公開日:2010年6月27日
執筆者:水口貴博

子どもの「外遊び」のすすめ

  • 外遊びには、
    子どもが生きる力に必要な要素がすべて備わっている。
子どもの「外遊び」のすすめ

外遊びには、子どもが生きる力に必要な要素がすべて備わっている。

「子どもに生きる力を身につけさせたい」
親は、子どもを健全に成長させ、自立を促したいと願うでしょう。
子どもと比べれば、親ははるかに年上です。

家の中のゲームだけでは、生きる力を身につけられない。

1980年代に初期のゲーム機が登場して以来、短い間に劇的な進化を遂げました。
現代のゲーム機は、昔に比べれば、高品質でハイレベルです。
ビジュアルは美しくなり、現実と見違えてしまうほどの映像です。

自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。

子どもに自信をつけさせるためには、やはり子どもが自信をつけるような成功を経験させるのが一番です。
親が子どもに「できる。大丈夫」と励ますことで、湧き上がる自信もあります。
私の場合、親からの力強い言葉で励まされ、勇気をもらった経験が数多くあります。

とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。

ときどき読者のかたから「次から次へとよく書くネタが出てきますね」と言われることがあります。
実は、私も「よくこれだけ書くよな」と思っています。
次から次へとネタが出てくるのは、私にとっても不思議な感じです。

現代は豊かだ。
それをわからせるには、野外キャンプの体験が一番。

私が子どものころ、野生的な野外キャンプを体験したことがありました。
愛媛の山奥に「愛媛森林公園」という野外キャンプ専用の施設があります。
近所の人との企画で話が勝手に進み、親からは「面白いよ」と言われたので、ぜひ参加することにしました。

進んだ現代社会だからこそ、昔の遊びを教える価値がある。

「ゲームをして遊ぶ」
突然ですが、この言葉を聞いて、あなたは最初に何を想像しましたか。
ゲームといえば、テレビやパソコンなどのスクリーンに向かってするゲームを想像する人が多いのではないでしょうか。

力任せでは勝てない昔のゲームでは、慣れた大人ほど有利になれる。

私が小学生だったある日のこと、祖父に「めんこ」を教えてもらったことがあります。
めんこという遊びは、1980年代、すでに大変古臭い遊びで、私は経験したことがありませんでした。
「知らない」と答える私に「じゃあ、教えてやろう」と祖父がめんこを作って、遊び方を教えてくれました。

四季のある日本だからこそ、特に外遊びはおすすめ。

外遊びは、子どもの成長にいいというお話をしました。
これは人種を越えて、世界のどこでも同じです。
特に日本の場合は、世界の中でも外遊びをすると、他の国以上に「いいこと」があります。

なぜ大都会ほど、大自然があるのか。

22歳のとき、ニューヨーク・マンハッタンへ一人旅行をしたことがあります。
ニューヨーク・マンハッタンといえば、世界でも有数の超大都会です。
現地に到着して、大きなビルが立ち並んでいるというイメージは想像どおりでした。

自然の音を聞くと、子どもは強く育つ。

「田舎は何もなくて、静かすぎる」
そういう話をよく耳にします。
しかし、本当にそうでしょうか。

旅行が難しいなら、せめて日帰りのピクニックくらいならできるはず。

愛媛県に「愛媛森林公園」という自然いっぱいの公園もあります。
キャンプ施設として楽しむことができるのですが、なんと言っても有名なのがアスレチックコース。
山の頂上に向かう山道は、単なる山道ではありません。

犬と散歩しているときに、口喧嘩は起こらない。

私が小学生のころ、実家では雑種犬を1匹飼っていました。
犬を飼っていると、散歩が日課になります。
日によっては、家族のみんなで散歩に出かけることもしばしばありました。

畑仕事を手伝わせると、不思議と味覚が研ぎ澄まされる。

実家は、兼業農家をやっていました。
兼業農家とは、農業以外の仕事にも従事して収入を得ている農家のことをいいます。
農業をメインとする「第1種兼業農家」と、農業をサブとする「第2種兼業農家」との2種類があります。

スポーツは、体の運動だけではない。
脳の運動でもあった!

