毎日子どもの料理を作るのに苦労している親御さんたちも多いでしょう。
毎日料理を作るとなると、時間と労力がかかります。
少しでも料理の手間暇を減らしたい親も多いのではないでしょうか。
手間暇を減らしたいときに考えるのが「単品メニュー」です。
たとえば、丼物や麺類です。
カレーライス・ラーメン・チャーハン・そうめん・そば・スパゲティ。
調理方法はシンプルで、使われる食材も少なくて済むため、調理の手間暇が最小限に抑えられます。
もちろんたまには単品メニューもいいですが、毎日単品メニューになるのはよくありません。
単品メニューは調理が楽である一方、使う食材が少ないため、栄養が偏りやすくなります。
腹を満たすことはできても、栄養バランスが偏っては、成長不良の原因になります。
身長を伸ばすには、栄養バランスの取れた食事が大切です。
育ち盛りの子どもには、単品メニューより定食メニューです。
定食メニューには、さまざまな食材が使われているため、幅広く栄養を摂取できます。
たとえば、一汁三菜の和食です。
ご飯・汁物・おかずなど、日本料理の基本的な献立は、栄養バランスに優れています。
さまざまな食材を食べることで、三大栄養素のほか、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを幅広く摂取できます。
もし単品メニューにするなら、少しでも食材を増やし、栄養の量や種類が豊富になるよう心がけましょう。
野菜を1種類追加するだけでも、栄養の幅が広がります。
毎日定食メニューを作るのは大変ですが、思春期は、子どもの成長に関わる大事な時期でもあります。
食事を通して親の努力と愛情が伝われば、子どももすくすく育ちます。