「好きな科目は、何ですか」
「大学ではどんなことを学びましたか」
「専攻科目について詳しく説明してください」
「ゼミに出席していれば、活動内容を教えてください」
学業について質問する面接官の意図は、仕事への姿勢の確認です。
学業に取り組む姿勢は、仕事に取り組む姿勢に通じるところがあります。
どちらも「本業に取り組む」という点では同じだからです。
もちろん社会では、学生時代とは違う厳しい現実もたくさんあります。
給与が発生したり、難しい人間関係があったり、重い責任を背負ったりなどです。
しかし、本業に取り組む姿勢は、やはり仕事における基本中の基本。
学業に取り組む姿勢を尋ねることで、応募者の入社後の働きぶりを想像しやすくなります。
したがって、答えるときは、積極的に取り組んだ様子が伝わるように心がけましょう。
アルバイトより学業を優先したこと。
授業には遅刻をせず、欠かさず出席したこと。
難しい課題は、自分で調べて克服したこと。
都合の悪い話があれば、あえて話さない配慮も必要です。
もし、ゼミ活動をしているなら、ぜひ紹介しましょう。
ゼミ活動は、高く評価されやすい傾向があるため、面接官の心証もよくなります。
立派な活動に絞って紹介するのも、常識の範囲なら、可能です。
学生生活を振り返り、積極的に学業に取り組んだ様子が伝わるように紹介しましょう。