公開日:2026年8月28日
執筆者:水口貴博

無理しない生き方の30のヒント

  • 頑張りたいときには、
    頑張ろう。
    力を抜きたいときには、
    力を抜こう。
無理しない生き方の30のヒント

頑張りたいときには、頑張ろう。
力を抜きたいときには、力を抜こう。

急にやる気が出たり、何かにハマったりすることがあります。
最初はやる気がなかったのに、だんだん面白くなって、スイッチが入ることもあるでしょう。
頑張りたいときには、頑張りましょう。

頑張りすぎると、かえって目的から遠ざかる。

目標を持って頑張ることは大切です。
やればやるほど効果が表れ、手応えを感じるとやる気も出て、モチベーションも続きます。
そしてどんどん夢中になっていくのです。

体調が悪くても、仕事に行くのか。
体調が悪いから、仕事を休むのか。

朝起きると、体調が悪いときがあります。
「だるい、苦しい、つらい……」
真面目な人は、ここで頑張ってしまいます。

「調子が悪い」というときは、あまり動かないほうがいい。

「調子が悪いな」というときはありませんか。
体や心の調子がいまいちのときがあるものです。
思うようにエンジンがかからず、なかなか元気も出ません。

あくびは、嘘をつかない。

ふと、あくびが出てしまうことがあるでしょう。
大きく口を開けて、深呼吸をします。
あくびをすると気持ちよくて、頭もすっきりするでしょう。

完璧主義者は「これ以上はやらない」というラインを決めておく。

完璧主義者がやるべきことは「これ以上はやらない」というラインを決めておくことです。
完璧主義者は、完璧を求める性格であるがゆえに、ついやりすぎてしまいます。
すでに十分な質や量があって問題ないにもかかわらず「まだ足りない」「もっともっと」となりがちです。

「暑くていらいらする」と思っても、口に出さないほうがいい。

真夏の暑い日「暑くていらいらする」と言う人がいます。
たしかに暑さが厳しい日は、それだけ不快感が大きくなり、いらいらすることもあるでしょう。
率直な一言ではありますが、注意したいセリフです。

うまくいっている人の方法だからといって、絶対正しいと思ってはいけない。

仕事のできる人がいます。
「あの人の仕事術を真似すれば、私もうまくいくに違いない」
そう思って同じ仕事術を取り入れても、うまくいくとは限りません。

動物園や水族館は、ただの癒やしの場所ではない。
忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる場所。

ちょっと人生に疲れたとき、おすすめの場所があります。
動物園や水族館です。
動物園や水族館に足を運び、動物たちをぼうっと眺める時間をつくってみましょう。

「わかってもらえない」と愚痴をこぼす前に、相手をわかろうとしているか。

「わかってもらえない」と愚痴をこぼす人がいます。
「誰も私のことをわかってくれない……」
「無視されているように思える……」

ルーティンワークは、調子を上げるための準備運動。

あなたのルーティンワークは何でしょうか。
ルーティンワークとは、ご存じのとおり、日常的に繰り返す決まり切った仕事です。
出社して、本来の仕事に取りかかる前に、小さな仕事をこなすことがあるのではないでしょうか。

痛みを避けるための我慢が、かえって大きな痛みを生むこともある。

「歯が痛い、痛い」
顎を押さえながら、虫歯に苦しんでいる人がいます。
しかも1本ではなく、数本の虫歯です。

重いか軽いかは、絶対ではなく、状況で変わる。

3キロの荷物は重いのでしょうか、軽いのでしょうか。
その感じ方は「持ち方」によって変わります。
たとえば、3キロの荷物があるとします。

砂漠のような世界に生きていても、どこかにオアシスがあると信じる。

映画では、砂漠のシーンを見かけることがあります。
主人公が当てもなく砂漠をさまよう姿は、まさに絶望的です。
辺り一面、砂の世界です。

「時間がない」という人は、余計なことをしている。

「時間がない」という人がいます。
そういう人ほど「余計なこと」をしていることが多いものです。
・寄り道

できない自分を、ダメな人間だと思っていないか。

「勉強ができない」
「数学ができない」
「スポーツができない」

ギブアップは、限界になってからするより、限界の手前でするのが正しい。

「限界になったらギブアップしろ」と言う人がいます。
たしかに限界を超えることはできません。
無理なものは無理。

当たり前に感謝できるようになれば、いつも幸せでいられる。

いつも幸せでいられるためには、どうすればいいのでしょうか。
「当たり前に感謝できるようになること」です。
私たちはいつも当たり前に囲まれて生きているからです。

もったいぶった話し方は、感じが悪い。
もったいぶらない話し方は、感じが良い。

もったいぶった話し方をする人がいます。
話しぶりから「さあ、すごいことを言います!」と言わんばかりの雰囲気を出します。
「どんな話なのだろう? 結論は何だろう?」と気になって聞くのですが、なかなかそれを言いません。

いらいらしたときは「癒やしの飲み物」を飲もう。

いらいらしたとき、頼りにしたいのが「癒やしの飲み物」です。
あなたにとって「癒やしの飲み物」は何ですか。
飲み物には、喉を潤したり、味を楽しんだりするだけでなく、心を癒やしてくれるものもあります。

何をやっても落ち着かないときは、いっそのこと時間に任せよう。

「深呼吸をしても、いらいらが止まらない」
「外の空気を吸っても、怒りが収まらない」
「飲み物を飲んでも、不機嫌が直らない」

実はもう結構頑張っているのかもしれない。

「私は怠けてばかり」
「もっと頑張らなきゃ!」
「あの人はあんなに頑張っているのに、私はまだまだ」

神社のお守りだけが、お守りではない。
形にとらわれず、自分にとってのお守りを見つけよう。

「お守り」
そう聞いて最初にイメージするものといえば「神社のお守り」ではないでしょうか。
小さな袋状で、身につけやすいものです。

やめてほしいことは、きちんと「ノー」と言わないと、伝わらない。

「上司がどんどん仕事を振ってくるんです」
すでに手がいっぱいなのに、上司がお構いなく仕事を振ってきて、困ってしまうことがあるでしょう。
こういう人に、意外な盲点があります。

自分の力でできないことは、できる人にやってもらえばいい。

「自分の力ではどうしてもできない」と悩んでいる人がいます。
人の能力にも限界があります。
難しい書類の作成、複雑な手続き、経験が必要な仕事。

小さな存在でも、大きな影響を与えられる。

1輪の花があります。
「たった1輪の花」と思うかもしれませんが、実は大きな力を秘めています。
たった1輪でも、見る人を幸せにする力があります。

目先の得に喜び、トータルで損をしている人がいる。

新聞の折り込み広告で、200円引きになっている商品を見つけました。
「200円も安いならお得だ」
そう思って、バスに乗って買いに行ったのですが、往復の交通費で300円かかりました。

やりたいことをやるのは大切。
やりたくないことをやらないのはもっと大切。

やりたいことをやりましょう。
心が求めていることだからです。
読書、映画鑑賞、運動、遊び、習い事、旅行。

未来が見えないときは、流れに任せればいい。
「ケセラセラ」という考え方も大切。

「未来が見えない」
「この先どうなるかわからない」
「未来が不安でたまらない」

うまくできる自信はなくていい。
失敗しても、収穫はある。

「自信がないのでできません」と言う人がいます。
それなら仕方ないと納得しそうになりますが、よくよく考えるとおかしな話です。
まず「自信がないのでできません」は「うまくいかなければいけない」という考えが前提になっています。

