執筆者:水口貴博

子どもの身長を伸ばす30の方法

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睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。

睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。 | 子どもの身長を伸ばす30の方法

睡眠前の水分の取り方に要注意です。

寝る前に、どんな飲み物を、どれだけ飲むか。

ささいなことに思えますが、睡眠前の水分の取り方によっては、身長の伸びが悪影響になる場合があります。

注意したいのは、次の3つの取り方です。

「水分の取りすぎ」「覚醒作用のある飲み物」「利尿作用のある飲み物」です。

すべてに共通するのは「睡眠の妨げになる」という点です。

水分の取りすぎ

喉の渇きを潤す程度ならいいですが、水分の取りすぎはよくありません。

睡眠前に大量の水分を取ると、尿意で夜中に目が覚め、快適な睡眠が妨げられます。

成長ホルモンは、睡眠が中断すると分泌が悪くなります。

一度目が覚めると、スムーズに寝付けなくなることも少なくありません。

寝る前に水分を取るなら、夜中にトイレで起きることのない程度にしておくのが賢明です。

利尿作用のある飲み物

睡眠前の水分摂取は、少量なら安心とは限りません。

注意したいのは「利尿作用」のある飲み物です。

たとえば、お茶は利尿作用があるため、少量であっても尿意を催しやすくなります。

麦茶・緑茶・ウーロン茶など、どれも心を癒してくれる飲み物ですが、油断は禁物です。

覚醒作用のある飲み物

覚醒作用の代表は「カフェイン」です。

カフェインによって目がさえると、寝付きが悪くなります。

栄養ドリンクにも、種類によってはカフェインが含まれている場合があるため、注意が必要です。

紅茶やコーヒーは、覚醒作用と利尿作用の両方があるため、睡眠前には控えておくのが賢明です。

子どもの身長を伸ばす方法(19)
  • 「水分の取りすぎ」「覚醒作用のある飲み物」「利尿作用のある飲み物」の3つに注意する。
睡眠は、長さだけでなく、質も大事。

子どもの身長を伸ばす30の方法

  1. 身長を伸ばすためには、正しい知識が必要。
    世の中の俗説に惑わされない。
  2. 身長の増加には期限がある。
    思春期は、身長を伸ばす最後のチャンス。
  3. 身長を伸ばすための3大要素。
    「食事」「睡眠」「運動」。
  4. 身長を伸ばすために重要な5つの栄養素。
  5. 育ち盛りの子どもには、単品メニューより定食メニュー。
  6. 1日に必要なタンパク質は、年齢によって異なる。
  7. 成長期のダイエットは、身長の増加に悪影響。
  8. 肥満体は、身長が伸びにくい。
    脂肪が多すぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  9. 栄養摂取は、食事が基本。
    サプリメントは、あくまで補助。
  10. 栄養の吸収率を高めるポイントは、明るい気持ちで楽しく食べること。
  11. 食品添加物を多く含む食品は、できるだけ避けよう。
  12. 加工食品の食品添加物を少しでも取り除く工夫。
  13. 環境ホルモンを避ける5つのポイント。
  14. おやつの差が、身長の差になる。
  15. 夜食は、成長ホルモンの分泌に悪影響。
  16. 夜更かしや睡眠不足は、骨の成長の大敵。
    身長が伸びるのは睡眠中。
  17. 身長を伸ばすための十分な睡眠時間。
  18. 成長ホルモンには、分泌されやすいゴールデンタイムがある。
  19. 睡眠前の水分の取り方が、身長の伸びに影響する。
  20. 睡眠は、長さだけでなく、質も大事。
  21. 身長を伸ばすためには「縦方向の運動」が効果的。
  22. 好きでもないスポーツを、無理やりさせない。
  23. ストレスをためすぎると、成長ホルモンの分泌を妨げる。
  24. 身長を伸ばすには、生活習慣が欠かせない。
  25. 休日であっても、油断しない。
  26. 身長が高くなった自分をイメージして、努力を促す。
  27. 思春期の開始と終了を遅らせる3つの方法。
  28. 「4分の1が遺伝で決まる」と嘆くのではない。
    「4分の3は努力で伸ばせる」と考えよう。
  29. 身長が伸びない場合は、病気の可能性を疑ってみる。
  30. 愛情こそ、子どもの成長に一番大切な栄養素。

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