「スポーツ」と言えば、どのような印象がありますか。
一般的には「体を動かす」というイメージが強いことでしょう。
ジョギングで汗を流したり、チームのメンバーに大声を出して指示を出したりなど、見た目からの印象は強いはずです。

団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。

スポーツは、体にいいだけでなく、脳の健康にも有効です。
体を動かすことで、血液の循環が活発化され、脳の働きもよくなります。
特に効果が強いのは「個人競技」より「団体競技」です。

免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。

外で遊んでいると、自然と汚い物に触れる機会も増えます。
子どもが外で遊ぶと言えば、やはり公園で遊ぶことが多くなるでしょう。
公園にある遊具と言えば、鉄棒・滑り台・ジャングルジムなどがあります。

部屋の中は、刺激が限定されやすい。

インターネットやゲームが進化したため、部屋の中で何でもできるようになりました。
部屋の中とはいえ、パソコンとインターネットがあれば、もはや「何でもできる」と言っても過言ではありません。
インターネットで世界中の情報を検索できたり、地球の裏側にいる人とゲームをしたり、買い物やテレビや映画を見たりもできます。

「スクリーンで見る立体」と「現実世界の立体」は、脳には似て非なるもの。

テレビは、便利な道具です。
何が便利なのかというと、移動せずとも、1つのスクリーンからさまざまな情報を音と映像を伴って見ることができるからです。
テレビをぼうっと眺めるだけで、次々と世間のさまざまな風景を目にできます。

どんなにテレビが進化しても、現実世界の刺激にはかなわない。

2010年は、これまでの常識を覆すテレビが登場しました。
3Dの映像を映し出すテレビの登場です。
従来のテレビといえば、平面に映し出された映像を見る形態が中心でした。

エアコンは、人の生活を便利にする。
しかし、頼りすぎると不便にする。

部屋の中にいると、自然とエアコンに頼ってしまいます。
便利な道具があると、欲しくなるのが人間です。
エアコンがあれば、暑い夏も寒い冬も一定の温度に保つことができるようになります。

国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。

国語での読解力は、想像する力にも比例します。
文章を読んだとき、情景を鮮明に想像できる人のほうが、文章題に対して有利に働くのはいうまでもありません。
では、その想像する力とは、いつ、どう育まれるのか。

体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。

日本は、学歴社会です。
最近では崩れつつありますが、やはり就職の際、高学歴が有利に働くという現実は確実にあります。
学歴が重視されるというのは、まだ根強く残っています。

立って歩けるようになれば、外遊びをしてもいい時期。

外は、人の成長になくてはならない大切な刺激がいっぱいです。
では、生まれたばかりの赤ちゃんにいきなり外遊びさせればいいのかというと、そうではありません。
早すぎると、外は危険すぎます。

子どもが泥んこになって帰ってくるのは、一生懸命に外で遊んで帰ってきた証拠。

外遊びをし始めるようになると、あらゆるものが気になって仕方ありません。
川の中の魚を捕まえようとしたり、畑の中で虫を捕まえたりしていると、着ている服はすぐ汚れます。
まさに「泥んこ」です。

真っ暗闇だからこそ、あらゆる怪物をイメージさせられる。

私の実家の近くには、神社があります。
歩いて1分の近場です。
その神社には、ブランコ・鉄棒・滑り台など、遊具がありました。

なぜ、ウォーキングマシンは、続きにくいのか。

私は以前、フィットネスクラブでウォーキングマシンを使っていた時期があります。
たまたま家から5分のところに5階立ての大型フィットネスクラブができました。
最新のトレーニングマシンに、プール・ダンスフロア、しかもお風呂とサウナまで付いています。

門限があるから、遊びの密度が濃くなる。

私が小学生のころは、遊びに門限がありました。
夕方の6時ごろです。
6時を過ぎると、親からひどく叱られるので、いつも時間を気にしながら遊んでいました。

私たちには「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心と冒険心が眠っている。

あなたは旅行がお好きですか。
おそらくこれまで何度か旅行を経験したことがあるでしょう。
私も旅行が大好きです。

子どもの持ち物に名前さえ書いておけば、迷子になっても怖くない。

子どもが外で遊ぶときに、常に付きまとう問題は「迷子」です。
1人で外に遊びに行けば、つい遠くまで行きすぎてしまい、うっかり道に迷うこともあるでしょう。
では、友人と一緒なら安全でしょうか。

成長のために「遠くへ行ってみたい」と思う子ども。
安全のために「遠くへ行くな」という親。
この矛盾が問題だ。

子どもは潜在的に「遠くへ行ってみよう」という気持ちがあります。
遠くへ行かないと、子どもはいつまでも行動範囲を広げられず、成長ができません。
遠くへ行くと、新しい物が見られ、自分の世界観を広げられます。

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