すべてに感謝です。
私たちは多くの存在に支えられて生きているからです。
普段は実感が湧きません。
私たちは普段、感謝のスイッチがオフになっています。
感謝すべきことは、往々にして「当たり前」です。
空気のように当たり前すぎて、なかなか意識を向けることはありません。
大きなことには感謝して、小さなことには感謝しない人がいます。
困っているときに助けてもらったときには「助かりました! ありがとうございます!」と頭を下げてお礼を言います。
誕生日にプレゼントをもらったときは「嬉しいです! ありがとうございます!」とにこにこながら感謝の言葉を口にします。
感謝の気持ちは「手間暇」にあります。
人の手がかかっているということは、時間と労力がかかっているということです。
感謝の気持ちは、費やされた手間暇を想像してみることで湧いてきます。
幸せな人生を送るためには、感謝の気持ちが欠かせません。
「感謝の気持ちを感じること=幸せを感じること」です。
「自分の力で生きている。感謝すべきことはない」という人もいるかもしれません。
挨拶をされることは、ありがたいことです。
「挨拶をされるのは普通のこと。当たり前のこと。特別なことでも何でもない」と思うかもしれません。
いいえ、それは思い込みです。
エレベーターに乗るとき、ちょうどドアが開いていて、タイミングよく乗れました。
「良かった、グッドタイミング」と思いますが、違います。
エレベーターの中にいる人が「開」のボタンを押して待ってくれていたのです。
口うるさい上司が苦手という人が多いもの。
細かい指摘が多かったり、毎回しつこく同じことを言ってきたりして、うっとうしいと感じる人もいるでしょう。
何かと口を挟んでくると、ストレスもたまってしまいますね。
相手が「人」であれば、直接感謝の気持ちを伝えられます。
相手の前で「感謝しています」「とてもありがたく感じています」と言えば、感謝の気持ちをストレートに伝えられますね。
返事があったり笑顔が返ってきたりするでしょう。
「感謝の気持ち=幸福の気持ち」です。
感謝の気持ちを持てば、人生が明るく感じられ、生きることが楽しくなります。
ある科学的研究によると、感謝の気持ちを持つことは、血圧の安定や免疫力の向上に作用することもわかっています。
感謝の気持ちは、場所を取りません。
物質的なものは、置き場所や保管スペースを取られますが、感謝の気持ちは不要です。
感謝の気持ちは頭の中にあるものです。
感謝の伝え方が残念な人がいます。
下を向きながら無表情で「ありがとうございます……」と言います。
きちんと相手の顔を見ていません。
ぶつぶつ愚痴を言う人がいます。
「仕事がだるいなあ。やりたくないなあ」
「うちの会社は給料が安いなあ。もっともらえないかなあ」
世の中には感謝の言葉を口にしない人がいます。
優しくされても「ありがとうございます」を言いません。
助けてもらっても、お礼を言わず、無言のままです。
感謝の気持ちを持つためにはどうすればいいのでしょうか。
相手の立場を経験してみましょう。
頭で想像するのもいいですが、限界があります。
朝のごみ出しのとき、ごみ収集員さんと顔を合わせることがあります。
ごみ出しタイミングとごみ収集タイミングが合ったとき、よくある光景です。
ごみ収集員さんが、ごみ収集車にごみをどんどん投入しています。
お店に入っていろいろ商品を見て回り、何も買わないで出ることがあります。
しばらく店内をぐるぐる歩き回ったものの、特にめぼしいものはなく、結局買い物をすることはありませんでした。
日常でよくあることですね。
感謝の言葉を増やすコツはどこにあるのでしょうか。
「謝る場面」にあります。
私たちの日常では、謝罪の言葉を口にする場面があります。
風邪をひくと、熱が出ます。
燃えるように熱くなり、全身から汗が噴き出します。
高熱と悪寒が同時に襲ってきて苦しめられます。
小さなことが気になる性格の人がいます。
人と接していて、少しでも普段と違うことがあると、ぴんと反応して、いろいろ深く考えてしまいます。
「あの人の言葉は裏の意味があるのではないか? 私のことを嫌っているのかな」と気になります。
厳しさには、2種類あります。
「愛のある厳しさ」と「愛のない厳しさ」です。
世の中には「厳しい指導者」と呼ばれる人がいます。
心の病気のときは、感謝の気持ちを持てなくてかまいません。
病んでいるときだからです。
病気の真っ最中だからです。
感謝され慣れていない人がいます。
感謝され慣れていない人は、人から感謝されたとき、素直に受け止めません。
照れや気恥ずかしさがあって、つい否定の言葉を返しがちです。
役立たないアドバイスをされたとき、あなたならどう返事をしますか。
悩みがあって誰かに相談をしたとき、役立たないアドバイスをされることがあるでしょう。
少しでもうなずけるならまだ感謝のしようもありますが、1ミリも役立たないアドバイスをされることもあるはずです。
「あの人に感謝するのはやめました」と言う人がいました。
「どうしてですか?」と聞くと「あの人のことが嫌いになったから」と言いました。
以前お世話になって感謝をしていましたが、その後トラブルがあり関係が悪くなったので、感謝するのはやめたとのことです。
落ち込んだときは、感謝していることをリストアップしてください。
落ち込んでいるときは、不満や不足に目が向いていて、日々の感謝を忘れがちです。
落ち込みから抜け出すには「恵まれていること」に着目するのがポイントです。
日常では時折、停電や断水に見舞われることがあります。
計画工事によるケースもあれば、地震や台風といった自然災害によるケースもあります。
すぐ復旧するかと思いきや、思った以上に長い時間がかかることもある。
日常では、感謝したほうがいいのか迷うときがあります。
直接助けてもらったり優しくしてもらったりなど、親切されたことが明らかであれば、迷うことなく感謝の言葉を伝えます。
問題なのは、さりげなく行動されたときです。
運が良くなるためにはどうすればいいのでしょうか。
感謝する癖をつけましょう。
世の中には「感謝をすると運が良くなる」という法則があります。
今あなたの目の前には、感謝すべきことがあります。
目の前にあるのは何の変哲もない普通のものと思っているなら誤解です。
気づいていないだけです。
すべてに感謝です。
私たちは多くの存在に支えられて生きているからです。
普段は実感が湧きません。
それは、気づいていないだけ、見えていないだけ、意識していないだけです。
親に支えられています。
友人に支えられています。
恋人に支えられています。
先生や仲間に支えられています。
職場の上司・同僚・部下に支えられています。
近所の人たちに支えられています。
お店の店員さんに支えられています。
ペットに支えられています。
太陽に支えられています。
電気・水道・ガスに支えられています。
バスや電車などの公共交通機関に支えられています。
インターネットに支えられています。
そうしたインフラを支えている名もなき人に支えられています。
2つや3つどころではありません。
数え切れないほど多くの存在に支えられ、あなたは今こうして生きています。
見える柱だけでなく、見えない柱もたくさんあって、陰で支えられています。
一人暮らしの人もいるでしょう。
一人暮らしなら「誰にも頼っていない。自分の力だけで生きている、生活できている」と思うかもしれませんが、誤解です。
1人で生きているように思えても、実は多くの存在に助けられています。
自分一人の力で生きていると思っているなら、おこがましいことです。
自分の力で生きているつもりでも、実際は微々たるもの。
自分一人の力はごくごくわずかにすぎません。
むしろ「支えられてばかり」「助けてもらってばかり」という言葉のほうがぴったりです。
ほとんど周りの支えのおかげで生きている状態です。
誰にも頼っていないとは口が裂けても言えないのです。
たった今この瞬間も、あなたは多くの存在に支えられている真っ最中です。
1人で立っているつもりでも、実際は支えてもらっているから立てています。
だからすべてに感謝なのです。
私たちは普段、感謝のスイッチがオフになっています。
