をつけることです。
しっかり体を鍛えて体力をつけておけば、いざ仕事が重なって残業や長時間労働になっても、対応できるでしょう。
最新の仕事道具を調えておくことも1つの方法です。
スピードに対応できるように仕事道具を調えておけば、いざ仕事が重なって舞い込んできても、スムーズに処理できるでしょう。
もちろんいくら準備をしても、キャパシティーの限界があり、断らなければいけないときもあるでしょう。
断るときのために、今のうちに丁寧なメールのテンプレートを準備しておくのもありです。
また別の機会に依頼をいただけるようメールを考えておけば、次のチャンスにつながります。
しっかり準備ができていれば、いざ仕事が重なっても、動じることがなくなります。
貴重なチャンスをしっかりつかみ取れるのです。
「もうダメだ。アウトだ。何もかも終わりだ」
頑張っていたにもかかわらず、アウトになってしまいました。
アウトはアウト。
一度アウトになれば、取り返しがつきません。
やり直しができません。
諦めるしかないように思えます。
しかし、それは本当にアウトなのでしょうか。
いいえ、違います。
あなたはちょっと見間違えています。
もっとよく見てください。
アウトに見えるかもしれませんが、呼吸を整えて冷静になってから、もう一度見てみましょう。
それはアウトではありません。
アウトに見える、ぎりぎりセーフです。
ぎりぎりセーフをアウトと思い込んでいただけでした。
ちょっとした勘違いです。
まだチャンスは残っています。
ある意味「運がいい」と言えます。
まだチャンスと可能性が残っているのですから、しっかり生かしていきましょう。
限られたリソースを使って、今ここから挽回していくのです。
思い出してください。
ドラマや映画では、ぎりぎりのところから這い上がっていくのが定番です。
主人公が追い込まれて絶体絶命のピンチに陥りますが、ぎりぎりのところでチャンスが生まれます。
そこから形成が逆転して、ピンチを切り抜け、見事に成功を収めます。
諦めなかったからです。
諦めなかったから、ぎりぎりセーフで生き残り、そこから挽回できました。
今度はあなたが逆転劇を実現する番です。
ぎりぎりセーフになったのも何かの縁です。
風向きは変わりました。
今は追い風が吹いています。
せっかく運に恵まれ、良い流れになっているのですから、このチャンスを最大限に生かしましょう。
毎年経験するのが、台風です。
台風は毎年あることなので、恒例行事となっているところがあります。
温暖化や気候変動の影響で、年々大きな被害をもたらす台風が増えています。
台風が発生すれば、メディアでは盛んに注意喚起が行われます。
特に勢力の強い台風の場合、仰々しいワードが使われることも少なくありません。
「100年に一度」
「最強クラス」
「観測史上最大」
「過去に例のないほどの強さ」
「命を守る最善の行動を」
ところが、仰々しい注意喚起の割に、実際は普通の台風で終わるケースがあります。
「大げさに言っているわりに大したことではないか」と思う。
「必要以上にあおっている」という印象を受けることもあるかもしれません。
こうした「思ったほどではなかった」というケースを何度も経験していると、だんだん「台風慣れ」をしてきます。
天気予報士が口を酸っぱくして注意する言葉が耳に入らず、台風を甘く見てしまう傾向が出てくるのです。
「大げさに言っているけど、どうせ今回も大したことないだろう」
こういう受け止め方になったら、イエローカードです。
やはり油断は禁物です。
台風の注意喚起があれば、いま一度耳を傾けて、しっかり用心をしてください。
特に「最強クラス」「観測史上最大」「100年に一度」といったフレーズが登場すれば、特別強い台風であることがわかります。
実際に100年に一度かどうかは別として、そのくらい大きい台風であることは間違いありません。
窓の補強、強風対策、水や食糧の確保など、しっかり備えをしてください。
猛烈な雨風に備え、最善の行動を取ることです。
もちろん普通クラスの台風でも、油断はできません。
台風という時点で、最大風速が毎秒17.2メートル以上であることが確定していて、普段の雨風とはレベルが違います。
大きな被害がもたらされ、命を落とす人もいるのですから、油断は禁物です。
幸い、台風は前もって確認できるのが特徴です。
台風の発生が確認できてから接近するまでタイムラグがあるので、余裕があるうちにしっかり備えておきましょう。
何もなければ、それはそれで良かったと考えれば済むことです。
被害がなくても、きちんと備えができたことは認めたい。
毎回「初めて経験する台風」のつもりで対応するのがベストです。
何度経験しても、台風慣れをしてはいけないのです。
うまくいかなかったとき、思い出してほしい言葉があります。
中国の故事「人間万事塞翁が馬」です。
昔々中国のあるところに、老人(塞翁)が住んでいました。
ある日のこと、その老人が飼っていた馬が逃げてしまいました。
大切な馬を失って落ち込んでいたところ、数カ月後、立派な馬を連れて戻って来ました。
元の馬が戻ってくるだけでなく立派な馬まで手に入り、思わぬ収穫に大喜びです。
老人の息子がその馬に乗っていたところ、今度は馬から落ちて、足を折ってしまいます。
ところが、そのおかげで兵役を免れ、命拾いができました。
結果として、親子が幸せに生きながらえたという故事です。
最初の災いが、巡り巡って、最終的には幸福な結果につながったということです。
