執筆者:水口貴博

子どもの身長を伸ばす30の方法

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好きでもないスポーツを、無理やりさせない。

好きでもないスポーツを、無理やりさせない。 | 子どもの身長を伸ばす30の方法

身長を伸ばすには、縦方向の運動が有効です。

スポーツでは、バスケットボール・バレーボール・サッカー・テニス・ダンスです。

身長を伸ばすことに関しては、有利に働きやすいスポーツと言えるでしょう。

あくまで適度な運動の範囲なら、骨の成長に有効です。

しかし、ここでよくある誤解があります。

身長を伸ばしやすいスポーツがあるとはいえ、好きでもないスポーツを無理やりさせるのはよくありません。

好きでもないスポーツを無理やりさせると、本人はストレスをためたり、情緒不安定になったりします。

好きではないスポーツだからこそ、三日坊主や挫折を招きやすくなるでしょう。

身長の増加に有利なスポーツとはいえ、途中でやめて運動しなくなっては意味がありません。

スポーツを強制させると、最終的に運動そのものが嫌いになる恐れもあり、かえって逆効果になるのです。

スポーツをさせるなら、あくまで本人が好きなジャンルであることが大切です。

好きなスポーツをするからこそ、楽しみながら運動でき、自然と運動量も増えます。

なかなかうまくいかないことがあっても、好きだからこそ粘りやすくなり、根気が身につきます。

好きだからこそ、上達も早くなるでしょう。

あくまで本人が好きであることが重要です。

また「スポーツ」というカテゴリーにとらわれず「運動」という大きなカテゴリーで考えることが大切です。

たとえば、鬼ごっこ・縄跳び・ドッジボールなどは、スポーツではありませんが、立派な運動になります。

昔ながらの遊びでも、しっかり体を動かして楽しめば、十分な運動量になります。

散歩やウォーキングであっても、毎日楽しんで続けられるなら、十分な運動になります。

大切なことは「スポーツをすること」ではなく「運動をすること」です。

運動になることなら、何でもかまいません。

本人が好きな運動であることが大切です。

子どもの身長を伸ばす方法(22)
  • 好きでもないスポーツを無理やりさせるのではなく、本人が好きな運動を楽しんでもらう。
ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。

子どもの身長を伸ばす30の方法

  1. 身長を伸ばすためには、正しい知識が必要。
    世の中の俗説に惑わされない。
  2. 身長の増加には期限がある。
    思春期は、身長を伸ばす最後のチャンス。
  3. 身長を伸ばすための3大要素。
    「食事」「睡眠」「運動」。
  4. 身長を伸ばすために重要な5つの栄養素。
  5. 育ち盛りの子どもには、単品メニューより定食メニュー。
  6. 1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。
  7. 成長期のダイエットは、身長の増加に悪影響。
  8. 肥満体は、身長が伸びにくい。
    脂肪が多すぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  9. 栄養摂取は、食事が基本。
    サプリメントは、あくまで補助。
  10. 栄養の吸収率を高めるポイントは、明るい気持ちで楽しく食べること。
  11. 食品添加物を多く含む食品は、できるだけ避けよう。
  12. 加工食品の食品添加物を少しでも取り除く工夫。
  13. 環境ホルモンを避ける5つのポイント。
  14. おやつの差が、身長の差になる。
  15. 夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。
  16. 夜更かしや睡眠不足は、骨の成長の大敵。
    身長が伸びるのは睡眠中。
  17. 身長を伸ばすための十分な睡眠時間。
  18. 成長ホルモンには、分泌されやすいゴールデンタイムがある。
  19. 睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。
  20. 睡眠は、長さだけでなく、質も大事。
  21. 身長を伸ばすためには「縦方向の運動」が効果的。
  22. 好きでもないスポーツを、無理やりさせない。
  23. ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  24. 身長を伸ばすには、生活習慣が欠かせない。
  25. 休日であっても、油断しない。
  26. 身長が高くなった自分をイメージして、努力を促す。
  27. 思春期の開始と終了を遅らせる3つの方法。
  28. 「4分の1が遺伝で決まる」と嘆くのではない。
    「4分の3は努力で伸ばせる」と考えよう。
  29. 身長が伸びない場合は、病気の可能性を疑ってみる。
  30. 愛情こそ、子どもの成長に一番大切な栄養素。

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