感謝すべきことは、往々にして「当たり前」です。
空気のように当たり前すぎて、なかなか意識を向けることはありません。
そのため日常で気づくことはなかなか少ない。
気づいても、油断するとまた見失ってしまいます。
頭では大切だとわかっていても、だんだん慣れが出てきて、当たり前に感じてきてしまいます。
目の前にあっても、普通のことだと感じてしまい、スルーしてしまいます。
たとえ素晴らしいことでも、それがいつもそこにあると、だんだん普通に感じてくるものです。
いま一度、感謝のスイッチをオンにしましょう。
身の回りの感謝に意識を向けることが大切です。
感謝のスイッチをオンにして、当たり前の価値を見直すと、いかに自分が恵まれているか痛感させられます。
感謝のスイッチをオンにしたからといって、この先ずっと大丈夫とも限りません。
感謝のスイッチは、油断すると、オフに戻ってしまいます。
それは普通のことですから、自分を責めないでください。
もともと感謝のスイッチは、オフになりやすいのです。
感謝のスイッチがオフになったら、再びオンにすればいいだけです。
定期的に感謝のスイッチをチェックして、オンの状態をできるだけ長く維持できるようにしましょう。
オンの状態が続いていれば、身の回りのことに感謝し続けられ、幸せも感じ続けられるのです。
あなたは今、感謝のスイッチがオフになっていませんか。
オフになっているなら、今すぐオンにしましょう。
私たちはすでに恵まれています。
それに気づくだけでいいのです。
何か特別なものを手に入れる必要はありません。
毎日感謝の気持ちを感じると、毎日幸せを感じられます。
大きなことには感謝して、小さなことには感謝しない人がいます。
困っているときに助けてもらったときには「助かりました! ありがとうございます!」と頭を下げてお礼を言います。
誕生日にプレゼントをもらったときは「嬉しいです! ありがとうございます!」とにこにこながら感謝の言葉を口にします。
ところが、小さなことには感謝しません。
コンビニのレジでは、無言のまま商品を受け取ります。
部下にお願いした仕事が返ってきても「ああ」としか言いません。
親につくってもらった食事を食べ終えても「ごちそうさま」と言いません。
これは良くありません。
小さなことでも、きちんと感謝の言葉を伝えることが大切です。
コンビニのレジで商品を受け取るときは、店員さんに「ありがとうございます」と言いましょう。
お金を払っている立場なのだからいちいち感謝するのはおかしいと思っているなら、誤解です。
お金を払う立場でも、感謝の言葉は必要です。
店員さんのおかげで、良い商品を購入できたし、気持ちよく買い物もできました。
安い買い物でも、買い物を楽しめたのは事実です。
腰を低くして感謝の言葉を伝えることで、お互いに良いコミュニケーションができます。
部下にお願いした仕事が返ってきたときは、まず「ありがとう」です。
部下なのだから仕事をして当たり前と思って感謝しないのはNGです。
たとえ返ってきた仕事が満足できないものだったとしても、第一声は感謝の言葉を伝えたい。
きちんと感謝の言葉を伝えるからこそ、部下は認められたと感じます。
やる気がアップして、モチベーションが維持します。
指摘をするなら、感謝の言葉の後です。
感謝の言葉の後に指摘すれば、部下もうなずいて聞いてくれます。
親につくってもらった食事を食べ終えたときは「ごちそうさま」と言うのがマナーです。
「つくってもらって当たり前」「いちいち言わなくてもわかるはず」という考え方は良くありません。
思っているだけでは伝わりません。
夫婦間・家族間でも、お礼の一言は必要です。
毎回同じことでも、感謝の言葉は、きちんと口に出して伝えることが大切です。
たとえささいな出来事であったとしても、感謝の言葉を言いたい。
「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいません。
感謝の言葉で人の心は動きます。
何かしてもらったときは、大小に関係なく、きちんと感謝の言葉を伝えることが大切です。
感謝は、どれだけ言っても減るものではありません。
感謝は人間関係の潤滑油なのですから、どしどし口にしたほうがいいのです。
感謝の気持ちは「手間暇」にあります。
人の手がかかっているということは、時間と労力がかかっているということです。
感謝の気持ちは、費やされた手間暇を想像してみることで湧いてきます。
手書きの手紙をもらったとします。
さらっと読んで終わりとなりがちですが、そこに費やされた手間暇を想像してみてください。
手書きということは、手で一文字ずつ書いたということです。
プリント印刷とは違い、手間暇がかかります。
その人が、机に向かい、ペンを持ち、あなたのことを思い浮かべ、言葉を選びながら手紙を書いている様子を想像してみてください。
わざわざ貴重な時間を割いてくれてありがたいと思えてくるようになります。
親が作った手料理があるとします。
「おいしそう」「早く食べたい」と思うところですが、まずそこに費やされた手間暇を想像してみましょう。
親はスーパーに行き、食材を買い、大きな買い物袋を持って帰宅しました。
わが子のために、栄養バランスを意識しながら作ったことでしょう。
火加減を気にしたり、包丁を持って具材を切ったり、味をチェックして調味料を加減したりなど、さまざまなことに注意しました。
料理本や料理サイトを参考にしながら作ったかもしれません。
そうした手間暇を想像すると「なんてありがたいのだろう」と思えてきます。
恋人から手編みのマフラーをもらったとします。
「ありがとう」とお礼を言うだけになりそうですが、そこに費やされた手間暇を想像してみましょう。
買ってプレゼントすればいいところを、わざわざ手編みでプレゼントしてくれました。
一つひとつ編み込んでつくるのは、大変だったに違いありません。
時間と労力が相当必要で、完成までに何日もかかったはずです。
「喜んでもらえるといいな」と思いながら、一つひとつ編み込んでいったでしょう。
仕事が終わった後、眠い目をこすりながら夜遅くまで少しずつ作ったものかもしれません。
恋人が手編みしているところを想像すると、感謝を通り越して感動するのです。
簡単そうに見えることでも、少なからず手間暇がかかっています。
そこに費やされた手間暇を想像すると、どんな人でも必ず感謝の気持ちが湧いてきます。
つい手を合わせたくなるのです。
幸せな人生を送るためには、感謝の気持ちが欠かせません。
「感謝の気持ちを感じること=幸せを感じること」です。
「自分の力で生きている。感謝すべきことはない」という人もいるかもしれません。
それは誤解です。
今生きているということは、必ず誰かのお世話になっています。
見える柱だけでなく、見えない柱もたくさんあって、陰で支えられています。
親や家族はもちろん、友人や先生など、多くの人のおかげがあったからこそ、今ここに自分が存在しているのです。
私たちの身の回りには、感謝すべきことがたくさんあります。
その一方で、それを感じにくい状況もあります。
時間に追われたり、やるべきことが山積みだったり、結果を出すことに焦ったりなど。
ばたばたした日々を送っている人も多いのではないでしょうか。
多忙な毎日が続くと、だんだん視野が狭くなったり心に余裕がなくなったりして、感謝の気持ちを忘れがちです。
空気のように当たり前すぎて、日常では気づきにくいこともあるでしょう。
だからこそ、きちんと感謝のスイッチをオンにして、一つひとつ丁寧に気づいていくことが大切です。
感謝の気持ちを感じると、癒やされたり、嬉しくなったり、温かい気持ちになったりします。
これだけで十分な幸せです。
幸せに生きるために、多くのお金は必要ありません。
道具も特別なスキルも不要です。
手ぶらの状態でいいのです。
必要なのは、感謝の気持ちです。
丁寧に一つひとつのことに目を向けるだけで、感謝の気持ちが湧いてきます。
いま一度、感謝の気持ちを持って生きることを意識してみましょう。
忘れているなら、思い出しましょう。
人生で、感謝の気持ちほど大切なことはありません。
1日は、感謝で始まり、感謝で終えましょう。
幸せな人生とは、感謝の気持ちを持った人生のことをいいます。