全文

プロローグ
1

頑張りたいときには、頑張ろう。力を抜きたいときには、力を抜こう。

頑張りたいときには、頑張ろう。力を抜きたいときには、力を抜こう。 | 無理しない生き方の30のヒント

急にやる気が出たり、何かにハマったりすることがあります。

最初はやる気がなかったのに、だんだん面白くなって、スイッチが入ることもあるでしょう。

頑張りたいときには、頑張りましょう。

思いきり打ち込めばいいのです。

持てる力を目の前のことに向けるのです。

調子が出ているときは、スピードが生まれます。

集中すれば、一気に仕事を進められるでしょう。

勢いがあれば、普段以上の力を発揮でき、できないと思っていたことまでできることがあります。

火がついているときは「今がチャンス」とばかりに、とことん頑張ることが大切です。

その一方で、力を抜きたいときは、力を抜いてもいいのです。

人は、楽なほうに進みたくなることがあります。

おかしなことではなく、むしろ自然なことです。

疲れているときは、自炊ではなく、コンビニ弁当で済ませることもあっていい。

階段ではなく、エレベーターやエスカレーターを使うこともあっていい。

いつもより早めに仕事を切り上げるのも悪くありません。

何となくやる気が出ないときもあるでしょう。

そんなときは無理をせず、のんびりすることもあっていいのです。

「今日は力を抜きたいなあ」と思ったら、素直に力を抜きましょう。

「頑張ること」と「力を抜くこと」は、どちらが大切なのでしょうか。

どちらも大切です。

人生には、緩急が必要です。

片方だけではバランスが悪く、両方が欠かせません。

だからこそ、頑張りたいときには頑張り、力を抜きたいときは力を抜くことが大切です。

人生の調子には波があります。

頑張ったり力を抜いたりしながら、自分なりのバランスを取っていけばいいのです。

両方があるから、人生はちょうどいい具合になるのです。

無理しない生き方のヒント(1)
  • 頑張ったり力を抜いたりしながら、自分なりのバランスを取っていく。
2

頑張りすぎると、かえって目的から遠ざかる。

頑張りすぎると、かえって目的から遠ざかる。 | 無理しない生き方の30のヒント

目標を持って頑張ることは大切です。

やればやるほど効果が表れ、手応えを感じるとやる気も出て、モチベーションも続きます。

そしてどんどん夢中になっていくのです。

ここに落とし穴があります。

人生とは面白いもので、目的に近づいているつもりが、逆に遠ざかっていることがあります。

いつの間にか「頑張りすぎ」の状態となり、逆効果になっていることが少なくありません。

健康のために、ランニングを始めました。

「走れば走るほど良い」と思い、毎日長距離を走りました。

走りすぎは、体に大きな負担がかかり、疲労が抜けにくくなったり、活性酸素が増えたりすることもあります。

あまりに走りすぎた結果、膝や腰も痛めてしまいました。

健康のためにやっていることが、かえって健康を害していることがあります。

美容のために、ダイエットを始めました。

「とにかく痩せたい」の一心で頑張りました。

食欲をひたすら我慢し、厳しい食事制限を続けたので、どんどん痩せていきました。

その結果、必要以上に痩せてしまい、やつれて見えるようになりました。

必要な栄養も不足し、肌荒れや体調不良にも悩まされるようになりました。

美容のためにやっているのに、かえって不健康に見えてしまっては意味がありません。

もちろん目標を持って頑張ることは良いことです。

その一方で、努力がエスカレートしてやりすぎると、逆効果になることもあります。

効果が出ていると楽しくなって「もっともっと」と拍車がかかりがちです。

だからといって極端にならないことが大切です。

途中で気づけばいいのですが、なかなか気づけないこともあります。

夢中になっているときほど、自分を客観視できなくなるのです。

目標に向かって取り組んでいることがあれば、ときどき足を止め、自分の取り組みを振り返ってみてください。

冷静に振り返ってみると、取り組み方の違和感に気づくかもしれません。

「あれ、ちょっとおかしいな。やりすぎているのではないか。逆効果になっているのではないか」

そう思うことがあれば、ブレーキをかけましょう。

目的達成のために頑張るのはいいのですが、やりすぎると、かえって目的から遠ざかります。

古くから「中庸」という言葉があるように、何事も「ほどほど」が大切です。

無理しない生き方のヒント(2)
  • やりすぎて逆効果になっていることに気づいたら、ブレーキをかける。
3

体調が悪くても、仕事に行くのか。体調が悪いから、仕事を休むのか。

体調が悪くても、仕事に行くのか。体調が悪いから、仕事を休むのか。 | 無理しない生き方の30のヒント

朝起きると、体調が悪いときがあります。

「だるい、苦しい、つらい……」

真面目な人は、ここで頑張ってしまいます。

自分の体にむちを打ち、なけなしの体力を振り絞って、無理をしがちです。

「体調が悪いくらいで休んではいけない」と。

たしかに気軽に休むのは気が引けるかもしれません。

「やらなければいけない仕事がある」「職場の人に迷惑がかかるから」と思うと、つい無理をしてしまいがちです。

しかし、本当にこれが正しいとは限りません。

本来、体調が悪いのなら、きちんと休むほうがいいのです。

「体調が悪いくらいで」と言いますが、体調が悪いときに休まないなら、どんなときに休めばいいのでしょうか。

「職場の人に迷惑がかかる」と思うかもしれませんが、それを気にしていたら、休みたくても休めなくなります。

仕事をしていれば自然と元気が出てくるだろうと思うかもしれませんが、実際はわかりません。

頑張って仕事をしても、元気が出ないことがあります。

むしろどんどん悪化することも多いはずです。

仕事をしているうちに元気になったというのなら、それは運が良かっただけです。

体調が悪いなかで仕事をしても、本来のパフォーマンスを発揮できません。

集中できなかったり、スピードが出なかったりして、仕事の質がぐっと落ちるでしょう。

ミスや失敗が増える可能性も高くなるため、余計な仕事が増えてしまうこともあるのです。

自分の体が発する警告に、耳を傾けましょう。

特にふらふらするほどつらいなら「休む」の一択です。

無理をせず、横になって休みましょう。

そこで無理をして出社すると、ますます体調を崩すことになりかねません。

本来なら1日休んで済んだところが、数日休まなければいけなくなることもあるのです。

頑張ることも大切ですが、休むことも大切です。

仕事も大切ですが、自分の体はもっと大切です。

仕事は誰かが代わりにできますが、自分を休ませるのは自分しかできません。

「体調が悪いので休ませてください」と連絡をすればいいだけです。

体調が悪いときは、無理をせず、素直に休みましょう。

無理しない生き方のヒント(3)
  • 体調が悪いときは、無理をせず、素直に休む。
4

「調子が悪い」というときは、あまり動かないほうがいい。

「調子が悪い」というときは、あまり動かないほうがいい。 | 無理しない生き方の30のヒント

「調子が悪いな」というときはありませんか。

体や心の調子がいまいちのときがあるものです。

思うようにエンジンがかからず、なかなか元気も出ません。

原因ははっきりわかりませんが、だるさや鈍さを感じることがあるでしょう。

「調子が悪いな」というときがあれば、心がけたいことがあります。

あまり動かないほうがいいのです。

本来の力を発揮できないからです。

真面目な人は、無理に自分を奮い立たせ、気合で乗り越えようとしますが、ここは注意したいところです。

調子の悪いときは、頑張ろうにも、なかなか頑張れません。

きちんと集中できないため、仕事でもミスをしやすくなります。

ぼうっとするせいで頭が回らず、うまくコミュニケーションが取れないこともあるでしょう。

無理をすると、心や体がすり減って、ますます調子が悪くなりかねないのです。

調子が悪いときは、負担の少ない仕事をしましょう。

たとえば、データ入力、書類やメールの整理、ちょっとした片付けなどです。

あまり体を動かさない簡単な雑用なら、無理なくできるのではないでしょうか。

「今日は調子が悪いな」と思うときは、余計なトラブルを避けるためにも、あまり動かないほうがいいのです。

「これ以上は厳しいかも」と感じるなら、早退することも検討してみてください。

自分を優しくいたわりましょう。

調子が悪いときは、頑張るのを一時お休みです。

とにかくあまり動かず、無理をしないことが大切です。

不調が強かったり長引いたりするようなら、医療機関への相談も検討しましょう。

無理しない生き方のヒント(4)