これは、私たちの人生でも起こり得ることです。
人生は、変数にあふれた不確かな世界です。
何が幸福につながり、何が不幸につながるかわかりません。
事故、事件、病気、災害、失敗。
悪い出来事は、本当に悪い出来事とは限りません。
そのときは悪い出来事に思えても、まだ確定したわけではない。
長期的に見ると、結果が変わってくることがあります。
諦めたり別の道に進んだりすることで新たな光が差し込み、最終的に良い結果をもたらすことがあるのです。
受験や就職活動に失敗したからといって、悪い未来につながるとは限りません。
別に道に進むことで天職が見つかり、最終的に良い結果をもたらすかもしれません。
失恋したからといって悪い出来事とは限りません。
フリーになることで運命の出会いに恵まれ、最高のパートナーが得られるかもしれません。
自宅が火事になったからといって悪い未来につながるとは限りません。
手に入れた保険金で立派な家を建てた結果、以前より豊かな生活が手に入るかもしれません。
悪い出来事やうまくいかなかったときがあれば「人間万事塞翁が馬」という言葉を思い出してください。
仕方なく別の道に進むことになっても、そのおかげで良い未来につながる可能性があります。
前向きに考え、未来に期待や希望を持ちましょう。
「うまくいかなかった。でも、このおかげでもっと良い未来につながるかもしれない」と。
そうすれば、悪い出来事があっても、落ち込むことはありません。
むしろわくわくできるようになります。
今の不幸は、未来の幸福につながるきっかけなのです。
「皆勤賞です」
「毎日休まず頑張っています」
「休日も仕事をしています」
一生懸命生きることを、休まず頑張ることだと思っている人がいます。
まさに「全力を尽くす」という状態です。
もちろん頑張るのは良いことです。
労働時間が長ければ、多くの成果を出せるでしょう。
一生懸命仕事に打ち込むことで、質の高い結果が得られることもあります。
それ自体は大いに結構なことです。
しかしだからといって、休まず頑張るのは良くありません。
こういう人にありがちなのは「休むこと=悪いこと」という思考に陥っている点です。
特に日本では「休まず頑張ること」を美徳とされる傾向があり、休むことへの忌避感が持たれがちです。
これは違うのです。
「一生懸命生きる」という言葉の響きから、休まず頑張ることをイメージしがちですが、誤解です。
「一生懸命生きる」という言葉を、休まず頑張ることだと思って実行していると、大変なことになります。
人は、ロボットではありません。
休憩しないで頑張り続けると、いずれ心身の限界に達します。
ひとたび倒れてしまうと、回復に長い時間を要します。
月単位・年単位の時間を要することも少なくありません。
生身の人間ですから、休まず頑張り続けるのは困難です。
テレビや雑誌では、休まず頑張って夢を叶えた人を取り上げることがありますが、それを安易に美談として捉えないことです。
「一生懸命生きる」とは、どういう状態なのか。
休まず頑張ることではありません。
休みながら頑張ることです。
休むことに悪いイメージを持たないことです。
むしろ休むことも仕事の一部です。
休むからこそ頑張れるし、頑張るからこそ休みも必要です。
スマホでも充電が必要であるように、人間も同様です。
きちんと休むことで、充電ができ、疲労も回復もでき、努力を継続することが可能になります。
それが結果として「一生懸命生きること」につながるのです。
人生では、真っ暗な状況に陥ることがあります。
暗くて何も見えない。
まったく光がなくて、あるのは闇だけ。
希望を見いだせなくて、絶望を感じることがあります。
月食の曇りの晩に停電したより真っ暗に感じることもあるかもしれません。
真っ暗な状況のとき、大切なことがあります。
立ち止まらないことです。
真っ暗で何も見えないと、つい立ち止まりたくなります。
その場でじっとしたくなります。
これは良くありません。
立ち止まっていると、闇から抜け出せません。
ずっと暗いままが続きます。
気分が落ち込んだままになります。
じっとしている状態で「なかなか光が見えない」とぼやいていても仕方ありません。
暗い中でじっとしていても抜け出せません。
真っ暗なトンネルの中にいるようなものです。
トンネルの中でじっとしていても抜け出せません。
出口のほうからやってくることはありません。
真っ暗なトンネルから抜け出すには、進むことが必要です。
「動くのは危険」と思うかもしれませんが、じっと立ち止まっているのも危険です。
じっとしていると運動不足となり、筋力も体力も衰える一方になります。
どんどん心身が弱っていくと、いずれ立ち上がることすら難しくなります。
抜け出せることも抜け出せなくなるのです。
動かないかぎり、トンネルから抜け出せません。
じっと立ち止まっていると、明日もあさっても、真っ暗が続きます。
大切なことは、真っ暗でも進むことです。
手探りでもいいから、進みましょう。
ゆっくりで十分。
カタツムリのようなスピードでもいいのです。
手探りでいいし、進み方も遅くてもいいので、前に進み続けることが大切です。
真っ暗の先に何があるかわからなくても、とにかく進むしかありません。
どれだけ真っ暗であろうと、希望を持って前に進み続けましょう。
少しずつ前に進めば、いつか光が見えてきます。
トンネルの出口の光です。
真っ暗だから立ち止まるのではありません。
真っ暗だからこそ進むのです。
進んでいれば、いつか必ず闇から抜け出せるときがやってきます。