感謝の気持ちを持って生きることが、あなたを幸せな人生へと導くのです。
挨拶をされることは、ありがたいことです。
「挨拶をされるのは普通のこと。当たり前のこと。特別なことでも何でもない」と思うかもしれません。
いいえ、それは思い込みです。
自分に注意を向けてもらえたということです。
無視することもなく、顔を背けることもなく、わざわざ声をかけてもらいました。
だからありがたいことです。
挨拶には「あなたのことを認識していますよ、受け入れていますよ、好意を持っていますよ」という意味があります。
挨拶の声をかけてもらえると、誰でも嬉しくなりますね。
特に憧れの人から「おはよう!」と挨拶してもらえると、飛び上がるほど嬉しいはずです。
挨拶は、その人の口から発しているのではありません。
その人の心から発しています。
挨拶も、温かい言葉の1つです。
「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」という挨拶には、人の温かみがあるのです。
挨拶をするとき、わずかながら労力がかかります。
喉の声帯を震わして声を出す。
頭を下げたり、腰を曲げたりする。
表情筋を動かして、笑顔をつくる。
もちろん仕事というほどではありませんが、ほんの少しだけ手間暇がかかっています。
挨拶をされたということは、わざわざ自分のために貴重な時間とエネルギーを割いてくれたということです。
だから、挨拶をされることはありがたいことです。
誰かに挨拶されたら、感謝の気持ちを持つだけの価値があるのです。
エレベーターに乗るとき、ちょうどドアが開いていて、タイミングよく乗れました。
「良かった、グッドタイミング」と思いますが、違います。
エレベーターの中にいる人が「開」のボタンを押して待ってくれていたのです。
バス停に行くと、ちょうどバスが止まっていました。
「良かった、ぎりぎり間に合った」と思いますが、違います。
急いで走ってくるあなたを見た運転手が、ぎりぎりまで待ってくれていたのです。
頑張って勉強をした結果、受験に合格しました。
自分が頑張って勉強したから合格できたのだと思いがちです。
もちろん本人の努力もありますが、それだけではありません。
親が、机・椅子・勉強部屋を用意してくれました。
親が毎日食事をつくり、塾代を捻出して、塾の送り迎えをしてくれました。
勉強するのは本人ですが、勉強できる環境を用意してくれたのは親です。
親が勉強できる環境を用意してくれたおかげで、勉強に集中でき、成績が上がり、結果として受験に合格できたのです。
私たちは気づかないうちに、誰かに助けられていることがあります。
「たまたま」と思っていたことが、実はたまたまではなく「誰かのおかげ」ということがあります。
「自分の実力」と思っていたことが、実は実力ではなく「誰かのおかげ」ということがあるのです。
自分が気づいていないだけで、意外とこういうケースは多いのです。
日頃から感謝のアンテナを張っておくことです。
アンテナの感度を上げておけば、さりげない感謝に気づきやすくなります。
助けられていることに気づいたら、その人に感謝を伝えましょう。
相手に直接伝えられない状況のときは、心の中で感謝の気持ちを持つだけでもいい。
感謝の気持ちを持つだけでも意味があります。
私たちは日頃から気づかないうちに、誰かのお世話になっています。
目の前のことに必死で精いっぱいのときは、自然と視野が狭くなってしまい、周囲の支えに気づきにくいもの。
それでもたまには意識を向ける時間をつくりたい。
感謝に気づいたら、機会を見つけて「いつもありがとうございます」と伝えましょう。
人の親切に気づければいいのですが、気づけないときもあります。
気づきたくても気づけないこともあります。
気づけなかった自分を責めることはありません。
親切な人ほど「さりげない親切」が得意です。
わざとらしさがなく、相手の負担がないよう、自然な感じで行います。
アンテナを張っていたとしても、気づきにくいことが少なくないのです。
今日もいつの間にか誰かに助けられていたのかもしれません。
偶然と思っていたことが、実は偶然ではなく、誰かのおかげだったということがあります。
自分の実力と思っていたことが、実は実力ではなく、誰かのおかげということがあります。
まだまだ気づいていない親切がたくさんあるはずです。
そういうときはせめて「気づかないうちに助けられている」と思うようにしたい。
これといった出来事がなくても、常に感謝の気持ちを持ち続けられます。
気づかないうちに、あなたは誰かに助けられているのです。
口うるさい上司が苦手という人が多いもの。
細かい指摘が多かったり、毎回しつこく同じことを言ってきたりして、うっとうしいと感じる人もいるでしょう。
何かと口を挟んでくると、ストレスもたまってしまいますね。
あなたの職場にも、口うるさい上司がいてうんざりさせられているかもしれません。
しかし本当のことを言うと、口うるさい上司ほど、感謝すべき存在です。
口うるさい上司の言葉に、耳を傾けてみてください。
うるさいと言ってしまえばそれまでですが、深呼吸をして、落ち着いて聞いてみてください。
あらためて考えてみると「たしかにそのとおり」と思えるのではないでしょうか。
一言一句が貴重な指摘になっていることが多いはずです。
耳に痛いと感じるのは、図星だからです。
無料で改善点を教えてくれるのですから、これほどありがたい存在はありません。
口うるさい上司にむっとするのではありません。
「なるほど、私のここがいけなかったのですね! 貴重なご指摘、ありがとうございます!」と喜べばいいのです。
注意されたら、素直に受け止め、改善に生かすのがベストです。
「遅刻が多い」と言われたら、早めの出勤を心がけましょう。
「報連相が少ない」と言われたら、報連相を増やしましょう。
「机の上が散らかっている」と言われたら、机の上をきちんと片付けましょう。
「ネクタイが曲がっている」「肩にふけが落ちている」と言われたら、身だしなみに注意しましょう。
「仕事が遅い」「話し方が遅い」など、本人の気質や性格に関わることで、どうしようもないこともあるかもしれません。
それでも工夫を凝らせば、何かできることがあるのではないでしょうか。
段取りを考えたり、ツールを導入したりなど、仕事の効率化を図りましょう。
口うるさい上司のおかげで、自分の悪いところが見つかり、どんどん成長できます。
貴重な指摘として受け止めると、すべて感謝できます。
上司からぶつぶつ言われるのは、関心を持たれている証拠でもあります。
完全に無関心であれば、口うるさく言いません。
どうでもいいと思われるので、何も言われないのです。
口うるさく言われるのは、それだけ期待されている証拠とも言えるので、これはこれでありがたいことです。
自分が上司から期待されていることに気づけば、口うるさい上司に対する見方も前向きに変わるのです。
口うるさい上司に限ったことではありません。
口うるさい親、口うるさい友人、口うるさい先生にも感謝です。
口うるさいことに感謝に気持ちを持てば、人間関係は良好になるのです。
相手が「人」であれば、直接感謝の気持ちを伝えられます。
相手の前で「感謝しています」「とてもありがたく感じています」と言えば、感謝の気持ちをストレートに伝えられますね。
返事があったり笑顔が返ってきたりするでしょう。
しかし、感謝の存在は、人だけではありません。
人以外の存在もあります。
たとえば、仕事、学校、趣味、健康、インフラなどです。
人以外の存在には、直接伝えるのが難しいように思われるかもしれません。
そんなときには「心の独り言」が有効です。
心の中で念じればいいのです。
心の独り言をつぶやいていますか。
心の中で言葉をつぶやくことを、心の独り言といいます。
感謝の気持ち・ありがたい気持ちは、どしどし心の独り言でつぶやきましょう。
心の独り言は、あらゆることに対してつぶやけます。
「仕事に感謝。お給料がもらえるのはありがたい」
「学校に感謝。たくさん勉強ができることはありがたい」
「好きなことに感謝。趣味に使えるだけの時間やお金があってありがたい」
「健康に感謝。五体満足はありがたい」