  • 「調子が悪い」というときは、あまり動かないようにする。
  • 動くなら、負担の少ない仕事をする。
5

あくびは、嘘をつかない。

あくびは、嘘をつかない。 | 無理しない生き方の30のヒント

ふと、あくびが出てしまうことがあるでしょう。

大きく口を開けて、深呼吸をします。

あくびをすると気持ちよくて、頭もすっきりするでしょう。

では、なぜあくびが出たのでしょうか。

「特別なことではない」「よくあること」と深く気に留めることなく、そのままスルーしがちですが、ここがポイントです。

たしかによくあることかもしれませんが、何の意味もなくあくびが出ることはありません。

あくびが出るのには、いくつかの理由が考えられます。

一般的にあくびは、酸欠状態になっている脳が酸素を取り込むためにする生理現象とされています。

脳が必死に酸素を取り込もうとして、強制的に体を動かしているのです。

ここから読み取れることがあります。

あくびをしたということは、まず睡眠不足なのかもしれません。

自分では「十分睡眠が取れている」と思っていても、あくびが出ているのなら、睡眠不足の可能性があるといえます。

「6時間も寝たのに」と思っているなら、6時間では足りないのです。

8時間寝ているのにあくびが出るのなら、実は浅い睡眠が多いのかもしれません。

あるいは「退屈だと感じている」という見方もできるでしょう。

自分では普通に感じていても、あくびが出て止まらないなら、本音として「退屈」に感じているのです。

映画鑑賞中にあくびが止まらないなら、途中であっても、鑑賞を中断したほうがいいかもしれません。

自分の正直な状態を、あくびから教えてもらいましょう。

「あくびが出る=体からのメッセージ」です。

今の自分の状態を知るヒントとして役立ちます。

特にあくびが何度も繰り返し出るのなら、体が必死に訴えかけてきているといえます。

あくびはいつも正直です。

あくびは嘘をつかないのです。

無理しない生き方のヒント(5)
  • あくびが出たら、その理由を考えてみる。
6

完璧主義者は「これ以上はやらない」というラインを決めておく。

完璧主義者は「これ以上はやらない」というラインを決めておく。 | 無理しない生き方の30のヒント

完璧主義者がやるべきことは「これ以上はやらない」というラインを決めておくことです。

完璧主義者は、完璧を求める性格であるがゆえに、ついやりすぎてしまいます。

すでに十分な質や量があって問題ないにもかかわらず「まだ足りない」「もっともっと」となりがちです。

これが失敗の原因です。

欲張って延々とやり続けてしまうことで「努力の暴走」が始まります。

時間・お金・労力が際限なく消費されてしまい、限界ぎりぎりまで頑張ることで疲弊してしまうのです。

仕事のスピードも遅くなってしまいます。

趣味でやる分には完璧主義で打ち込むのもいいですが、スピードが求められる仕事の場合、もたもたしているわけにもいきません。

後になって「やりすぎた」「納期に間に合わなかった」「疲れ切ってもう動けない」となり、悔やむことになるのです。

そこで必要になるのが「これ以上はやらない」というラインを決めておくことです。

必要十分なラインぴったりでもいいし、必要十分なラインを越えたところでもいい。

自分なりに、納得できるラインを決めておけば、余計な労力を使わなくて済みます。

そのラインをクリアできれば、それ以上頑張るのはやめます。

本音ではもっとやりたい気持ちがあっても、自分が決めたルールを重視して、ぐっと抑えます。

たとえば「今日は資料10枚を作成する。それ以上はやらない」と決めたら、資料10枚で終わらせます。

こうしておけば、努力の暴走を防げるのです。

これは事前に決めておくことが大事です。

そのときになって決めるより、あらかじめ決めておくほうがルール化しやすいので、自分をコントロールしやすくなります。

時間もお金も労力も有限です。

貴重なリソースは、賢く利用しましょう。

無理しない生き方のヒント(6)
  • 「これ以上はやらない」というラインを決めておく。
7

「暑くていらいらする」と思っても、口に出さないほうがいい。

「暑くていらいらする」と思っても、口に出さないほうがいい。 | 無理しない生き方の30のヒント

真夏の暑い日「暑くていらいらする」と言う人がいます。

たしかに暑さが厳しい日は、それだけ不快感が大きくなり、いらいらすることもあるでしょう。

率直な一言ではありますが、注意したいセリフです。

「暑くていらいらする」と言われたとき、どう感じるでしょうか。

暑いのは、その人だけではありません。

周りにいるみんなも、同じように暑さを感じています。

しかも、いらいらを少しぶつけられているようにも感じられ、気持ちのいいものではありません。

悪気はなくても、聞いた人まで不快な気持ちになってしまうのです。

「いらいらする」という一言には少しとげがあり、聞いた相手までいらいらさせかねません。

「暑い」まではいいのですが「いらいらする」の一言が余計で、こちらはストレスを感じてしまいます。

「暑くていらいらする」と口にしたところで、暑さが和らぐわけではありません。

むしろ自分のいらいらを口に出すことで、ますますいらいらが強くなってしまいます。

自分のためにも、相手のためにもならないのです。

口に出すなら「暑いですね」の一言だけにしておくのがいいのです。

そうすれば相手も「そうですね、暑いですね。早く涼しくなってほしいですね」といった返事ができ、会話が続きます。

相手と暑さを共有できるうえ、ほんの少しだけ涼しい会話にもなるのです。

無理しない生き方のヒント(7)
  • 「暑くていらいらする」と思うことはあっても、口には出さない。
  • 口に出すなら、相手と暑さを共有する言葉だけにしておく。
8

うまくいっている人の方法だからといって、絶対正しいと思ってはいけない。

うまくいっている人の方法だからといって、絶対正しいと思ってはいけない。 | 無理しない生き方の30のヒント

仕事のできる人がいます。

「あの人の仕事術を真似すれば、私もうまくいくに違いない」

そう思って同じ仕事術を取り入れても、うまくいくとは限りません。

なかなかうまくいかないときもあります。

人には人のやり方があるからです。

その方法は、その人に合っているからうまくいっているのです。

「早朝に起きて仕事をする」という方法が合っている人もいれば、合わない人もいます。

朝に弱い人であれば、なかなかうまくいかないでしょう。

うまくいっている人がテレワークをしているからといって、自分にもそれが合っているとは限りません。

テレワークが合っている人もいれば、出社が合っている人もいます。

スーツに着替え、会社に出勤し、人と直接接しながら仕事を進めるほうが効率的だということもあるのです。

勉強ができる人がいます。

勉強ができる人がやっているからといって、その勉強法を真似しても、うまくいくとは限りません。

「ノートは取らずに、教科書に書き込む」という勉強法も、人によります。

やはりきちんとノートを取ったほうがうまくいく人もいれば、そうでない人もいます。

「教科書はサブで、参考書をメインに勉強を進める」という勉強法も、人によります。

それでうまくいく人もいますが、うまくいかない人もいます。

「湯船に浸かりながら勉強する」という方法も、人によって合う合わないがあります。

「お風呂の中まで勉強はしたくない。バスタイムくらいは、勉強を忘れてゆっくりしたい」という人もいます。

人には人のやり方があります。

その人は、自分に合った方法だからうまくいっているのです。

自分に合っていない方法だと、うまくいきません。

「うまくいっている人の方法は絶対正しい」と思わないことです。

うまくいっている人の方法だからといって、自分に合っているとは限りません。

仕事術にせよ勉強法にせよ、人によって合う合わないがあり、その差も大きいのです。

結局のところ「いかに自分に合った方法を見つけるか」です。

うまくいっている人の方法は、あくまで参考程度にして、自分に合った方法を見つけましょう。

自分に合った方法さえ見つかれば、物事がすいすい進むのです。

無理しない生き方のヒント(8)
  • うまくいっている人の方法だからといって、絶対正しいと思わず、自分に合った方法を見つける。
9

動物園や水族館は、ただの癒やしの場所ではない。忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる場所。

動物園や水族館は、ただの癒やしの場所ではない。忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる場所。 | 無理しない生き方の30のヒント

