成長を妨げる要因として見落とされがちなもの。
それは、ストレスです。
ストレスも、成長ホルモンの分泌を妨げる要因の1つです。
現代社会は、ストレスにあふれた世界であり、ストレスを避けて通れません。
学生生活は、勉強・進路・人間関係など、ストレスの連続でしょう。
時には、ストレスを我慢するしかない状況もあります。
思春期になると、外見やルックスの悩みも増え、ますますストレスにさらされます。
生きているかぎり、ストレスとは付き合っていくしかない状況です。
ここで問題にしているのは、ストレスを感じることではありません。
ストレスをためるのがよくありません。
ストレスをため込んで過度の状態になると、体にさまざまな異変を来します。
免疫力が低下して、病気にかかりやすくなる。
自律神経のバランスが崩れ、情緒不安定になる。
興奮が高まって、寝付きが悪くなる。
いつも心が重く、なかなか明るい気持ちになれない。
ストレスをため込むと、脳がダメージを受け、体の発育に必要な成長ホルモンの分泌が悪くなるのです。
ストレスをゼロにするのは難しくても、できるだけストレスの少ない生活を心がけましょう。
たとえば、瞑想・マッサージ・ストレッチ体操はいかがでしょうか。
たった数分間するだけで、手軽にストレスを軽減できます。
カラオケボックスに行き、大声でたっぷり歌うのも効果的です。
また読書や音楽鑑賞など、好きな趣味を楽しむのも、よいストレス解消法です。
親しい友人と楽しいおしゃべりを楽しむのもいいでしょう。
なかでも特に効果的なストレス解消法は、スポーツです。
スポーツを通して体を動かせば、ストレス解消だけでなく、骨の発育にもつながるため、一石二鳥です。
自分に合ったストレス解消法を見つけ出し、ストレスをため込みすぎないようにしましょう。
定期的なストレス解消は、最終的に身長を伸ばす効果につながります。