執筆者:水口貴博

子どもの身長を伸ばす30の方法

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1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。

1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。 | 子どもの身長を伸ばす30の方法

1日に必要なタンパク質はどのくらいでしょうか。

成人した大人の場合「体重1キログラムにつきタンパク質1グラム」という単純計算で求めることができます。

たとえば、体重60キログラムなら、1日に必要なタンパク質は60グラムです。

しかし、これはあくまで成人した大人の場合です。

実際のところ、1日に必要なタンパク質は年齢ごとに異なります。

性別や身長によって多少異なりますが、一般的には以下が目安です。

特に思春期は、大人以上に多くのタンパク質が必要です。

タンパク質は、最重要の栄養素である一方、不足しがちな栄養素でもあるため、積極的な摂取が必要です。

激しい運動をしている子どもの場合、多めのタンパク質が必要と考えてください。

ただし、タンパク質は、取れば取るほどよい栄養素ではありません。

タンパク質は、不足しがちな栄養素の1つですが、過剰に摂取した場合、悪影響もあります。

タンパク質は1グラムにつき4キロカロリーあるため、タンパク質の取りすぎは、肥満につながる恐れがあります。

カルシウムや銅を体外に排出する悪影響もあるため、注意が必要です。

タンパク質を取れば取るほど、身長が伸びるわけではありません。

タンパク質は、身長を伸ばすために欠かせない栄養素ですが、1日の必要量を摂取できれば十分です。

子どもの身長を伸ばす方法(6)
  • 1日に必要なタンパク質の目安を知る。
成長期のダイエットは、身長の増加に悪影響。

子どもの身長を伸ばす30の方法

  1. 身長を伸ばすためには、正しい知識が必要。
    世の中の俗説に惑わされない。
  2. 身長の増加には期限がある。
    思春期は、身長を伸ばす最後のチャンス。
  3. 身長を伸ばすための3大要素。
    「食事」「睡眠」「運動」。
  4. 身長を伸ばすために重要な5つの栄養素。
  5. 育ち盛りの子どもには、単品メニューより定食メニュー。
  6. 1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。
  7. 成長期のダイエットは、身長の増加に悪影響。
  8. 肥満体は、身長が伸びにくい。
    脂肪が多すぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  9. 栄養摂取は、食事が基本。
    サプリメントは、あくまで補助。
  10. 栄養の吸収率を高めるポイントは、明るい気持ちで楽しく食べること。
  11. 食品添加物を多く含む食品は、できるだけ避けよう。
  12. 加工食品の食品添加物を少しでも取り除く工夫。
  13. 環境ホルモンを避ける5つのポイント。
  14. おやつの差が、身長の差になる。
  15. 夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。
  16. 夜更かしや睡眠不足は、骨の成長の大敵。
    身長が伸びるのは睡眠中。
  17. 身長を伸ばすための十分な睡眠時間。
  18. 成長ホルモンには、分泌されやすいゴールデンタイムがある。
  19. 睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。
  20. 睡眠は、長さだけでなく、質も大事。
  21. 身長を伸ばすためには「縦方向の運動」が効果的。
  22. 好きでもないスポーツを、無理やりさせない。
  23. ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  24. 身長を伸ばすには、生活習慣が欠かせない。
  25. 休日であっても、油断しない。
  26. 身長が高くなった自分をイメージして、努力を促す。
  27. 思春期の開始と終了を遅らせる3つの方法。
  28. 「4分の1が遺伝で決まる」と嘆くのではない。
    「4分の3は努力で伸ばせる」と考えよう。
  29. 身長が伸びない場合は、病気の可能性を疑ってみる。
  30. 愛情こそ、子どもの成長に一番大切な栄養素。

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