ちょっと人生に疲れたとき、おすすめの場所があります。

動物園や水族館です。

動物園や水族館に足を運び、動物たちをぼうっと眺める時間をつくってみましょう。

動物園では、さまざまな動物たちがのんびり過ごしているでしょう。

仕事をしている動物はいません。

時間に追われている動物もいません。

寝たいときに寝て、動きたいときに動き、遊びたいときに遊びます。

それぞれの動物が思い思いに過ごしています。

水族館でも、水中の生き物たちが思い思いに過ごしています。

魚たちは、水の中をすいすい気持ちよさそうに泳いでいます。

泳ぎ回っていたかと思えば、ときどき水槽の隅で一休みすることもあります。

動物園の動物たちと同様、仕事をしているわけでも、時間に追われているわけでもありません。

食事の時間になれば、ひたすら食べることに夢中です。

動物園や水族館でいろいろな生き物たちを見ていると、心地良い気持ちになります。

のんびり過ごしている様子を見ていると「いいなあ」と思うと同時に「私はどうだろう?」と考えさせられます。

心地良く感じるのは、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれるからかもしれません。

今を楽しむことの大切さ、自分らしく生きることの大切さ、休むことの大切さ、遊ぶことの大切さ、生きることの大切さ。

癒やしを感じるだけでなく、思わぬ気づきを得ることもあるのです。

「いい年をした大人が動物園や水族館に行くなんて」と思っていませんか。

いいえ、いい年をした大人が動物園や水族館に行くから意味があります。

動物園や水族館は、ただの癒やしの場所ではありません。

忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる場所です。

ちょっと人生に疲れたなと思ったら、ぜひ動物園や水族館に足を運んでみてください。

無理しない生き方のヒント(9)
  • 気持ちが沈んでいるときは、動物園や水族館に行ってみる。
10

「わかってもらえない」と愚痴をこぼす前に、相手をわかろうとしているか。

「わかってもらえない」と愚痴をこぼす前に、相手をわかろうとしているか。 | 無理しない生き方の30のヒント

「わかってもらえない」と愚痴をこぼす人がいます。

「誰も私のことをわかってくれない……」

「無視されているように思える……」

「こんな大変な思いをしているのに、誰からも理解してもらえない……」

たしかに誰からも声をかけてもらえないと、自分のことが無視されているようで、悲しい気持ちになるでしょう。

特に苦しいとき、誰からもわかってもらえないと、孤独感が深まっていくように感じるものです。

しかし、ここで一度振り返ってみてほしいことがあります。

「わかってもらえない」と言う前に、相手をわかろうとしているかです。

自分のことをわかってもらいたいと思うばかりで、当の本人は、人のことを気にかけないケースがあります。

人のことは差し置いて、自分のことをわかってもらいたいと思うばかりでは、相手との距離はなかなか縮まりません。

大変なときは、いつの間にか視野も狭くなり、自分本位になりがちです。

自分の世界に入り込んでしまうと、ますます孤独感が深まってしまいます。

「わかってもらえない」と愚痴をこぼす前に、まず相手をわかろうとすることです。

身近な人に注意を向け、その人の気持ちや大変さを想像してみましょう。

もちろん余裕がないときであれば、無理をする必要はありません。

しかし少しでも余裕があるなら、ほんの少しでもいいので、相手に意識を向け、理解の声をかけてみるのです。

仕事で疲れている様子なら「ちょっとお疲れになってませんか。少し休憩を入れませんか」と声をかけましょう。

試験が近い様子なら「勉強、大変そうですね。調子はいかがですか」と声をかけてみましょう。

育児で悩んでいる様子があれば「育児って大変ですよね。無理してないですか」と声をかけてみましょう。

そうすると、相手は「わかってもらえた」と感じて嬉しくなります。

人間関係には、返報性の法則があります。

相手をわかろうとすると、今度は相手からも気にかけてもらいやすくなるのです。

無理しない生き方のヒント(10)
  • 「わかってもらえない」と愚痴をこぼす前に、まず相手をわかろうとする。
11

ルーティンワークは、調子を上げるための準備運動。

ルーティンワークは、調子を上げるための準備運動。 | 無理しない生き方の30のヒント

あなたのルーティンワークは何でしょうか。

ルーティンワークとは、ご存じのとおり、日常的に繰り返す決まり切った仕事です。

出社して、本来の仕事に取りかかる前に、小さな仕事をこなすことがあるのではないでしょうか。

ルーティンワークは、繰り返しであるため、単調で面白くないものもあります。

「ルーティンワークは面倒くさいなあ。やりたくない。これって何か意味があるの?」といった不満の声もよく聞かれます。

これといって楽しいわけでもなく、スキルアップにつながっている実感もありません。

できればなくしたいと思う人が多いのではないでしょうか。

そんな敬遠されがちなルーティンワークですが、実は大きなメリットがあります。

あらためて振り返ると、ルーティンワークを終えた後は、本来の仕事がスムーズに進んでいるのではないでしょうか。

ルーティンワークが、調子を上げるための準備運動になっているからです。

日常の小さなルーティンワークをこなし、適度に頭や体を使うことで、じわじわ調子が上がります。

調子が上がったところで本来の仕事に移れば、スムーズに取りかかれるでしょう。

スポーツでいう「ウォーミングアップ」のようなものです。

ルーティンワークは、仕事を片付けるだけでなく、調子を上げるための準備運動にもなっているので、一石二鳥です。

「調子を上げるための準備運動」と考えれば、いつもとは違った感覚で取り組めるでしょう。

面倒に思えるルーティンワークにも、きちんと意味があるのです。

無理しない生き方のヒント(11)
  • ルーティンワークを「調子を上げるための準備運動」と考える。
12

痛みを避けるための我慢が、かえって大きな痛みを生むこともある。

痛みを避けるための我慢が、かえって大きな痛みを生むこともある。 | 無理しない生き方の30のヒント

「歯が痛い、痛い」

顎を押さえながら、虫歯に苦しんでいる人がいます。

しかも1本ではなく、数本の虫歯です。

口を開けると、虫歯で歯が黒くなっていることがわかります。

虫歯が進んでいて、腫れも出てきています。

痛みのため、睡眠にも影響しているようです。

「歯が痛いなら歯医者に行けばいいじゃないか」

そう伝えると、意外な返事が返ってきました。

「痛いのは嫌だ」と言うのです。

よくよく考えてみると、不思議な話です。

我慢するほうが、よほど痛いのです。

たしかに歯科治療には、大きな痛みが伴うイメージを持っているのかもしれません。

テレビやドラマの歯科治療のシーンでは、患者が痛みに耐え、苦しそうにしている様子がよく描かれています。

しかし、実際は少し違います。

治療では、痛みを軽減する工夫が施されています。

特に虫歯では麻酔を打つのが基本なので、思っているほどの痛みはありません。

麻酔がしっかり効いていれば、ほぼ無痛のときもあります。

強いて言えば、麻酔を打つとき、ちくっとする程度です。

治療中は独特の機械音が響いて、あまり気持ちのいいものではありませんが、痛みに関しては、思っているほどでないのです。

その人は、悪い想像を膨らませているのでしょう。

「歯医者の治療はものすごく痛い」というイメージに支配されています。

子どものころに受けた歯科治療で、痛々しい記憶があるのかもしれません。

「痛いのは嫌だ」と言いながら、実は我慢しているほうがよほど痛いのです。

あなたの日常にも、そんなケースはありませんか。

無理しない生き方のヒント(12)
  • 痛みを避けるための我慢が、かえって大きな痛みを生むことに気づく。
13

重いか軽いかは、絶対ではなく、状況で変わる。

重いか軽いかは、絶対ではなく、状況で変わる。 | 無理しない生き方の30のヒント

3キロの荷物は重いのでしょうか、軽いのでしょうか。

その感じ方は「持ち方」によって変わります。

たとえば、3キロの荷物があるとします。

この荷物をカバンに入れて手で持つと、重く感じられます。

片手に3キロの重さが集中して、ずっしりした感覚があります。

「持つ」という動作なので、手で握り続けなければいけません。

最初はまだいいのですが、ずっと持ち続けていると、だんだん手が疲れてきて、体の疲労もたまります。

片手で持つ場合「3キロは重い」という認識になるでしょう。

もはやちょっとした筋トレのようなものです。

さて、次に持ち方を変えてみます。

リュックサックに入れて背負ってみると、重さの感じ方ががらりと変わります。

3キロという重さは同じにもかかわらず、とても楽に感じられます。

楽に歩けて、それでいて疲れにくいです。

手で持つのとは違い、手で握り続ける必要はないので、両手も自由に使えます。

「同じ重さでも、持つか背負うかの違いで、これほど差があるのか」と驚かされます。

重いか軽いかは、絶対ではなく、状況で変わるということです。

これは仕事でもいえることです。

「重いなあ」「大変だなあ」と思う仕事があれば、方法や段取りを変えてみてはいかがでしょうか。

持つより背負ったほうが楽に感じられるように、仕事でも、軽く感じる方法や段取りがあるかもしれません。

ぜひ、いろいろなやり方を試してみてください。

「おやっ、このやり方なら、不思議と楽に感じる」という発見があるかもしれません。

疲れるにしても、疲労のたまり方が緩やかになるだけでも助かるはずです。

たとえば、同じ種類の仕事であれば、その都度行うより、まとめて行ったほうが、早く終わるうえ、楽に感じられるでしょう。

ちょっと取り組み方を変えるだけでいいのです。

重い仕事も、方法や段取りを変えることで、がらりと印象が変わり、軽く感じられることがあるのです。

無理しない生き方のヒント(13)
  • 重いと感じたら、方法や段取りを変えてみる。
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砂漠のような世界に生きていても、どこかにオアシスがあると信じる。

砂漠のような世界に生きていても、どこかにオアシスがあると信じる。 | 無理しない生き方の30のヒント

映画では、砂漠のシーンを見かけることがあります。

主人公が当てもなく砂漠をさまよう姿は、まさに絶望的です。

辺り一面、砂の世界です。

見渡すかぎり砂で、ひたすら茶色の景色しかありません。

水もなく、喉の渇きが激しく、厳しい暑さが体に突き刺さります。

どこまでも砂漠が広がっていると、絶望を感じてしまいます。

「もうダメか」「万事休す」と思ってしまうシーンですが、諦めずに砂漠を進んでいると、意外なものと出会います。

オアシスです。

砂だらけだった世界に、突如、緑の世界が現れるのです。

砂漠には、思いがけないところにオアシスがあるものです。

そこには水があり、緑があり、果物もあり、まさに天国のような世界が広がっています。

そしてオアシスで体力を回復させ、再び歩き始めるのです。

あなたの目の前には今、砂漠のような世界が広がっているかもしれません。

どこを向いても砂ばかりで、乾いた風も吹きつけ、厳しい暑さが体力を奪います。

しかし「どこかにきっとオアシスはある」と信じましょう。

ないのではなく、まだ見つけられていないだけと考えることです。

根気よく探していれば、きっとオアシスが見つかります。

砂漠の中にはオアシスがあるように、絶望と思える世界にも、どこかにきっとオアシスがあるのです。

そこにたどり着きさえすれば、ほっと一息つくことができます。

心と体が癒やされることで、また前を向けるのです。

無理しない生き方のヒント(14)
  • 砂漠のような世界に生きていても、どこかにオアシスがあると信じて、歩み続ける。
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「時間がない」という人は、余計なことをしている。

