卒業論文とは何か。
卒業論文とは、大学を卒業するにあたり、学生が特に研究した問題について提出する論文です。
卒業論文は、まさしく学生生活の最後の難関。
1冊の本ができるほど、膨大な文章量を書かなければいけないことで有名です。
面接官が卒業論文について尋ねる理由は、学業への取り組み方を確かめるためです。
テーマを選んだ理由も大切ですが、それ以上に、学業への熱意を見ています。
さて、卒業論文のテーマを聞かれたときは、ありのまま答えればいいと思いますが、そう単純ではありません。
卒業論文のテーマは、専門的な内容が目立ちます。
普通に説明したのでは、自分は理解できても、面接官には理解が難しいでしょう。
専門的な内容には要注意。
自分でも気づかないうちに専門用語を使って話しやすいため、注意が必要です。
大切なことは、簡潔にわかりやすく説明する配慮です。
専門用語を使わなくても、簡潔にわかりやすく説明できるよう、あらかじめ準備しておきましょう。
専門用語を使わずに伝えるのは、簡単に思えても、意外に難しいはずです。
言葉を言い換えたり、例えを使ったりなど、しっかりした準備が必要です。
たとえば、家族に説明して、きちんと理解できるか確認してもらうといいでしょう。
詳しく知らない人でも理解できる説明の仕方なら、本番でも安心です。
卒業論文のテーマが決まっていない場合もあるでしょう。
正直に答えるとはいえ「まだ決まっていません」と答えるだけでは少し寂しいところです。
せめて、興味関心や展望くらいだけでも述べたほうが好印象です。
卒業論文のテーマは、まだ正式に決まっておりません。
ただ現在のところ、専攻科目で○○について研究しているため、○○に興味関心があります。
卒業論文のテーマを正式に決める際は、その点を参考にして考えるつもりです。