「電気・水道に感謝。安定供給されていてありがたい」
口に出すことも大切ですが、心の独り言も大切です。
心の独り言としてつぶやくと、日々の恩恵を再確認できます。
いかに自分が恵まれているか、いかに自分が幸せなのか、いかに人生が素晴らしいのか、ますます実感が湧きます。
幸福感や感謝の気持ちが増幅され、心が満たされていくのです。
「感謝の気持ち=幸福の気持ち」です。
感謝の気持ちを持てば、人生が明るく感じられ、生きることが楽しくなります。
ある科学的研究によると、感謝の気持ちを持つことは、血圧の安定や免疫力の向上に作用することもわかっています。
生きがいを感じやすくなって幸福を感じる機会も増えるため、精神疾患にかかりにくくなり、医者の世話になることが減るのです。
感謝の気持ちを持つことは、精神面でも健康面でも大切なことといえるのは間違いありません。
では、感謝の気持ちさえ持てば十分かというと、そうではありません。
もっと大切なことは「感謝の気持ちを口に出すこと」です。
言わなくてもわかるだろうと思うのは良くありません。
以心伝心に頼るのはNGです。
親しい関係であれば、いちいち口に出さなくてもテレパシーのように伝わるだろうと思うかもしれませんが、よくない考え方です。
思っているだけで相手に伝わるなら誰も苦労しません。
きちんと口に出してこそ、相手に伝わります。
感謝の気持ちがあるなら、きちんと口に出すことが大切です。
「仕事があることはありがたい」
「食事ができることはありがたい」
「親が元気でいることはありがたい」
「平穏無事で過ごせるのはありがたい」
「生きていることはありがたい」
独り言でつぶやくのも良し。
会話の中でさりげなく口にするのも良し。
感謝の気持ちを持つだけでなく、きちんと口に出して言いましょう。
お世話になっている人に対しても、きちんと感謝の気持ちを口に出しましょう。
「いつもありがとうございます」
「いつもお世話になっています」
「先日は○○していただき、ありがとうございました」
感謝の気持ちを口に出すと、その言葉を自分の耳で聞くことになります。
ますます感謝の気持ちが強くなり、幸福な気持ちで満たされます。
ためになる話や面白いを聞いたときも、相手に感謝を伝えましょう。
「ためになる話でした。教えてくれてありがとう」
「面白い話でした。笑わせてくれてありがとう」
感謝をきちんと言葉で伝えると、相手もにっこりほほ笑んでくれるでしょう。
感謝の気持ちを持つことは大切です。
感謝の気持ちを口に出すことはもっと大切なのです。
感謝の気持ちは、場所を取りません。
物質的なものは、置き場所や保管スペースを取られますが、感謝の気持ちは不要です。
感謝の気持ちは頭の中にあるものです。
いくらあってもかさばらず、重たくなることもなく、まったく邪魔になりません。
物質的なものではないので、もちろん掃除や整理整頓も不要です。
感謝の気持ちに、お金はかかりません。
お店で商品を買うときにはお金がかかります。
高級なものであればあるほどお金がかかって経済的な負担が大きくなりますが、感謝の気持ちにお金は不要です。
1円もかからず、完全無料です。
もちろん維持費もかかりません。
感謝の気持ちに、道具は不要です。
料理をつくるには道具が必要ですが、感謝の気持ちを感じるために道具は必要ありません。
手ぶらの状態でOK。
その気になれば、いつでもどこでも感じることが可能です。
感謝の気持ちには、スキルも不要です。
学んで得られるものでもなければ、スキルを習得しなければいけないものでもありません。
感謝のスイッチをオンにして、身の回りにある支えに気づいていくだけです。
感謝の気持ちがないと、少し困ったことが出てきます。
不平不満を口にしやすくなったり、幸せを感じにくくなったりなど、人生にマイナスの影響があります。
感謝の気持ちがないと心が弱くなるので、ストレスを感じやすくなって疲れやすくなります。
ネガティブな発言が増えるので、人間関係にもマイナスの影響があります。
一方、感謝の気持ちがあって困ることはありません。
明るい気持ちになって、幸せを感じやすくなります。
感謝の気持ちがあると心が強くなるので、ストレスを感じることが減って疲れにくくなります。
ポジティブな発言が増えるので、人間関係にもプラスの影響があります。
感謝の気持ちは、なくて困ることはあっても、あって困ることはありません。
感謝の気持ちがあればあるほどいいものです。
だから、どんどん感謝の気持ちは持っておいたほうがいいのです。
人生において、感謝の気持ちを忘れずに生きることが大切です。
感謝の気持ちを忘れずに持ち続ければ、あなたはずっと幸せでいられるのです。
感謝の伝え方が残念な人がいます。
下を向きながら無表情で「ありがとうございます……」と言います。
きちんと相手の顔を見ていません。
声は元気がなく、笑顔もないのです。
もちろん何も言わないよりは良いのですが、ちょっともったいないですね。
きちんと口に出しているのはいいのですが、声が小さかったり無表情だったりするとマイナスポイントです。
相手に聞こえないかもしません。
意味のない感謝となってしまいかねないのです。
せっかく感謝をするなら、できるだけ感謝が伝わるようにしましょう。
相手の顔を見て、元気よく「ありがとうございます!」と言います。
きちんと頭も下げ、表情はもちろん笑顔です。
ちょっと大げさになるくらいでちょうどいいのです。
こうすればしっかり感謝が伝わって、相手に喜ばれます。
時には特別なご厚意をいただいて、折り入って感謝をしたいときもあるでしょう。
「本当にお世話になった」「本当に助けられた」というときがあるもの。
言葉だけ、メールだけの感謝では申し訳なく、何かお礼をしたいときもあるのではないでしょうか。
そんなときは、最大限の感謝を伝えるようにしたい。
感謝を伝えるにもさまざまな手段があります。
「手紙を書く」「お礼の品を贈る」「謝礼金を渡す」「相手のところまで足を運び、直接感謝を伝える」など。
最大限の感謝を伝えるために、何ができるか、何をするのがいちばん良いか考えます。
感謝を伝えるタイミングも、間を置かず、お世話になった直後がベストです。
感謝はスピードが命です。
気持ちが熱いうちに伝えるほうが、感謝が伝わりやすくなります。
「時間があるとき」より「できるだけ早く」を心がけましょう。
たとえ感謝でも、ベストを尽くすことが大切なのです。
ぶつぶつ愚痴を言う人がいます。
「仕事がだるいなあ。やりたくないなあ」
「うちの会社は給料が安いなあ。もっともらえないかなあ」
「あの人は口うるさいなあ。いちいち指摘が細かくてうっとうしいなあ」
「料理がおいしくないなあ。もっとおいしくつくれないのかなあ」
「毎日同じことの繰り返しでつまらないなあ。何か面白いことないかなあ」
嫌なことや思いどおりにならないことがあると、つい愚痴を言いたくなるものですね。
しかし、愚痴を言ったところで何の得にもなりません。
気持ちが暗くなるばかりか、ストレスや倦怠感もますますが強くなり、余計につらくなるだけです。
愚痴を言えば言うほど、日常が色あせて見えてくるのです。
愚痴を言う暇があるなら、もっと建設的なことに使いましょう。
愚痴を言いそうになったら、喉のところで止めて、代わりに感謝の言葉を口にしてください。
どんな愚痴も、視点を変えれば、感謝できるところがあります。
「仕事があってありがたい。自分が必要とされることに感謝だね」
「給料がもらえてありがたい。知識やスキルが身につくうえ、お金までもらえるなんて最高だね」
「無料で悪いところを指摘してもらえるなんてありがたいね。これで成長できるね」
「今日も食事ができて感謝だね。これで今日も生きられるね」
「平穏無事な毎日で素晴らしいね。トラブルがないことに感謝だね」
時間もエネルギーも限られたリソースです。
同じ時間・同じエネルギーを使うなら、ネガティブなことよりポジティブなことに使うほうが賢明です。
感謝を口にすれば、体の内側からパワーが湧いてきます。
感謝の言葉を口にすればするほど、毎日が明るく感じられるのです。
世の中には感謝の言葉を口にしない人がいます。
優しくされても「ありがとうございます」を言いません。
