教育やしつけの一環として、親は子どもを叩きそうになるときがあります。
平手で叩く。
握り拳で殴る。
足でける。
言うことを聞かないときには、痛みでわからせようと思います。
いくら教育やしつけとはいえ、こうした暴力は絶対にNGです。
子どもには、インパクトがありすぎます。
脳が未発達の状態で頭を叩くなんて、もってのほか。
いくら教育とはいえ、体罰はよくありません。
子どもには強い恐怖を感じるだけでなく、小さな頭を強く叩かれるのはとても危険です。
大人にとって弱い力でも、子どもには強い力に感じます。
では、子どもを叩きそうになったとき、どうすればいいのでしょうか。
1つアドバイスがあります。
子どもの手を優しく握り締めましょう。
もちろん強すぎないように注意です。
ほんの少し握手に力を入れるくらいでいい。
初対面の人と、感情を込めて握手をするようなイメージです。
少し圧迫感のある握り方で「これはよくないことですよ」というメッセージを子どもへ伝えます。
この方法なら、子どもへのインパクトはありません。
けがを負うこともないので安心ですね。
スキンシップを通して、気持ちを伝えることができるのです。