3キロの荷物は重いのでしょうか、軽いのでしょうか。
その感じ方は「持ち方」によって変わります。
たとえば、3キロの荷物があるとします。
この荷物をカバンに入れて手で持つと、重く感じられます。
片手に3キロの重さが集中して、ずっしりした感覚があります。
「持つ」という動作なので、手で握り続けなければいけません。
最初はまだいいのですが、ずっと持ち続けていると、だんだん手が疲れてきて、体の疲労もたまります。
片手で持つ場合「3キロは重い」という認識になるでしょう。
もはやちょっとした筋トレのようなものです。
さて、次に持ち方を変えてみます。
リュックサックに入れて背負ってみると、重さの感じ方ががらりと変わります。
3キロという重さは同じにもかかわらず、とても楽に感じられます。
楽に歩けて、それでいて疲れにくいです。
手で持つのとは違い、手で握り続ける必要はないので、両手も自由に使えます。
「同じ重さでも、持つか背負うかの違いで、これほど差があるのか」と驚かされます。
重いか軽いかは、絶対ではなく、状況で変わるということです。
これは仕事でもいえることです。
「重いなあ」「大変だなあ」と思う仕事があれば、方法や段取りを変えてみてはいかがでしょうか。
持つより背負ったほうが楽に感じられるように、仕事でも、軽く感じる方法や段取りがあるかもしれません。
ぜひ、いろいろなやり方を試してみてください。
「おやっ、このやり方なら、不思議と楽に感じる」という発見があるかもしれません。
疲れるにしても、疲労のたまり方が緩やかになるだけでも助かるはずです。
たとえば、同じ種類の仕事であれば、その都度行うより、まとめて行ったほうが、早く終わるうえ、楽に感じられるでしょう。
ちょっと取り組み方を変えるだけでいいのです。
重い仕事も、方法や段取りを変えることで、がらりと印象が変わり、軽く感じられることがあるのです。