助けてもらっても、お礼を言わず、無言のままです。
レジで買い物をするとき、無言で商品を受け取り、その場を立ち去ります。
部下にお願いした仕事が返ってきても「ああ」としか言いません。
親につくってもらった料理を食べても「おいしい」も「ごちそうさま」も「ありがとう」も言いません。
世の中はいろいろな人がいるもので「感謝をしたら負け」と思っている人がいます。
「お金を払う立場だから」「自分のほうが年上だから」「当たり前のことだから」「嫌いな人だから」など、理由はさまざま。
「感謝したら自分のほうが下になる。相手に借りをつくることになる」など思っている人がいます。
これほど損なことはありません。
感謝の言葉に勝ち負けはありません。
感謝をするのは人間関係のマナーです。
そこに勝ち負けを持ち込むのは良くありません。
「感謝をしたら負け」と思っていると、誰ともうまくやっていけなくなります。
優しくされたり助けられたりしたときは「ありがとうございます」と口にするのは普通のことです。
立場や年齢に関係なく相手が誰であれ、感謝の言葉を伝えることが大切です。
お金を払う立場であろうと、相手が年下であろうと、日常の当たり前であろうと、感謝は必要です。
余計な見栄やプライドは不要です。
たとえ嫌いな相手でも、親切にされたときは、素直に感謝をするのがマナーです。
「感謝をしたら負け」と思っている人は、つまらないことに固執している自分に早く気づくことです。
感謝は、人間関係の潤滑油です。
素直に感謝を表現することは、マナーであり、大切なことです。
感謝の言葉を言えば言うほど、人間関係は良好になります。
感謝の気持ちを持つためにはどうすればいいのでしょうか。
相手の立場を経験してみましょう。
頭で想像するのもいいですが、限界があります。
やはりきちんと相手を理解するには、実際にその立場を経験するのが手っ取り早い。
実際に経験してみるまでわからないことはたくさんあります。
相手の立場を経験してみると、具体的なことがわかり、大変さも身をもって理解できます。
仕事の苦労を理解することで、感謝の気持ちが湧くようになるのです。
たとえば、夫の場合、妻の立場を経験してみます。
いざ妻の立場を経験してみると「料理ってこんなに手間暇がかかるのか!」「育児ってこんなに重労働なのか!」と驚くでしょう。
簡単そうに見えても、実際にやってみると、思ったより大変で苦労させられることがあるものです。
自分の中で価値観ががらっと変わります。
今まで当たり前と思っていたことに対して、感謝の気持ちが湧いてくるようになるのです。
子どもが親元を離れて一人暮らしを始めると、親への感謝の気持ちが湧いてきます。
それは親の立場を経験することになるからです。
一人暮らしをすると、すべて1人でしなければならなくなります。
掃除、ごみ出し、買い物、炊事、食器洗い、洗濯、行政手続きなど。
今まで親がやっていたことを何でも自分がしなければいけなくなり、親の苦労や大変さを理解します。
「親ってすごいな。親って本当にありがたいな。親に足を向けては寝られない」と痛感するのです。
条件や制限があって相手の立場を経験できないケースもあるかもしれません。
そんなときは、状況の許すかぎり経験してみるといいでしょう。
全部である必要はなく、一部でもかまいません。
お金を払ってでも経験してみる価値はあります。
新しい世界を知る意味としても有効です。
より感謝の気持ちを持つために、これほど効果的な方法はないのです。
朝のごみ出しのとき、ごみ収集員さんと顔を合わせることがあります。
ごみ出しタイミングとごみ収集タイミングが合ったとき、よくある光景です。
ごみ収集員さんが、ごみ収集車にごみをどんどん投入しています。
いつも大忙しの様子なのが特徴です。
こうした場面では「これもお願いします」と言いながら手渡すことが多いのではないでしょうか。
「良かった、間に合った」というほっとした気持ちがあります。
もちろん礼儀正しい一言でいいのですが、一瞬の場面ということもあって、ここで終わる人が多い。
「これもお願いします」の後、付け加えたい一言があります。
「いつもありがとうございます」という感謝の言葉です。
一言付け加えるだけで印象の良い言葉に変わり、ごみ収集員さんも笑顔になってくれます。
ごみを収集していただけることはありがたいことです。
ごみ収集員さんは、暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も、ごみ収集を頑張っています。
台風の中を仕事することもあります。
だからこそ「いつもありがとうございます」と伝えることは大切です。
ごみ収集員さんの立場になってみると、やはり感謝されると嬉しいものです。
街の市民から直接言われる感謝の言葉ほど響くものはありません。
ごみ収集員さんのモチベーションがアップすること間違いなし。
いつもお世話になっているのですから「いつもありがとうございます」の一言は大切ですね。
私たちの生活を陰で支えてくれている頼もしい存在です。
ごみ収集員さんと顔を合わせたときは、感謝の言葉をかけるチャンスなのです。
お店に入っていろいろ商品を見て回り、何も買わないで出ることがあります。
しばらく店内をぐるぐる歩き回ったものの、特にめぼしいものはなく、結局買い物をすることはありませんでした。
日常でよくあることですね。
このとき、どんな言葉を口にするかです。
何も言わないで退店する人が多いのではないでしょうか。
もちろん無言のまま退店するのもいいのです。
悪いことでもマナー違反でもなく、普通のことです。
しかし、ここでより丁寧を心がけたいなら「ありがとうございました」の一言があると好印象です。
何も買っていないのに感謝の言葉を口にするのは不自然に思うかもしれませんが、そんなことはありません。
きちんと感謝できることがあります。
いろいろな商品を見させてもらいました。
買い物気分を楽しめました。
有意義な時間を過ごせました。
だから、何も買わなくても、良い時間を過ごせたことへの感謝として「ありがとうございました」です。
感謝の言葉を口にすると、お店の人も気持ちいいし、自分も気持ちいい。
店内にお客さんも「ありがとうございました」の声が聞こえると、明るい気持ちになれます。
たった一言であり、難しいことでも何でもありません。
感謝の言葉が一言があるだけでずいぶん印象が良くなります。
笑顔と軽い会釈があれば、パーフェクトです。
何も買わないでお店を出るときの、気持ちのいいマナーなのです。
感謝の言葉を増やすコツはどこにあるのでしょうか。
「謝る場面」にあります。
私たちの日常では、謝罪の言葉を口にする場面があります。
たとえば、叱られたときやクレームを受けたときは「すみません」「申し訳ございません」「ごめんなさい」と謝ります。
このとき、ただ謝って終わりにするのではなく、謝った後、感謝の言葉で締めくくってみてください。
謝罪の言葉と感謝の言葉はそれぞれ対照的ですが、意外と相性はいいのです。
仕事で上司から「ここが間違っていますよ」と指摘を受けたとき「すみませんでした」と言いがちです。
これはこれで正しいのですが、ここで終わらせるのではなく、感謝の言葉を続けてみてください。
「すみませんでした。すぐ修正します。ご指摘、ありがとうございます」と感謝しましょう。
お客さまからクレームを受けた場面は「申し訳ございません」と謝ることが多いでしょう。
単に謝って終わりにするのではありません。
「申し訳ございません。必ず上の者と相談します。貴重なご意見、ありがとうございます」と言い換えてみてください。
家族から洗濯物を取り込むのを忘れていて、注意を受けたとします。
「ごめんなさい」と普通に謝って終わりにするのではありません。
「ごめんなさい。すっかり忘れてた。対応してくれてありがとう」と感謝の言葉を続けます。
迷惑をかけたときは、まず謝罪の言葉を述べるのがマナーですが、そこで終わるのではなく、感謝の言葉で締めくくります。
そうすれば、感謝の言葉を口にする頻度を上げられるのです。
感謝の言葉には、明るくポジティブな響きがあります。
感謝の言葉でセリフを締めくくると、言葉の余韻が良くなります。
