執筆者:水口貴博

幸せのタネをまく30の方法

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挨拶を返してくれないときむっとする、本当の理由とは。

挨拶を返してくれないときむっとする、本当の理由とは。 | 幸せのタネをまく30の方法

「おはようございます」

「こんにちは」

「こんばんは」

挨拶は気持ちがいいですね。

挨拶は人間関係の潤滑油です。

「あなたを受け入れます」「よろしくお願いします」「仲良くしましょう」など、歓迎や親しみの意味があります。

挨拶をすることで警戒が解け、仲良くなるスピードが速くなります。

きっとあなたも普段から、挨拶を心がけているでしょう。

ところがときどき、挨拶をしたにもかかわらず返してくれない人がいます。

挨拶をしても無視。

一言も返ってこない。

目を合わせることさえしてくれない人もいます。

そんなとき、どうするかです。

挨拶を返してくれないときのマナー

「無視された」

「どうして挨拶を返してくれないの?」

「挨拶を返してくれないなんてひどい!」

いらいらしそうになる場面ですが、ここがポイントです。

むっとするのはよくありません。

無視は、悪口を言われたのと同じくらい、腹が立つものです。

あなたがむっとすると、次から完全に無視し合う関係になります。

相手は挨拶に気づかなかっただけかもしれません。

仕事で疲れていて、挨拶を返す元気がなかったのかもしれません。

もちろん中には、わざと無視する人もいるでしょう。

たとえそうだとしても、むっとしないことです。

まず「きちんと挨拶できた自分」を認めてください。

きちんと礼儀正しく振る舞っただけのことです。

何も悪いことはしておらず、むしろいいことをしています。

礼儀正しいことであり、きちんと挨拶をした自分に誇りを持つことが大切です。

挨拶を返してくれないときにむっとする、本当の理由とは

なぜ挨拶を返してくれないとき、むっとするのか。

「無視されたから」というシンプルな理由だけではありません。

自分の中で「挨拶は返してくれるもの」という思い込みがあるからです。

つまり「見返り」を求めているのです。

それは、好意の押し付けです。

「見返りがあって当然」と思っています。

相手が無視するのも問題ですが、見返りを期待しながら挨拶をしている自分も反省することです。

見返りを求めるのはよくありません。

それは「ギブ&テイク」の関係です。

心がけるべきは「ギブ&ギブ」です。

見返りを期待して挨拶をするのではありません。

純粋に好意の表現として挨拶をしましょう。

そうすれば、相手から挨拶が返ってこなくても、むっとしなくなります。

挨拶を返してくれなくても、挨拶を続けていく

挨拶を返してくれない人は、次から挨拶をしたくなくなりますが、ここが正念場です。

挨拶を返してくれなくても、挨拶を続けていきましょう。

いずれ相手は心を開いて挨拶を返してくれるようになります。

何度挨拶をしても、一向に挨拶を返してくれなくても、心がけは同じです。

あなたはただ、礼儀正しい行いを続けることです。

幸せのタネをまく方法(22)
  • 挨拶に見返りを期待しない。
  • 挨拶を返してくれなくても、普段どおり挨拶を続けていく。
目的のない人生が悪いとは限らない。
目的のない人生には「自由」がある。

幸せのタネをまく30の方法

  1. ためらうことなく幸せになろう。
    あなたが幸せになることは、社会貢献になる。
  2. 私たちは、人生を楽しむ勉強が不足している。
  3. 大好物をもっとおいしく食べるおまじない。
    「大好物を食べることができて幸せ!」
  4. 高価なプレゼントをもらったとき、そのまま放置していませんか。
  5. 嫌なものや汚いものは見なければいい。
    これだけで心はずいぶん安定する。
  6. 誕生日を覚えているだけでも、祝ったことになる。
    祝いの言葉も、れっきとしたプレゼントの1つ。
  7. リズムは、自然とできるものではなく、意識をして作るもの。
  8. 「ありがとう」の数は、あなたの魅力と比例する。
  9. 「怒らない人になる」と誓いを立てることで、理性のレベルがワンランク上がる。
  10. スマートに自慢をする方法は「相手からの許可」にある。
  11. 大切な存在を増やしすぎてはいけない。
  12. 「すてき」「素晴らしい」を口癖にすると、すてきで素晴らしい人になる。
  13. これからの自分に期待しよう。
    期待するから、人生をわくわく生きられる。
  14. 好きなことをするために、大切なことを犠牲にする必要はない。
  15. ないものを見る癖をやめろ。
    あるものを見る癖をつけろ。
  16. 身に起こる不幸は、幸せのタネ。
  17. 立派な人にならなくていい。
    普通の人になれれば十分。
  18. いいことがあったら、人に話そう。
    その人にとって「いいこと」になる。
  19. けなす人は、いずれけなされるようになる。
    認める人は、いずれ認められるようになる。
  20. いい話を聞きたければ、まず自分からいい話をしよう。
  21. 興味のある情報を探すのではない。
    興味と結びつける力をつけるのだ。
  22. 挨拶を返してくれないときむっとする、本当の理由とは。
  23. 目的のない人生が悪いとは限らない。
    目的のない人生には「自由」がある。
  24. 余裕のない人は「これが最後」という言い方をする。
    余裕のある人は「次がある」という言い方をする。
  25. 念じただけで、相手の幸せを願ったことになる。
  26. 人のために何かをすることで、生きる力が得られる。
  27. プレゼントは、贈る側も主役。
    贈る喜びは、もらう喜びと同じくらい大きい。
  28. 収納は、心を映し出した鏡。
    余裕のある人になりたいなら「詰め込む癖」をやめること。
  29. 意外な日にもらう意外なプレゼントほど、嬉しいプレゼントはない。
  30. 人生で大切なのは、独占より共有。

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