「時間がない」という人は、余計なことをしている。 | 無理しない生き方の30のヒント

「時間がない」という人がいます。

そういう人ほど「余計なこと」をしていることが多いものです。

  • 寄り道
  • SNSのチェック
  • 目的のないテレビや動画サイトの視聴
  • ニュースのチェック
  • ネットサーフィン
  • 人の悪口や噂話
  • 不要な会議
  • 慣例的な仕事

「それは自分にとって必要なこと」と思うかもしれませんが、本当にそうでしょうか。

大切だと思い込んでいるだけで、よくよく考えてみると、実際は余計なことであるケースが少なくありません。

自分に関係ないことであれば、余計なことといえます。

仕事帰りに、寄り道をしていませんか。

ふらりと寄り道をすると、そこでしばらく足止めを食うことになり、時間が奪われます。

仕事が終わったら、寄り道をせず、まっすぐ帰りましょう。

SNSばかり見ないことです。

人の発信には面白い情報もありますが、ほとんどは自分に直接関係ないことです。

SNSにのめり込んでいると、どんどん時間が奪われてしまいます。

さらに、他人のきらきらした生活を見ることで、時間だけでなく、元気まで奪われるのです。

目的のないテレビや動画サイトの視聴にも要注意です。

ためになる番組もありますが、意味もなくぼうっと見ていると、どんどん時間が過ぎてしまいます。

特に動画サイトは、視聴履歴をもとに関連動画が表示され、なかなか視聴をやめられないようにできています。

気づくと、長い時間が過ぎていることもあるのです。

ニュースのチェックも最小限にしましょう。

事故や殺人のニュースを見ても、自分の生活に何の役に立つのでしょうか。

芸能情報やゴシップ情報も、よくよく考えてみると、自分にはまったく関係ないはずです。

チェックするなら、自分に必要な社会ニュースと天気の情報だけで十分です。

暗いニュースを見るのを控えることにもなり、精神衛生上もいいのです。

ネットサーフィンにも要注意です。

興味の赴くままにだらだらサイトを見るのは楽しいものですが、気づくと時間が過ぎています。

ネットサーフィンには終わりがないので、やめどきが難しいのです。

悪口や噂話も、心当たりがあるなら要注意です。

まったく非生産的な時間です。

そのときは楽しいかもしれませんが、後から振り返ると「意味のない時間だった」とむなしくなるでしょう。

仕事が進むわけでもなく、生産性があるわけでもありません。

まさに余計な時間です。

悪口を言ったり、噂話をしたりするのをやめるだけで、時間が増えるのです。

不要な会議に参加したり、慣例的な仕事を続けたりしていませんか。

「そうするものだ」という考えにとらわれていて、実際には不要なことがあります。

昔からやっている仕事だからといって、それが本当に必要かどうかはわかりません。

いつの間にか余計なことをしていて、貴重な時間を奪われていることがあります。

余計なことをやめるだけで、時間は大きく増えるのです。

無理しない生き方のヒント(15)
  • 余計なことをやめる。
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できない自分を、ダメな人間だと思っていないか。

できない自分を、ダメな人間だと思っていないか。 | 無理しない生き方の30のヒント

「勉強ができない」

「数学ができない」

「スポーツができない」

「上手にコミュニケーションができない」

「仕事を速くこなせない」

できないことにコンプレックスを持っている人がいます。

できないことが1つではなく、たくさんあると、自分は能力不足なのだと思えて、嫌になることもあるでしょう。

自分を否定したくなることもあるかもしれません。

しかし、できないことがあるからといって、自分を否定するのは早計です。

そもそもできることの多さで、人の価値が決まるわけでもありません。

ここで別の見方をしてほしいのです。

「できないこと」がある一方で「できること」もあるのではないでしょうか。

「勉強はできないけど、スポーツならできる」

「数学はできないけど、歴史ならできる」

「運動も勉強もできないけど、楽しくおしゃべりすることならできる」

「運動も勉強も仕事もできないけど、好きなアニメのことなら、いくらでも語れる」

「できないことばかりで、できることが1つもない」という人はいません。

「取り柄が1つもない」「得意なことが1つもない」という人もいないでしょう。

世界一やプロレベルでなくてもいいのです。

「少しできる」「少し得意」「少し好き」という程度で十分。

「私はこれができる」と胸を張れることが、1つでもあればいいのです。

探せば、どんな人にも1つはできることがあります。

自分では当たり前すぎて気づいていないだけで、できることや得意なことも、きっとあるはずです。

できないことばかりに目を向けないことです。

できないところではなく、自分のできるところを見るようにしましょう。

短所や不得意なことではなく、長所や得意なことを見るようにしましょう。

できることに目を向け、誇りを持つことが大切です。

そうすれば「自信を持ってもいいんだね」「少しは胸を張ってもいいんだね」と思えるでしょう。

自分を能力不足だと決めつけたり、ダメな人間だと思い込んだりすることも減っていくはずです。

どんな人にも、胸を張れる強みがきっとあるのです。

無理しない生き方のヒント(16)
  • 自分のできないところではなく、できるところを見る。
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ギブアップは、限界になってからするより、限界の手前でするのが正しい。

ギブアップは、限界になってからするより、限界の手前でするのが正しい。 | 無理しない生き方の30のヒント

「限界になったらギブアップしろ」と言う人がいます。

たしかに限界を超えることはできません。

無理なものは無理。

気力にも体力にも限界があって、気合でどうにかなるものでもありません。

限界になったら、もうそれ以上どうしようもないので、ギブアップするのが正しいように思えます。

しかし、ここに落とし穴があります。

本当に限界になったら、ギブアップしようにも、できないことが多いのです。

限界は「気力・体力がほとんどない」という状態です。

ガソリンが切れかけた車のようなものです。

動こうにも、ほとんど動けません。

限界のときは、ろくに頭が回らず、正常な思考ができません。

意識がもうろうとしていることも多い。

いっぱいいっぱいのときは、限界になっていることにすら気づけないこともあります。

本当に限界になったら疲労困憊ひろうこんぱいで動けず、そもそも逃げようにもできません。

白旗を上げる力すら残っていないこともある。

限界になってから対処するのは、手遅れになりがちなのです。

ギブアップは、限界になってからするのではありません。

限界の手前でするのが正しいのです。

まだ少し余裕が残っているうちのほうがいい。

つまり「ギブアップするにも一定の余裕がいる」ということです。

少なくとも逃げるだけの体力、白旗を上げるだけ力は必要です。

ギブアップするのは悪いことではありません。

諦めることで、また次のチャンスが得られます。

逃げることで解決できることもあります。

この世に自分は1人しかいません。

代えがないのですから、大切にしてもしすぎることはありません。

いったんダウンすると、長い療養が必要になります。

もっと自分に優しくなりましょう。

「そろそろ危ない」と思ったら、限界になる前が大切です。

限界のラインを見極めたうえでギブアップしましょう。

無理しない生き方のヒント(17)
  • ギブアップは、限界になってからではなく、限界の手前でする。
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当たり前に感謝できるようになれば、いつも幸せでいられる。