感謝の言葉を口にする機会を増やせるだけでなく、物事を前向きに捉えることもできるようになります。
叱られることやクレームを受けることがあっても、ポジティブでいられるのです。
風邪をひくと、熱が出ます。
燃えるように熱くなり、全身から汗が噴き出します。
高熱と悪寒が同時に襲ってきて苦しめられます。
ひどい風邪であればあるほど体温が上がって、汗が止まりません。
倦怠感が出て、喉や関節の痛みもあったり、ずきずきする頭痛に悩まされたりします。
高熱にうなされて大変なときではありますが、こんなとき思い出してほしいことがあります。
熱が出る、2つの理由についてです。
なぜ風邪をひくと、熱が出るのでしょうか。
1つ目の理由は「免疫を抑えるための防御反応」です。
ウイルスは、熱に弱い性質があります。
ウイルスは40度前後の熱で死滅するとされています。
体温を上げることで、少しでもウイルスの増殖を抑えようとしているのです。
2つ目の理由は「免疫力の活性化」です。
体の免疫細胞の働きは、体温が高くなると、活発化する仕組みがあります。
体温が1度上がると、免疫力が5倍上がると言われています。
体温を上げることで免疫の働きが高まり、また全身の血液循環も良くなるため、ウイルスへの攻撃力を高められるのです。
つまり、全身が熱くなるのは、体の免疫細胞が一生懸命ウイルスと戦っている証拠なのです。
このことを知ると、発熱に対する印象が変わるのではないでしょうか。
体が熱くなっているのは、自分の免疫が頑張って仕事をしているから。
熱くて苦しくて大変ではありますが、重要な意味があっての発熱です。
免疫細胞が一生懸命仕事をしている真っ最中なのです。
願わくは、ウイルスと頑張って戦っている免疫に感謝したい。
心の中で「免疫さん、頑張って働いてくれてありがとう」と念じるのもおすすめです。
免疫は、感謝の気持ちを感じると、パワーアップする仕組みがあります。
笑いが免疫を活性させる話は有名ですが、感謝の気持ちも同様に、免疫を活性化させることで知られています。
感謝の気持ちとは、いわば病気回復の秘薬。
免疫の力が高まれば、風邪のウイルスの撃退もスムーズになります。
結果として、風邪の回復も早くなるはずです。
小さなことが気になる性格の人がいます。
人と接していて、少しでも普段と違うことがあると、ぴんと反応して、いろいろ深く考えてしまいます。
「あの人の言葉は裏の意味があるのではないか? 私のことを嫌っているのかな」と気になります。
「あの人の態度が冷たいのはなぜだろう? 私に原因があるのかな?」と、あれこれ考えをめぐらせます。
小さなことを取り上げては、いちいち悩んだり、落ち込んだりするのです。
ほんのちょっとしたことでも、悪いほうに解釈しては、1人で勝手にくよくよするのです。
「いちいち気にしなくていいのに」「どっしり構えていればいいのに」と思ってしまいますね。
小さなことが気になる性格は短所と思われがちですが、これは誤解です。
この性格は、生かし方しだいで、素晴らしい長所に変わります。
実は小さなことが気になる性格の人ほど、感謝体質になれる可能性を秘めているのです。
小さなことが気になる性格の人は、もともと繊細な感覚の持ち主です。
小さな違和感も見逃しません。
ちょっとしたことに敏感に反応します。
これは言い換えると「気づく力が強い」といえます。
小さなことが気になる性格の人は、気づきの対象を変えましょう。
人や社会の、ネガティブなことではなく、ポジティブなことに気づけばいいのです。
世の中は素晴らしいことに満ちていて、感謝できることもたくさんあります。
「水が飲めて幸せ」
「親や友人がいてくれるのはありがたい」
「自由に勉強ができることは素晴らしいこと」
「仕事があることに感謝。毎月給料をいただけてありがたい」
小さなことが気になる性格は、短所ではなく、長所です。
繊細な感覚は、素晴らしい能力の1つです。
ポジティブなことに気づく力として、どしどし発揮していきましょう。
その性格を生かして、世の中に点在する感謝に気づいていけば、そのたびに幸せな気持ちになれます。
いつも明るい気持ちでいられます。
日頃から感謝の気持ちを持って生きられるのです。
厳しさには、2種類あります。
「愛のある厳しさ」と「愛のない厳しさ」です。
世の中には「厳しい指導者」と呼ばれる人がいます。
厳しい先生、厳しい上司、厳しい監督。
「鬼教師」「鬼上司」「スパルタ監督」といった言葉があるように、教育の世界では厳しく指導する人がいます。
厳しい指導者は、スパルタ教育が基本です。
難しい課題やトレーニングメニューを要求してきます。
言葉遣いが荒かったり、鬼のような表情を見せてきたりなど、接し方も荒々しい。
厳しい指導者は往々にして、嫌われやすい運命にあります。
あなたの身近にも、厳しい指導者と呼べる人がいるかもしれません。
もちろん行き過ぎた指導はNGです。
自分の感情をぶつけるだけの厳しさは、指導というより、もはやいじめです。
これこそいわゆる「愛のない厳しさ」というもの。
「虐待」「パワハラ」という文字が報道を騒がせて久しい昨今です。
スパルタ教師や鬼監督の行き過ぎた指導が問題になり、ニュースで報道されたり、新聞の紙面をにぎわせたりすることもあります。
今の時代、厳しく指導するいけない風潮が強くなっています。
指導とはいえ、あまりにひどいケースでは問題となります。
では、スパルタ教師・鬼監督がすべて悪いかというと、そうではないのです。
厳しさは、すべて否定するものではありません。
大切なのは、厳しさの中に「愛」があるかです。
「厳しいから嫌」と考えるのは早計です。
厳しさの中に愛があるなら、受け入れることも大切です。
しっかり成長してほしいという、指導者の願いがあります。
しっかり成長してほしいから、厳しく接しています。
指導者も、厳しく接すれば、自分が嫌われることくらい重々承知です。
自分が嫌われるリスクを背負いながら、部下や生徒の成長のために指導しています。
これが「愛のある厳しさ」です。
この理解があれば、感謝の気持ちも湧いてきます。
「愛があるのはわかっていても、厳しいのは嫌。感謝できない」と思うこともあるでしょう。
それでもいいのです。
人間ですから好悪の感情はあります。
磁石のN極同士・S極同士のように、反発し合う関係もあって当然です。
厳しい指導者はことあるごとにストレスを与えてくるので、今すぐ感謝の気持ちを持つのは難しいかもしれません。
ただし、厳しさの中に愛があるなら、一生感謝できないまま終わることはありません。
今は感謝できなくても、いずれ感謝できる日がやってきます。
感謝できないのは、今は嫌悪感が強くて、感謝する余裕が持てないからです。
厳しさのほうが目立って、感謝をするどころではないだけです。
離ればなれになったり、自分が大きく成長したりすると、感じ方が変わります。
「あのときは嫌いで仕方なかったけど、こういうところは感謝できるよね」と思えるのです。
学生時代のころを思い出してください。
厳しい先生がいて、当時は嫌な感情ばかりでしたが、卒業してしばらくたつと感じ方が変わります。
「あの先生は厳しかったけど良かったな。あの厳しさは愛情だったんだね」と思えるようになり、感謝の気持ちが湧くのです。
卒業して思い出せるのは、優しい先生より厳しい先生です。
それと同じことが、社会になってからもたくさん起こります。
厳しい上司や先輩がいても、退職や転職で離れてしばらくたつと、嫌いな感情が薄れます。
そして「あの人のおかげで」と思えるようになります。
感謝の気持ちがこみ上げてきて、また会いたくなるのです。
当時は自分が未熟だったため、厳しさの意味を理解できなかっただけでした。
厳しい人には、すぐ感謝の気持ちを持てなくてかまいません。
しばらく時がたつのを待ちましょう。
自分が成長するのを待ちましょう。
いずれ感謝できる日がやってきます。
心の病気のときは、感謝の気持ちを持てなくてかまいません。
病んでいるときだからです。
病気の真っ最中だからです。
感謝の気持ちは、心から湧いてくるものです。
心が病気のときは、心が正常に働かない状態ですから、感謝の気持ちが持てなくて当然です。
心が病気のときに「感謝の気持ちを持てない私はひどい人間だ」と思ってしまうと、余計なストレスを感じてしまいます。
