自己分析の質問は、数多く存在します。
「10年後、どんな生活を送りたいのか」「今まで一番楽しかった出来事」など、さまざまな質問があります。
なかでも、これだけは必ず押さえたい、自己分析の基本になる質問が、3つあります。
「性格」「好き・嫌い」「得意・不得意」です。
あなたは、どんな性格でしょうか。
自分の過去を振り返り、自分の性格に気づきましょう。
過去の自分の行動を手がかりに、自分の性格を恥ずかしがらずに書き出してください。
「○○のときは几帳面。○○のときは大雑把」という、条件付きの書き方でもOKです。
好きなことと嫌いなことを、はっきりさせましょう。
何をしているとき、楽しく感じるか。
何をしているとき、つまらなく感じるか。
自分の好き嫌いを書くのは恥ずかしく思うかもしれませんが、人生を左右する大事な部分です。
正直に、ありのまま書きましょう。
好き・嫌いと似ていますが、違います。
簡単に言えば、相性です。
自分の好みとは関係なく、最初から相性がよいこともあれば、悪いこともあるでしょう。
好きなことが、得意とは限りません。
歴史は、好きであるにもかかわらず、理解が遅く、成績も悪いかもしれません。
嫌いだから不得意とも限りません。
数学は、好きではないにもかかわらず、理解が早く、成績もいいのかもしれません。
好き・嫌いという感情は抜きにして、現実として、自分の得意・不得意を書き出してみましょう。