「子どもの身長を伸ばすには、どんな栄養素が必要なのだろうか」
子どもの成長期になると、親はそんな思いを抱くものです。
そんな身長を伸ばすために重要な栄養素は、5つあります。
「タンパク質」「カルシウム」「マグネシウム」「ビタミンD」「亜鉛」です。
もちろんバランスの取れた栄養摂取は前提ですが、身長を伸ばすなら、この5つの栄養素が欠かせません。
5つの栄養素は、不足することがないよう、1日の必要摂取量を意識して摂取しましょう。
身長を伸ばすためにまず大切なのが、タンパク質です。
タンパク質は3大栄養素の1つ。
タンパク質は、骨や筋肉をつくるために必要な最重要の栄養素です。
私たちの体の20%は、タンパク質でできています。
ビルの建築に例えると、タンパク質は「鉄筋」です。
大きなビルをつくるには鉄筋が重要であるように、骨をつくるためにタンパク質が必須です。
意外と知られていませんが、骨の35%はタンパク質でできており、骨の成長にも欠かせません。
タンパク質には、成長ホルモンの分泌を促す作用もあります。
思春期は、発達段階のため、成人以上に多くのタンパク質が必要です。
成人男性60キロの場合「1日60グラム」が目安ですが、思春期の子どもの場合「1日80グラム」が一般的な目安とされています。
タンパク質が豊富な食品を、意識して食卓に取り入れましょう。
骨の65%はカルシウムでできていることから、骨の成長にカルシウムは欠かせません。
ビルの建築に例えると、カルシウムは「コンクリート」です。
成人の場合「1日に600ミリグラム」が適量ですが、思春期の子どもの場合「1日に1000ミリグラム」が目安です。
カルシウムは、不足しがちな栄養素であるため、意識をして摂取する必要があります。
カルシウムを多く含む食品を意識的に選ぶようにしましょう。
マグネシウムは、カルシウムの定着を促す働きがあります。
大切なのは、カルシウムとマグネシウムのバランスです。
カルシウムとマグネシウムの割合が「2対1」になったとき、最も効果的に働きます。
カルシウムだけに偏らず、カルシウムと一緒にマグネシウムも摂取するようにしましょう。
ビタミンDも、マグネシウムと同様、骨の成長に欠かせない栄養素です。
カルシウムの吸収率を高め、骨への沈着を促す効果があります。
ビタミンDは「食事+日光浴」が重要です。
ビタミンDは、日光に当たることで、体内で合成される特徴があります。
食事でも積極的に摂取しつつ、日光浴も心がけていきましょう。
亜鉛は、タンパク質の合成や新しい細胞を生み出すのに欠かせない栄養素です。
成長ホルモンが合成・分泌されるときに働く酵素を活性化します。
体内では合成できないため、外部から摂取する必要があります。
亜鉛は不足しがちな栄養素です。
亜鉛は、汗をかくと排出されやすいため、入浴や運動でたくさん汗をかいたときは、十分補うことが必要です。
食事だけで補えない場合は、サプリメントを活用すると良いでしょう。
ただし、過剰摂取には注意をしてください。