自分を追い込んで自己嫌悪に陥ってしまい、不幸だけを感じてしまいます。
ますます心の病気が悪化する結果となるのです。
心が病気のときは、無理は禁物です。
まず療養に専念しましょう。
感謝の気持ちを持てなくても自分を責めません。
「今は感謝の気持ちを持てなくて当然。大丈夫、大丈夫」と思うのが正解です。
どうか自分に優しい声をかけてください。
きちんと回復して心が元気になれば、自然と感謝の気持ちが持てるようになります。
身も心も元気になって、再び感謝の気持ちが持てるようになる日がくることを期待しましょう。
感謝され慣れていない人がいます。
感謝され慣れていない人は、人から感謝されたとき、素直に受け止めません。
照れや気恥ずかしさがあって、つい否定の言葉を返しがちです。
「いえいえ、そんなことはありません」
「私は何もしていません」
「何もお世話していないです」
相手の言葉を否定すると、会話の流れが断ち切られ、すっきりしない空気が広がります。
本人は謙虚のつもりかもしれません。
もちろん謙虚も大切ですが、あまりに謙虚すぎるのも考えもの。
度が過ぎると、相手を少し残念な気にさせてしまいます。
だからといって「はい、そのとおりです」とストレートに肯定するのも抵抗がありますね。
こういうとき、どう言えばいいでしょうか。
感謝され慣れていない人は、次のセリフを返しましょう。
「こちらこそお世話になってます。ありがとうございます」
あらかじめ決まり文句として頭に入れておき、感謝された場面でさっと返せばいいのです。
人間関係は、支え合いで成り立っています。
あらためて考えると、こちらも相手に感謝すべきことがあるのではないでしょうか。
小さなことかもしれませんが、何か1つくらい思い浮かぶことがあるはずです。
感謝の言葉を交わし合うことになるので雰囲気が良くなります。
さっと言えるようになるまで決まり文句を何度も発声練習して、口癖にしておくといいでしょう。
感謝の言葉には、感謝の言葉で返すのがいちばんなのです。
役立たないアドバイスをされたとき、あなたならどう返事をしますか。
悩みがあって誰かに相談をしたとき、役立たないアドバイスをされることがあるでしょう。
少しでもうなずけるならまだ感謝のしようもありますが、1ミリも役立たないアドバイスをされることもあるはずです。
的外れのアドバイス、時代遅れのアドバイス、非常識なアドバイスなど。
そんなとき、素っ気ない言葉を返す人がいます。
「そうですかねえ」
「それは意味がないと思いますよ」
「それは昔の話であって、今は通用しませんよ」
首をかしげたり、けげんな顔を見せたりすることもあるかもしれません。
心の中で「時間の無駄だった」と思うこともあるかもしれません。
つい冷たいリアクションを取ってしまいがちですが、心当たりがあれば要注意です。
こういうときのリアクションはすでに決まっています。
「ありがとうございます。参考にさせていただきます」と感謝の言葉を伝えましょう。
もちろん笑顔で伝えたい。
役立たないアドバイスをされても、素直に感謝を返すのが良いのです。
役立たないと思うかもしれませんが、本当に役立たないかはわかりません。
後になって役立つことがあります。
しばらくしてから「なるほど、そういう意味だったのか!」と合点がいくことがあります。
聞いたときは意味が理解できなくても、後になってその意味が理解できることはよくあることです。
あるいは、問題解決の糸口、ヒント、ひらめきにつながることも考えられます。
直接の答えでなくてもいいのです。
直接的に役立たなくても、間接的に役立つというケースは少なくありません。
聞いたときは参考にならないと感じても、後になって役立つことは大いにあり得るでしょう。
だからこそ感謝です。
役立たないアドバイスをされても、素直に感謝を返すのが得策です。
少なくとも自分のために時間と労力を割いてくれたことは事実ですから、一言でもお礼を言っておくのがいいでしょう。
コミュニケーションは、肯定や感謝から入ると、スムーズな人間関係になるのです。
「あの人に感謝するのはやめました」と言う人がいました。
「どうしてですか?」と聞くと「あの人のことが嫌いになったから」と言いました。
以前お世話になって感謝をしていましたが、その後トラブルがあり関係が悪くなったので、感謝するのはやめたとのことです。
これはもったいないことです。
過去は過去、今は今です。
今と過去とは別のものであり、分けて考えたほうが良い。
今はその人と関係が悪くなって嫌いになったとしても、以前お世話になり、ご恩があるのは事実です。
助けてもらったり、教えてもらったり、優しくしてもらったりしたでしょう。
愛情を注いでもらったり、たくさんの友情を受け取ったりしたことがあるでしょう。
プレゼントをもらったり、一緒に楽しい時間を過ごしたりしたこともあるのではないでしょうか。
以前その人のおかげで、今の自分がいます。
今は関係が悪くなって相手に1ミリの感謝がないとしても、昔のご恩や親切は忘れないことが大切です。
親のことが嫌いになったからといって、親のすべてを否定する人がいます。
これは誤りです。
愛情を注がれて大切に育ててくれた過去があるのですから、今は親のことが嫌いでも、感謝の気持ちは必要です。
「今は嫌いです。関わりたくありません。でも以前お世話になったことには感謝しています」と思えばいいのです。
過去にお世話になったご恩があるなら、きちんと感謝の気持ちを持ち続けたい。
友人とけんかして、友人のすべてを否定する人がいます。
これも誤りです。
けんかが悪化しても、助けてもらったり優しくしてもらったりした過去があるなら、そのことへの感謝は忘れないことです。
心の中で負の感情が渦巻いていても、過去にお世話になった事実には感謝することが大切です。
「昔は仲良かったよね。今は別として、あのときのあなたには感謝しています」と思えばいいのです。
感謝の気持ちを持てば、余裕が生まれます。
相手に対する嫌悪感が軽減されるのです。
落ち込んだときは、感謝していることをリストアップしてください。
落ち込んでいるときは、不満や不足に目が向いていて、日々の感謝を忘れがちです。
落ち込みから抜け出すには「恵まれていること」に着目するのがポイントです。
そのために有効なのが、感謝のリストアップなのです。
紙を取り出し、感謝していることをリストアップして、目に見える形にしましょう。
思いつくままに挙げられるだけ挙げてみてください。
少なくとも「30以上」を目標にしたい。
「そんなにたくさんリストアップできない」と思うかもしれませんが、必ずできます。
感謝できることがないなら、あなたは今ここに存在していません。
今あなたがここに存在しているのは、多くの支えのおかげです。
私たちの生活は感謝にあふれています。
感謝のハードルを下げて、ささいなことにも目を向けましょう。
大きなこと・特別なことだけでなく、小さなこと・当たり前のことも含めると、感謝すべきことは山ほど出てくるはずです。
「ないもの」より「あるもの」に注目しましょう。
感謝していることをリストアップしていくにつれて、自分がいかに恵まれているのか気づかされます。
だんだん明るい気持ちになっていき「落ち込んでいる場合ではないね。私は幸せ者だね」と思えてくるのです。
落ち込んでいる状態が「闇」とするとなら、感謝の気持ちとは「光」です。
光は闇を消します。
感謝の気持ちが強くなるにつれて、明るい光が差し込んできて、闇を消し去るのです。
日常では時折、停電や断水に見舞われることがあります。
計画工事によるケースもあれば、地震や台風といった自然災害によるケースもあります。
すぐ復旧するかと思いきや、思った以上に長い時間がかかることもある。
特に大きな自然災害が発生して、インフラ設備に甚大な損害が生じた際は、停電・断水のダブルというケースもあります。
停電や断水に見舞われることがあれば、不満を漏らすばかりではいけません。
インフラの重要性を再認識する機会に変えてください。
不便極まりないことではありますが、インフラの重要性を再認識するために、これほど良い機会はありません。