当たり前に感謝できるようになれば、いつも幸せでいられる。 | 無理しない生き方の30のヒント

いつも幸せでいられるためには、どうすればいいのでしょうか。

「当たり前に感謝できるようになること」です。

私たちはいつも当たり前に囲まれて生きているからです。

着る服があること、食べるものがあること、住むところがあること。

温かいお風呂に入れること、ふかふかのお布団で寝られること。

勉強ができること、仕事ができること、遊びや運動ができること。

家族や友人がいること、上司・部下・同僚がいること、仲間がいること。

蛇口をひねれば水が出ること、スイッチひとつで電気がつくこと、時間通りにバスや電車が来ること。

体を動かせること、健康でいられること、病気になっても薬があること。

そして平和に暮らせること。

まだまだたくさんあり、挙げきれません。

どれも平凡なことに思えますが、あらためて考えると、どれも幸せなことです。

当たり前は、いつでもどこにでも存在します。

「当たり前のない場面はほとんどない」と言っても過言ではありません。

「あって当たり前」と思いがちですが、そうとは限りません。

世の中を見渡すと、それがなくて困っている人もいます。

たとえば、私たちは今、普通に食事ができていますが、世界には、その日の食事に困っている人もいます。

また私たちは今、平和を享受していますが、世界には平和を求めている人もいるのです。

大きなものや特別なものを手に入れたときだけ、幸せを感じるのではありません。

当たり前に感謝し、幸せを感じるのです。

身の回りの当たり前に感謝できるようになれば、いつも幸福感で満たされます。

当たり前を当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れなければ、その幸福感は一生続くのです。

当たり前に感謝するのは地味で平凡なことだと思うかもしれません。

たしかに派手さはありませんが、むしろ幸せを感じるために、いちばん大切なことです。

誰かと比べ、優越感に浸ることで幸せを感じるのではありません。

目の前にある当たり前に感謝して、幸せを感じるのです。

当たり前を当たり前と思わず、いま一度、感謝する機会をつくってみてください。

「○○があってありがたいなあ」と、しみじみ思ってみるのです。

シンプルかつ簡単で、お金も時間もかかりません。

年齢も関係なく、いつでもどこでもできます。

それでいて、大きな幸福感が得られるのです。

あなたは今、たくさんの当たり前に囲まれているでしょう。

当たり前に感謝できるようになれば、いつも幸せを感じられるのです。

無理しない生き方のヒント(18)
  • 当たり前を当たり前と思わず、いま一度感謝する。
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もったいぶった話し方は、感じが悪い。もったいぶらない話し方は、感じが良い。

もったいぶった話し方は、感じが悪い。もったいぶらない話し方は、感じが良い。 | 無理しない生き方の30のヒント

もったいぶった話し方をする人がいます。

話しぶりから「さあ、すごいことを言います!」と言わんばかりの雰囲気を出します。

「どんな話なのだろう? 結論は何だろう?」と気になって聞くのですが、なかなかそれを言いません。

大切な話は後回しにして、前置きの話ばかりが長々続きます。

結論までたどり着くのに時間がかかるのです。

こうした場面でよくあるのは「いざ結論を話すと、大したことない」という展開です。

「何だ、そんなことか」と、がっかりするのです。

本人は「どうだ、すごいネタだろう」と満足している様子ですが、聞いている側は拍子抜けです。

もったいぶった話し方はやめることです。

理由は2つあります。

1つ目の理由は、相手をいらいらさせるからです。

なかなか結論を話さないので、聞いているほうは我慢が必要になります。

もったいぶった話し方は、感じがよくありません。

「結論は何?」「時間がかかるなあ」「早く話してよ」と思うので、いらいらするし、ストレスもたまるのです。

2つ目の理由は、たいてい相手をがっかりさせるからです。

もったいぶった話し方をすればするほど、相手の期待値が上がってしまいます。

「そんなにもったいぶるということは、それだけすごいことなのだろう」と思います。

どんどん期待が膨らむため、いざ結論を聞いたとき「何だ、そんなことか」と拍子抜けしてしまいます。

期待が大きく膨らんだ分、それが裏切られたとき、失望も大きくなるのです。

もったいぶった話し方をしたところで、いいことはありません。

相手をいらいらさせるうえ、いざ結論を話しても、がっかりされてしまいます。

話している側は楽しいかもしれませんが、聞いている側はストレスがたまるのです。

もったいぶった話し方はやめることです。

大切なことは、先に話しましょう。

ビジネスでは、結論から話すことが基本とされているように、プライベートでも重要なことから話すのがマナーです。

すごい話ほど、最初に話すのはもったいない気持ちがあって、もったいぶった話し方をしたくなるものですが、実は逆です。

すぐ話したほうがいいのです。

すぐ結論がわかるので、話が早く進みます。

相手をいらいらさせることもありません。

期待値を上げない分、素直に驚いてもらえたり笑ってもらえたりして、話も盛り上がります。

もったいぶらずに話したほうが、感じが良いのです。

無理しない生き方のヒント(19)
  • ビジネスでもプライベートでも、もったいぶらず、結論から話す。
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いらいらしたときは「癒やしの飲み物」を飲もう。

いらいらしたときは「癒やしの飲み物」を飲もう。 | 無理しない生き方の30のヒント

いらいらしたとき、頼りにしたいのが「癒やしの飲み物」です。

あなたにとって「癒やしの飲み物」は何ですか。

飲み物には、喉を潤したり、味を楽しんだりするだけでなく、心を癒やしてくれるものもあります。

たとえば、優しい味の飲み物であれば、一口飲むだけで、すうっと心が落ち着くでしょう。

いらいらしたとき、そんな癒やしの飲み物を口にすれば、感情が落ち着き、普段の自分を取り戻せるのです。

飲み物と一口にいっても、いろいろあります。

自分にとって何が癒やしの飲み物なのかは、自分の感覚が頼りです。

お茶、紅茶、コーヒー、カフェラテ、カフェオレ、ココア。

「これを飲むと気持ちが落ち着く」という飲み物があるのではないでしょうか。

炭酸水のように刺激のある飲み物であっても、自分の心が癒やされるなら、それが正解です。

もちろんシンプルに「水」でもいいのです。

適度な水分補給にもなります。

いらいらしたときは、その癒やしの飲み物を積極的に飲むようにしましょう。

普段から常備しておくのも1つのアイデアです。

「私にとってはこれが癒やしの飲み物」とわかっていれば、いらいらしたときの対処も早くなります。

ちなみに私にとって癒やしの飲み物は、ホットコーヒーです。

もともとコーヒーが好きなのですが、きりっとした苦みと温かさのハーモニーが気持ちをすっと落ち着かせてくれます。

特にひきたての豆でいれたコーヒーは、色合いや豊かな香りも楽しめ、味覚だけでなく、視覚や嗅覚も刺激してくれるのです。

無理しない生き方のヒント(20)
  • いらいらしたら、癒やしの飲み物の力を借りて、気持ちを落ち着かせる。
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何をやっても落ち着かないときは、いっそのこと時間に任せよう。

何をやっても落ち着かないときは、いっそのこと時間に任せよう。 | 無理しない生き方の30のヒント

「深呼吸をしても、いらいらが止まらない」

「外の空気を吸っても、怒りが収まらない」

「飲み物を飲んでも、不機嫌が直らない」

何をやっても、落ち着かないときがあるものです。

少し早く落ち着きたいので、あれこれやってみるものの、どれも効果がないまま終わることがあるでしょう。

リフレッシュしても、なかなかうまくいかないときがあるものです。

こんなときに心がけることはひとつ。

いっそのこと、もう放っておきましょう。

何をやっても落ち着かないなら、もう余計なことはやりません。

時間に任せましょう。

時間は、感情を落ち着かせるための特効薬です。

いらいらが一生続くことはありません。

どんな感情も、時間がたてば自然と落ち着きます。

無理に何かをやるのではなく、あえて何もやらず、時間に任せることも大切です。

明日にはきっと落ち着いているでしょう。

明日になっても落ち着いていないなら、あさってには落ち着いているでしょう。

思ったより時間がかかることもありますが、いつかは必ず落ち着きます。

「時間に任せよう」と思えば、気が楽になります。

楽観的になれば、少し心も軽くなり、いらいらが収まるのも早くなるでしょう。

意識的に落ち着かせることも大切ですが「何もやらない」がベストのときもあります。

最後に頼りになるのは、時間なのです。

無理しない生き方のヒント(21)
  • 何をやっても落ち着かないときは、いっそのことそのままにして、時間に任せる。
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実はもう結構頑張っているのかもしれない。

