「子どもに生きる力を身につけさせたい」
親は、子どもを健全に成長させ、自立を促したいと願うでしょう。
子どもと比べれば、親ははるかに年上です。
1980年代に初期のゲーム機が登場して以来、短い間に劇的な進化を遂げました。
現代のゲーム機は、昔に比べれば、高品質でハイレベルです。
ビジュアルは美しくなり、現実と見違えてしまうほどの映像です。
子どもに自信をつけさせるためには、やはり子どもが自信をつけるような成功を経験させるのが一番です。
親が子どもに「できる。大丈夫」と励ますことで、湧き上がる自信もあります。
私の場合、親からの力強い言葉で励まされ、勇気をもらった経験が数多くあります。
ときどき読者のかたから「次から次へとよく書くネタが出てきますね」と言われることがあります。
実は、私も「よくこれだけ書くよな」と思っています。
次から次へとネタが出てくるのは、私にとっても不思議な感じです。
私が子どものころ、野生的な野外キャンプを体験したことがありました。
愛媛の山奥に「愛媛森林公園」という野外キャンプ専用の施設があります。
近所の人との企画で話が勝手に進み、親からは「面白いよ」と言われたので、ぜひ参加することにしました。
「ゲームをして遊ぶ」
突然ですが、この言葉を聞いて、あなたは最初に何を想像しましたか。
ゲームといえば、テレビやパソコンなどのスクリーンに向かってするゲームを想像する人が多いのではないでしょうか。
私が小学生だったある日のこと、祖父に「めんこ」を教えてもらったことがあります。
めんこという遊びは、1980年代、すでに大変古臭い遊びで、私は経験したことがありませんでした。
「知らない」と答える私に「じゃあ、教えてやろう」と祖父がめんこを作って、遊び方を教えてくれました。
外遊びは、子どもの成長にいいというお話をしました。
これは人種を越えて、世界のどこでも同じです。
特に日本の場合は、世界の中でも外遊びをすると、他の国以上に「いいこと」があります。
22歳のとき、ニューヨーク・マンハッタンへ一人旅行をしたことがあります。
ニューヨーク・マンハッタンといえば、世界でも有数の超大都会です。
現地に到着して、大きなビルが立ち並んでいるというイメージは想像どおりでした。
「田舎は何もなくて、静かすぎる」
そういう話をよく耳にします。
しかし、本当にそうでしょうか。
愛媛県に「愛媛森林公園」という自然いっぱいの公園もあります。
キャンプ施設として楽しむことができるのですが、なんと言っても有名なのがアスレチックコース。
山の頂上に向かう山道は、単なる山道ではありません。
私が小学生のころ、実家では雑種犬を1匹飼っていました。
犬を飼っていると、散歩が日課になります。
日によっては、家族のみんなで散歩に出かけることもしばしばありました。
実家は、兼業農家をやっていました。
兼業農家とは、農業以外の仕事にも従事して収入を得ている農家のことをいいます。
農業をメインとする「第1種兼業農家」と、農業をサブとする「第2種兼業農家」との2種類があります。
「スポーツ」と言えば、どのような印象がありますか。
一般的には「体を動かす」というイメージが強いことでしょう。
ジョギングで汗を流したり、チームのメンバーに大声を出して指示を出したりなど、見た目からの印象は強いはずです。
スポーツは、体にいいだけでなく、脳の健康にも有効です。
体を動かすことで、血液の循環が活発化され、脳の働きもよくなります。
特に効果が強いのは「個人競技」より「団体競技」です。
外で遊んでいると、自然と汚い物に触れる機会も増えます。
子どもが外で遊ぶと言えば、やはり公園で遊ぶことが多くなるでしょう。
公園にある遊具と言えば、鉄棒・滑り台・ジャングルジムなどがあります。
インターネットやゲームが進化したため、部屋の中で何でもできるようになりました。
部屋の中とはいえ、パソコンとインターネットがあれば、もはや「何でもできる」と言っても過言ではありません。
インターネットで世界中の情報を検索できたり、地球の裏側にいる人とゲームをしたり、買い物やテレビや映画を見たりもできます。
テレビは、便利な道具です。
何が便利なのかというと、移動せずとも、1つのスクリーンからさまざまな情報を音と映像を伴って見ることができるからです。
テレビをぼうっと眺めるだけで、次々と世間のさまざまな風景を目にできます。
2010年は、これまでの常識を覆すテレビが登場しました。
3Dの映像を映し出すテレビの登場です。
従来のテレビといえば、平面に映し出された映像を見る形態が中心でした。
部屋の中にいると、自然とエアコンに頼ってしまいます。
便利な道具があると、欲しくなるのが人間です。
エアコンがあれば、暑い夏も寒い冬も一定の温度に保つことができるようになります。
国語での読解力は、想像する力にも比例します。
文章を読んだとき、情景を鮮明に想像できる人のほうが、文章題に対して有利に働くのはいうまでもありません。
では、その想像する力とは、いつ、どう育まれるのか。
日本は、学歴社会です。
最近では崩れつつありますが、やはり就職の際、高学歴が有利に働くという現実は確実にあります。
学歴が重視されるというのは、まだ根強く残っています。
外は、人の成長になくてはならない大切な刺激がいっぱいです。
では、生まれたばかりの赤ちゃんにいきなり外遊びさせればいいのかというと、そうではありません。
早すぎると、外は危険すぎます。
外遊びをし始めるようになると、あらゆるものが気になって仕方ありません。
川の中の魚を捕まえようとしたり、畑の中で虫を捕まえたりしていると、着ている服はすぐ汚れます。
まさに「泥んこ」です。
私の実家の近くには、神社があります。
歩いて1分の近場です。
その神社には、ブランコ・鉄棒・滑り台など、遊具がありました。
私は以前、フィットネスクラブでウォーキングマシンを使っていた時期があります。
たまたま家から5分のところに5階立ての大型フィットネスクラブができました。
最新のトレーニングマシンに、プール・ダンスフロア、しかもお風呂とサウナまで付いています。
私が小学生のころは、遊びに門限がありました。
夕方の6時ごろです。
6時を過ぎると、親からひどく叱られるので、いつも時間を気にしながら遊んでいました。
あなたは旅行がお好きですか。
おそらくこれまで何度か旅行を経験したことがあるでしょう。
私も旅行が大好きです。
子どもが外で遊ぶときに、常に付きまとう問題は「迷子」です。
1人で外に遊びに行けば、つい遠くまで行きすぎてしまい、うっかり道に迷うこともあるでしょう。
では、友人と一緒なら安全でしょうか。
子どもは潜在的に「遠くへ行ってみよう」という気持ちがあります。
遠くへ行かないと、子どもはいつまでも行動範囲を広げられず、成長ができません。
遠くへ行くと、新しい物が見られ、自分の世界観を広げられます。