電気も水道も、あるのが当たり前で空気のような存在に思われがちですが、当たり前ではありません。
電気も水道も、それを整備・保守してくれる人がいるおかげです。
私たちの知らないところで日々努力されている方々がいます。
いざインフラが利用できなくなると、本当に不便です。
いかに普段、電気や水道に助けられているか、ひしひし実感できます。
たっぷり不便を感じて、たっぷりインフラの重要性を再認識する機会にしましょう。
そして、感謝する機会にするのです。
そのとき気づかされた重要性と感謝は、今後の人生に必ず役立ちます。
意識が高まって、より大切に電気や水道を使えるようになるでしょう。
なかなか不便で苦しい経験ではありますが、ちょっとした人生の課外授業と思えばいい。
停電や断水に見舞われる経験は無駄になりません。
たまには停電や断水を経験するのも、良い経験になるのです。
余裕があれば、そのときに感じた苦労を書き留めておくといいでしょう。
メモでも日記でもかまいません。
気づかされたことを文字として記録に残しておきましょう。
ずっと覚えているとは限りません。
インフラが復旧して、普段の生活が戻ってしばらくたつと、せっかく学んだことを忘れるかもしれません。
いえ、忘れるに違いありません。
人は忘れる生き物です。
時間がたつにつれて記憶が薄れていく可能性は十分考えられます。
苦しい経験も、時間が過ぎれば、忘却のかなたに消えていくでしょう。
そんなとき、記録していたメモや日記が役立ちます。
メモや日記を見返すことで復習ができて、忘れかけていた学びをスムーズに思い出せるのです。
日常では、感謝したほうがいいのか迷うときがあります。
直接助けてもらったり優しくしてもらったりなど、親切されたことが明らかであれば、迷うことなく感謝の言葉を伝えます。
問題なのは、さりげなく行動されたときです。
自分のためにしてくれたことなのか、偶然の行動なのかはっきりしなくて、感謝に迷うときがあるのです。
どちらにも解釈できるというシチュエーションがあります。
たとえば、足をけがして、しばらく松葉づえを使用することになったとします。
松葉づえをついて電車に乗ったとき、目の前にいる人が席を横に移動して、席が空きました。
優先席というわけでもなく、普通の席です。
「自分のために席を譲ってくれたのかな」と思う一方で、偶然自分が乗ったタイミングに席を移動しただけかもしれません。
自分のために席を譲ってくれたのであれば、感謝の言葉を伝えたほうがいいでしょう。
偶然自分が乗ったタイミングに席を移動しただけであれば、感謝の言葉はいらないでしょう。
さて、あなたならこんなときどうしますか。
正解は「感謝する」です。
親切にされたと思っていても、自分の勘違いかもしれません。
親切をされたというのは自分の思い込みで、実際は単なる偶然というケースがあります。
それでもいいのです。
感謝は減るものではありません。
「ありがとうございます」は、何度言っても減りません。
親切だったなら、感謝の言葉がないと相手に失礼ですが、親切でなかったとしても、感謝の言葉は失礼になりません。
勘違いだとしても「ありがとうございます」と感謝の言葉を言っておくほうがいいのです。
少なくとも問題が起こることはありません。
すてきな勘違いは、どんどんしてよし。
相手は頭の中でクエスチョンマークが浮かぶかもしれませんが、不快な思いをさせることはありません。
つまり「迷ったら感謝」です。
感謝は、減ることでも迷惑になることでもないので、迷ったときは、どしどし口にしておくほうがいいのです。
運が良くなるためにはどうすればいいのでしょうか。
感謝する癖をつけましょう。
世の中には「感謝をすると運が良くなる」という法則があります。
感謝を10回すると、運も10ポイントアップします。
感謝を20回すると、運も20ポイントアップします。
感謝と運には相関関係があって、感謝すればするほど運も比例して良くなります。
どんどん運のポイントが貯まっていき、一定まで達すると、嬉しいことやラッキーなことがあなたの目の前に現れます。
それはサプライズプレゼントのようにです。
ここで大切なルールが2つあります。
1つ目のルールは「きちんと伝えること」です。
思っているだけでは不十分です。
文字や言葉など具体的な形にして、きちんと相手に伝えることが大事です。
2つ目のルールは「悪口を言わないこと」です。
いくら感謝の言葉をたくさん口にしても、悪口を言うとNGです。
悪口は、感謝のポジティブ魔法を帳消しにします。
一言でも悪口を口にすると、せっかく貯めたポイントがリセットされて、ゼロに戻るのです。
この2つのルールを意識しながら、感謝の習慣を心がけてみてください。
自然と人間関係が良好になります。
不思議と仕事でチャンスが得られます。
恋愛にもプラスに働きます。
なぜか良い話が回ってくるようになったり、良いご縁に恵まれたりします。
面白いくらいに運が良くなることを保証いたします。
感謝には、ポジティブを引き寄せる不思議な力があります。
感謝をすればするほど、ポジティブが引き寄せられ、結果として運も良くなるのです。
あなたの身近に「運のいい人」がいるなら、その人の様子を観察してみてください。
人の悪口を口にすることはないうえ、ことあるごとに「ありがとうございます」と口にしているはずです。
運が良いから感謝するのではありません。
感謝するから運が良くなるのです。
嘘だと思うなら、試してみるとわかります。
悪口は言わないというルールを死守しながら、ことあるごとに感謝の言葉を口にしてください。
なかなか変化が起こらなくても、数週間・数カ月と続けていきましょう。
まもなく運のいいことが起こります。
「こんな嬉しいことがあっていいの?」という何かが起こります。
感謝の習慣を持てば、人生全体においてずっと運のいいことが起こり続けます。
今あなたの目の前には、感謝すべきことがあります。
目の前にあるのは何の変哲もない普通のものと思っているなら誤解です。
気づいていないだけです。
目の前には、必ず感謝できる何かがあります。
じっくり意識を向ければ、1つどころか、いくつも見つかります。
目の前に友人がいるとします。
友人でいてくれることはありがたいことです。
友人がいるおかげで、楽しい時間を過ごせています。
友人のおかげで、元気や勇気をもらえたり、生きる力が得られたりします。
そうした友人の支えに感謝できるでしょう。
目の前にコーヒーがあるとしましょう。
コーヒー豆をつくってくださった人に感謝できます。
コーヒーが飲めることに感謝できます。
目の前にあるのは普通のコーヒーかもしれませんが、感謝できる要素はたくさんあるのです。
目の前に料理があるとします。
食べ物をつくってくれた生産者さんに感謝できます。
食べ物を運んでくれた運送屋さんに感謝できます。
調理をつくってくれた人に感謝できます。
料理ができるまでには、多くの人の汗があります。
多くの人のおかげで、今こうして目の前に料理が提供されています。
このことに気づくと、ありがたいと思わずにはいられなくなります。
心地よい音楽が聞こえているとします。
作詞・作曲をした人がいます。
BGMなら無料で音楽を聴けているでしょう。
音楽は、人のクリエイティブが生み出した作品です。
「こんなに良い音楽と出会えて幸せだ。こんな素晴らしい音楽を聴けるのはありがたいことだね」と感謝できるでしょう。
電車に乗っているとしましょう。
突然電車が現れ、自然と動いているわけではありません。
乗り物を発明した人がいます。
運転士さんや整備士さんが陰で支えています。
電力を供給している電力会社があり、そこで働いている人たちがいます。
素晴らしい移動手段はもちろん、陰で支えてくださっている人たちにも感謝です。
「こんな便利な乗り物があるなんて素晴らしい、ありがたい。陰で支えてくださっている人たちにも感謝したい」と思えるでしょう。
あなたの目の前には今、何がありますか。
必ず感謝できることがあるので、ぜひ見つけてみてください。
そしていま一度、感謝の気持ちを捧げましょう。
今すぐ満たされた気持ちになります。
チャンスがあれば、感謝の気持ちを直接伝えてみるのも素晴らしい。
幸せになろうとするのではなく、すでに幸せなのです。