実はもう結構頑張っているのかもしれない。 | 無理しない生き方の30のヒント

「私は怠けてばかり」

「もっと頑張らなきゃ!」

「あの人はあんなに頑張っているのに、私はまだまだ」

そう思って、自分を情けなく感じることがあるかもしれません。

「もっと頑張れ!」と自分を叱りつけることもあるでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。

自分の頑張りが足りないと思っているなら、こう考えてみてはいかがでしょうか。

「実はもう結構頑張っているのかもしれない」と。

「そんなことはない。私はまだまだ頑張りが足りない」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。

「私は全然頑張っていない」と思うのは、自分を認める基準が高いのかもしれません。

真面目な人やストイックな人は、自分に厳しくなりがちです。

あらためて振り返ってみると、実はもう結構頑張っているところがあるはずです。

あなたは今、いろいろな知識やスキルを身につけているでしょう。

仕事の知識やスキル、生活の知識やスキル、趣味の知識やスキル。

持っている資格や免許もあるかもしれません。

それは今まで勉強を頑張ってきたからです。

その学びの積み重ねがあるから、今、多くの知識やスキルを身につけているのです。

あなたは今、やるべきことに取り組んでいるでしょう。

仕事、勉強、家事、育児、介護、地域活動。

大きな成果を出していなくてもいいのです。

真面目にやっているなら、それで十分頑張っています。

気が進まないことや楽しくないこともあるかもしれませんが、それでも頑張って取り組んでいるでしょう。

淡々とやっているだけかもしれませんが、これも頑張っていることの1つといえます。

あなたは今、感情を抑えながら生活をしているでしょう。

いらいらすることがあっても、こらえることがあるでしょう。

怒りを感じても、にこにこしながら振る舞うこともあるはずです。

「ここで感情を爆発させてはいけない」「できるだけ感情を抑える」ときちんと我慢できたことも、頑張っている証拠です。

趣味を楽しんでいることもあるでしょう。

「趣味を楽しんでいるだけ」と思うかもしれませんが、見方を変えれば「趣味を頑張っている」ともいえます。

自分はただ楽しく取り組んでいるだけかもしれませんが、根気・集中力・継続力を発揮していて、十分頑張っているのです。

あらためて自分を振り返ってみると、意外と頑張っていることがあるものです。

頑張ってきたからこそ、今のあなたがいます。

今身につけている知識やスキル、持っている資格や免許などが、その証拠です。

それに気づき、どうか胸を張ってください。

自分より頑張っている人がいるのかもしれませんが、気にする必要はありません。

「人は人、自分は自分」です。

人と比べるのではなく、自分に集中しましょう。

自分なりにベストを尽くしているなら十分です。

あらためて振り返ってみると「私って、結構頑張っている」と誇れることがあるはずです。

むしろ頑張りすぎていることもあるかもしれません。

それに気づき、認めることが大切です。

頑張り屋の自分を認め、褒めてあげましょう。

あなたは、もう結構頑張っているのです。

無理しない生き方のヒント(22)
  • すでに結構頑張っている自分に気づく。
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神社のお守りだけが、お守りではない。形にとらわれず、自分にとってのお守りを見つけよう。

神社のお守りだけが、お守りではない。形にとらわれず、自分にとってのお守りを見つけよう。 | 無理しない生き方の30のヒント

「お守り」

そう聞いて最初にイメージするものといえば「神社のお守り」ではないでしょうか。

小さな袋状で、身につけやすいものです。

日頃から持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。

しかし、神社のお守りだけが、すべてではありません。

お守りは、形にとらわれないことが大切です。

自分が安心感を得られるものなら、何でもお守りになります。

たとえば、写真です。

家族の写真、仲間たちの写真、愛するペットの写真。

写真を見ることで「よし、頑張ろう!」と思うことがあるでしょう。

たった1枚の写真でも、自分にとって大切なものなら、立派なお守りになるのです。

ぬいぐるみや推しのグッズもお守りになります。

そばにあるだけで安心でき、心強い味方に感じられるものです。

抱きしめたり握ったりすることで、パワーがもらえることもあるでしょう。

記録もお守りになります。

仕事の記録、勉強の記録、運動の記録。

記録は嘘をつきません。

一見、単なる数字の並びに見えても、これまで積み上げてきた努力の証しであり、そこから力をもらえるでしょう。

本番前に記録を見返せば「こんなに頑張ったのだからうまくいく!」と思え、自信につながるはずです。

神社のお守りだけが、お守りではありません。

お守りは、心で感じるものです。

あなたにとってのお守りは何でしょうか。

形にとらわれず、自分にとってのお守りを見つけましょう。

無理しない生き方のヒント(23)
  • 形にとらわれず、自分にとってのお守りを見つける。
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やめてほしいことは、きちんと「ノー」と言わないと、伝わらない。

やめてほしいことは、きちんと「ノー」と言わないと、伝わらない。 | 無理しない生き方の30のヒント

「上司がどんどん仕事を振ってくるんです」

すでに手がいっぱいなのに、上司がお構いなく仕事を振ってきて、困ってしまうことがあるでしょう。

こういう人に、意外な盲点があります。

「きちんとノーと言っていない」というケースがあるのです。

適当にうなずいていると、相手は承諾の意思として受け取ります。

「はい、わかりました」という返事をすれば、イエスの意味として受け止めます。

無言のままであっても油断はできません。

相手は「大丈夫なのだろう」「問題ないのだろう」と思う可能性があります。

嫌な表情をしていれば伝わると思うかもしれませんが、そうとは限りません。

表情を見ていない可能性もあります。

電話では、そもそも表情が見えません。

「察してほしい」「たぶんわかってくれるだろう」と思うかもしれません。

以心伝心に頼らないことです。

相手の事情を察するのが苦手な人もいます。

言葉にしないと伝わらないことがあります。

嫌なことややめてほしいことなら、きちんとノーと言わなければなりません。

こちらが拒否の意思を示さなければ、上司は「問題ない」と判断し、どんどん仕事を振ってくるものです。

言いにくいかもしれませんが、だからといって言わないままでは、誤った解釈を生む原因となります。

それこそ上司に振り回されることになりかねません。

きちんと意思表示することが大切です。

ノーであれば、きちんと言葉にして伝えましょう。

「すでに手がいっぱいです」

「余裕がありません」

「これ以上は厳しいです」

無理なら無理と伝えることです。

そのうえで、手が空きそうなタイミングがわかっていれば、そのことを伝えるといいでしょう。

引き受けられない事情と手が空きそうなタイミングを併せて伝えれば、上司も納得しやすくなります。

勇気を出して、ノーと言わなければいけないときもあるのです。

無理しない生き方のヒント(24)
  • やめてほしいことは、以心伝心に頼らず、きちんとノーと伝える。
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自分の力でできないことは、できる人にやってもらえばいい。

