執筆者:水口貴博

子どもの身長を伸ばす30の方法

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ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。

ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。 | 子どもの身長を伸ばす30の方法

成長を妨げる要因として見落とされがちなもの。

それは、ストレスです。

ストレスも、成長ホルモンの分泌を妨げる要因の1つです。

現代社会は、ストレスにあふれた世界であり、ストレスを避けて通れません。

学生生活は、勉強・進路・人間関係など、ストレスの連続でしょう。

時には、ストレスを我慢するしかない状況もあります。

思春期になると、外見やルックスの悩みも増え、ますますストレスにさらされます。

生きているかぎり、ストレスとは付き合っていくしかない状況です。

ここで問題にしているのは、ストレスを感じることではありません。

ストレスをためるのがよくありません。

ストレスをため込んで過度の状態になると、体にさまざまな異変を来します。

免疫力が低下して、病気にかかりやすくなる。

自律神経のバランスが崩れ、情緒不安定になる。

興奮が高まって、寝付きが悪くなる。

いつも心が重く、なかなか明るい気持ちになれない。

ストレスをため込むと、脳がダメージを受け、体の発育に必要な成長ホルモンの分泌が悪くなるのです。

ストレスをゼロにするのは難しくても、できるだけストレスの少ない生活を心がけましょう。

たとえば、瞑想めいそう・マッサージ・ストレッチ体操はいかがでしょうか。

たった数分間するだけで、手軽にストレスを軽減できます。

カラオケボックスに行き、大声でたっぷり歌うのも効果的です。

また読書や音楽鑑賞など、好きな趣味を楽しむのも、よいストレス解消法です。

親しい友人と楽しいおしゃべりを楽しむのもいいでしょう。

なかでも特に効果的なストレス解消法は、スポーツです。

スポーツを通して体を動かせば、ストレス解消だけでなく、骨の発育にもつながるため、一石二鳥です。

自分に合ったストレス解消法を見つけ出し、ストレスをため込みすぎないようにしましょう。

定期的なストレス解消は、最終的に身長を伸ばす効果につながります。

子どもの身長を伸ばす方法(23)
  • ストレスをため込みすぎないよう、定期的にストレス解消を行う。
身長を伸ばすには、生活習慣が欠かせない。

子どもの身長を伸ばす30の方法

  1. 身長を伸ばすためには、正しい知識が必要。
    世の中の俗説に惑わされない。
  2. 身長の増加には期限がある。
    思春期は、身長を伸ばす最後のチャンス。
  3. 身長を伸ばすための3大要素。
    「食事」「睡眠」「運動」。
  4. 身長を伸ばすために重要な5つの栄養素。
  5. 育ち盛りの子どもには、単品メニューより定食メニュー。
  6. 1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。
  7. 成長期のダイエットは、身長の増加に悪影響。
  8. 肥満体は、身長が伸びにくい。
    脂肪が多すぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  9. 栄養摂取は、食事が基本。
    サプリメントは、あくまで補助。
  10. 栄養の吸収率を高めるポイントは、明るい気持ちで楽しく食べること。
  11. 食品添加物を多く含む食品は、できるだけ避けよう。
  12. 加工食品の食品添加物を少しでも取り除く工夫。
  13. 環境ホルモンを避ける5つのポイント。
  14. おやつの差が、身長の差になる。
  15. 夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。
  16. 夜更かしや睡眠不足は、骨の成長の大敵。
    身長が伸びるのは睡眠中。
  17. 身長を伸ばすための十分な睡眠時間。
  18. 成長ホルモンには、分泌されやすいゴールデンタイムがある。
  19. 睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。
  20. 睡眠は、長さだけでなく、質も大事。
  21. 身長を伸ばすためには「縦方向の運動」が効果的。
  22. 好きでもないスポーツを、無理やりさせない。
  23. ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  24. 身長を伸ばすには、生活習慣が欠かせない。
  25. 休日であっても、油断しない。
  26. 身長が高くなった自分をイメージして、努力を促す。
  27. 思春期の開始と終了を遅らせる3つの方法。
  28. 「4分の1が遺伝で決まる」と嘆くのではない。
    「4分の3は努力で伸ばせる」と考えよう。
  29. 身長が伸びない場合は、病気の可能性を疑ってみる。
  30. 愛情こそ、子どもの成長に一番大切な栄養素。

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