「上司がどんどん仕事を振ってくるんです」
すでに手がいっぱいなのに、上司がお構いなく仕事を振ってきて、困ってしまうことがあるでしょう。
こういう人に、意外な盲点があります。
「きちんとノーと言っていない」というケースがあるのです。
適当にうなずいていると、相手は承諾の意思として受け取ります。
「はい、わかりました」という返事をすれば、イエスの意味として受け止めます。
無言のままであっても油断はできません。
相手は「大丈夫なのだろう」「問題ないのだろう」と思う可能性があります。
嫌な表情をしていれば伝わると思うかもしれませんが、そうとは限りません。
表情を見ていない可能性もあります。
電話では、そもそも表情が見えません。
「察してほしい」「たぶんわかってくれるだろう」と思うかもしれません。
以心伝心に頼らないことです。
相手の事情を察するのが苦手な人もいます。
言葉にしないと伝わらないことがあります。
嫌なことややめてほしいことなら、きちんとノーと言わなければなりません。
こちらが拒否の意思を示さなければ、上司は「問題ない」と判断し、どんどん仕事を振ってくるものです。
言いにくいかもしれませんが、だからといって言わないままでは、誤った解釈を生む原因となります。
それこそ上司に振り回されることになりかねません。
きちんと意思表示することが大切です。
ノーであれば、きちんと言葉にして伝えましょう。
「すでに手がいっぱいです」
「余裕がありません」
「これ以上は厳しいです」
無理なら無理と伝えることです。
そのうえで、手が空きそうなタイミングがわかっていれば、そのことを伝えるといいでしょう。
引き受けられない事情と手が空きそうなタイミングを併せて伝えれば、上司も納得しやすくなります。
勇気を出して、ノーと言わなければいけないときもあるのです。