自分の力でできないことは、できる人にやってもらえばいい。 | 無理しない生き方の30のヒント

「自分の力ではどうしてもできない」と悩んでいる人がいます。

人の能力にも限界があります。

難しい書類の作成、複雑な手続き、経験が必要な仕事。

自分の知識やスキルでは、どうしてもできないことがあるものです。

特に専門的な知識や高度なスキルが求められる場合、自分ではお手上げということもあるでしょう。

難しそうな問題に思えますが、実は意外とシンプルな方法で解決できます。

できる人にやってもらえばいいのです。

身近にできる人はいませんか。

すでに知識やスキルを持っている人や経験者がいれば、頭を下げてお願いすることで、力を貸してもらえるでしょう。

もし身近にできる人がいなければ、プロや専門家を頼りましょう。

困っていることを相談すれば、解決に向けて対応してもらえるでしょう。

もちろん費用はかかります。

まとまった金額がかかることもあるでしょう。

しかし、プロの知識や技術を借りるのですから、ある程度の費用がかかるのは自然なことといえます。

高いと感じるかもしれませんが、解決できるだけ、ありがたいことです。

「お金を払うことで、自分では解決できない問題を解決できる」と思えば、むしろ安く感じるのではないでしょうか。

相手のことをよく知らないなら、レビューや口コミを参考にすればいいでしょう。

「できないことは諦める」ではなく「できないことはできる人にやってもらう」という考え方でいきましょう。

そして「頼ってはいけない」ではなく「頼っていい」という考え方でいきましょう。

難しい問題は、人を頼ることで、解決の道が切り開かれるのです。

無理しない生き方のヒント(25)
  • できないことは、プロや専門家など、できる人にやってもらう。
26

小さな存在でも、大きな影響を与えられる。

小さな存在でも、大きな影響を与えられる。 | 無理しない生き方の30のヒント

1輪の花があります。

「たった1輪の花」と思うかもしれませんが、実は大きな力を秘めています。

たった1輪でも、見る人を幸せにする力があります。

小さくても、きれいでかわいらしい。

見ているだけで、ほっとするし、優しい気持ちや明るい気持ちにもなるでしょう。

1輪の花には、1輪の花ならではの雰囲気もあります。

たくさん花が咲き誇る花壇や花畑もいいものですが、1輪の花のように小さな存在も、際立つ美しさがあります。

小さいながらも見る人に幸福感を与え、大きな影響力があるのです。

これは人でも同じです。

1人では何もできないと思うかもしれません。

多くの人がいなければ、何もできないと思うかもしれません。

いいえ、そんなことはありません。

たった1人でも、見る人に影響を与えることはできます。

美しい生き方やかっこいい生き方をすれば、あなたを見た人は影響を受けるでしょう。

「なんて素晴らしいのだろう。なんてかっこいいのだろう。私も見習おう!」と思うはずです。

大勢だからこそ生まれる影響力もあれば、1人だからこそ生まれる影響力もあります。

1輪の花がそうであるように、たった1人でも、影響力は十分あるのです。

人に安らぎを与えたり、優しい気持ちや明るい気持ちにさせたりできます。

誰かの人生に影響を与えることで「あなたのおかげで人生が変わりました」と喜ばれることもあるかもしれません。

1人だからこそ、際立つ美しさ、かっこよさもあるはずです。

1人の力を信じ、周りの人を幸せにしましょう。

小さな存在でも、大きな影響を与えられるのです。

無理しない生き方のヒント(26)
  • 1輪の花のように、1人の人にも影響力があると信じる。
27

目先の得に喜び、トータルで損をしている人がいる。

目先の得に喜び、トータルで損をしている人がいる。 | 無理しない生き方の30のヒント

新聞の折り込み広告で、200円引きになっている商品を見つけました。

「200円も安いならお得だ」

そう思って、バスに乗って買いに行ったのですが、往復の交通費で300円かかりました。

買い物をして「やった、200円得した!」と喜んでいるのです。

おかしな点に気づきませんか。

トータルで見ると、得はしていません。

むしろ100円、余計な出費をしているのです。

ある人は「プロバイダー変更で通信費が今より月額500円安くなる」という広告を見つけました。

「月額500円は大きい」と思い、さっそく変更を申し込んだのですが、工事に12,000円かかりました。

それにもかかわらず、本人は「月額が500円も安くなった」と喜んでいるのです。

これも注意したいところです。

たしかに月額は500円安くなっていますが、工事に12,000円かかっています。

24カ月未満で解約したら、工事費の元が取れず、結局損をすることになります。

近々引っ越しの予定があるなら、解約や再工事が必要になる可能性もあります。

意外とこういうケースが多いのです。

しかも自分で気づいていないことも少なくありません。

本人は「得することをやっているはずなのに、なぜかお金がたまらない。むしろ減っていく」と不思議に思っています。

それもそのはずで、トータルで見ると、損をしているからです。

目先の得ばかりに目が向き、トータルで見ることを忘れていることがあります。

大切なことは「トータルで見る癖をつけること」です。

一見得に見えても、トータルで見ると、損をしていることがあります。

一方、一見損に見えても、トータルで見ると、得をしていることもあります。

トータルで見るには、いったん落ち着いて、冷静に考える必要があります。

目先の損得に振り回されるのではなく、トータルで見ることを大切にしましょう。

あなたは大丈夫ですか。

無理しない生き方のヒント(27)
  • 目先の損得に振り回されるのではなく、トータルで見ることを大切にする。
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やりたいことをやるのは大切。やりたくないことをやらないのはもっと大切。

やりたいことをやるのは大切。やりたくないことをやらないのはもっと大切。 | 無理しない生き方の30のヒント

やりたいことをやりましょう。

心が求めていることだからです。

読書、映画鑑賞、運動、遊び、習い事、旅行。

やりたいことをやれば、満たされた気持ちになります。

「楽しい」「嬉しい」「面白い」というポジティブな感情に包まれ、充実した時間を過ごせるのです。

では、やりたいことだけやれば十分かというと、そうではありません。

もうひとつ大切なのは「やりたくないことはやらない」ということです。

やりたいことを増やすことばかりに意識が向く一方、やりたくないことを減らす意識がおろそかになっていることがあります。

やりたくない仕事、行きたくない飲み会、満員電車での通勤、会いたくない人、食べたくない料理。

やりたくないことをやっていると、心身を消耗することになります。

心の中では「嫌だ」「つらい」「苦しい」と叫んでいるでしょう。

無理に続けていると、ストレスを感じるだけでなく、思わぬトラブルにつながる可能性もあるのです。

もちろん避けることが難しいケースもあるでしょう。

特に仕事であれば、きちんと責任を持ってやらなければいけないこともあります。

しかし、ゼロにすることはできなくても、減らすことならできるのではないでしょうか。

周りに迷惑をかけない範囲で、少しでも減らせるなら、それに越したことはありません。

避けられる仕事なら、断りましょう。

やらなければいけない仕事もあるでしょうが、すべてではないはずです。

うまく調整することで、避けられることがあるかもしれません。

行きたくない飲み会があるなら、断ればいいのです。

嫌々行ったところでストレスがたまるだけです。

「今回は欠席します」「用事があって出席できません」と一言言えばいいのです。

角の立たない断り方を考えることも、時には必要です。

どうしても行かなければいけないなら、顔を見せるだけにしたり、1次会だけにしたりすればいいでしょう。

満員電車が嫌なら、少し時間をずらしましょう。

時間を30分ずらすだけでも、混み具合は違うはずです。

早めに出社して、早めに仕事を片付けるのも悪くありません。

会いたくない人や食べたくない料理も、同じ考え方です。

嫌々会ったり無理に食べたりする必要はないのです。

やりたいことを増やすこと、やりたくないことを減らすこと。

どちらかを優先するなら、まずやりたくないことを減らすのが得策です。

やりたいことを1つ増やせなくても、大きな問題になることは少ないでしょう。

その一方で、やりたくないことをやるのは、大きなストレスにつながります。

無理に続けていると、心身の不調につながることもあるのです。

「快を足す足し算」より「不快を減らす引き算」です。

やりたいことをやるのは大切ですが、やりたくないことをやらないのはもっと大切です。

無理しない生き方のヒント(28)
  • やりたいことをやる。
  • やりたくないことをやらない。
29

未来が見えないときは、流れに任せればいい。「ケセラセラ」という考え方も大切。

未来が見えないときは、流れに任せればいい。「ケセラセラ」という考え方も大切。 | 無理しない生き方の30のヒント

「未来が見えない」

「この先どうなるかわからない」

「未来が不安でたまらない」

未来が見えないときはどうするか。

見なければいいのです。

「未来は見なければいけない、見えなければいけない」と考える人が少なくありません。

いいえ、それは思い込みです。

未来は、見なくてもいいし、見えなくてもいいのです。

見るのも自由ですが、見ないのも自由です。

未来が見えないと不安になるものですが、そういうときは、あえて見ないことも大切です。

時間の流れを止められないように、物事の流れも思いどおりには止められません。

わからないことは、いくら考えたところでわかりません。

悪い想像を膨らませても、余計な不安に悩まされるだけです。

「未来が見えない」と聞くと「お先真っ暗」に思えますが、そんなことはありません。

逆に明るいことも大いにあり得ます。

思いがけない展開になることもよくあります。

トラブルの最中は先が見えなくても、後で振り返れば「何だかんだで乗り越えられた」ということがあるでしょう。

今できることをしたら、後は流れに任せればいいのです。

ケセラセラです。

なるようになります。

あれこれ考えても、仕方ないことがあります。

「そのときはそのとき」という考え方も大切です。

じたばたしないで成り行きに任せることも大切です。

ケセラセラでいけば、気が楽になります。

あれこれ悩まずに済みます。

未来のことは、そのときになれば、自然とわかるのです。

無理しない生き方のヒント(29)
  • 未来が見えないときは、未来を見ない。
  • 「ケセラセラ」という考え方でどっしり構える。
エピローグ
30

うまくできる自信はなくていい。失敗しても、収穫はある。

うまくできる自信はなくていい。失敗しても、収穫はある。 | 無理しない生き方の30のヒント

「自信がないのでできません」と言う人がいます。

それなら仕方ないと納得しそうになりますが、よくよく考えるとおかしな話です。

まず「自信がないのでできません」は「うまくいかなければいけない」という考えが前提になっています。

うまくいかなくてもいいのです。

もちろん失敗が許されない仕事なら別ですが、そうでなければ、気軽にチャレンジできるでしょう。

「うまくいかなければいけない」という考えにとらわれていると、確実に成功できることにしかチャレンジできなくなります。

自信は、実際にチャレンジしながら、少しずつ身につけていくものです。

何度も失敗しながら、だんだん自信がついてくるものです。

失敗したら、修正や改善をすればいいのです。

「ここがいけなかったのか。じゃあ、次はこうしよう」というシンプルな流れで考えることです。

多くのことは、何度でもやり直せます。

1回目がダメでも、2回目でうまくいくことがあります。

2回目がダメなら、3回目にチャレンジすればいいのです。

失敗しても「経験」が残ります。

経験は財産です。

「こんな感じなのか」とわかり、手応えがつかめます。

お金とは違い、一度得られた経験は失うことがありません。

失敗しても、話のネタにできるでしょう。

失敗談にすれば、笑いにもつなげられるのです。

自分の失敗をシェアすることで、誰かの役に立つこともあります。

かっこ悪いと思っているのは自分だけです。

周りから見ると、よくあることに思えます。

そもそも「自信がないこと」と「できないこと」は、別の話です。

自信がなくても、行動することはできます。

「自信がないからできない」ではなく「自信がなくてもやってみる」でいきましょう。

たとえ失敗する可能性が高くても、ダメ元の精神でやってみる価値はあります。

失敗しても、収穫はあるのです。

無理しない生き方のヒント(30)
  • 「自信がないのでやめる」ではなく「自信がなくてもやってみる」でいきましょう。

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